ミスビアンカ(牝・高橋忠)父ロードカナロア 母シャトーブランシュ
・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン15秒
厩舎長「こちらで進めている分には自分から走るのを止めようとするところもなく、坂路では前向きに駆け上がっています。引き続き坂路でハロン15秒のペースで登坂していますが、素軽い動きで反応も良く調子は良いですよ。このまま問題なければ来週の検疫で帰厩させる方向で高橋忠師と話し合っていますので、移動に備えて態勢を整えておきます。馬体重は499キロです」(12/4近況)
・在厩場所:9日に栗東トレセンへ帰厩
・次走予定:12月19日の中京・ダ1400m(若手)・荻野極J
高橋忠師「放牧に出した後はすぐ乗り運動を開始していたようですし、その後も順調に進められていたようなので、9日の検疫でトレセンに戻しました。これまでレースに向かうまで時間を掛けて仕上げてきましたが、精神的なところからなのか、競馬に向かうと最後まで気持ちが続かないようなので、今回はサッと仕上げてフレッシュな状態のままレースに臨んでみたいと考えています。12月19日に中京・ダ1400m(若手騎手)の番組があり、未勝利で勝ち上がった同条件でもありますので、そこでどれだけ良い走りを見せてくれるか試してみることにしました。その時に騎乗してもらった荻野極騎手に乗ってもらうことになったので、以前とどう違うのか感触を聞いてみたいと思います」(12/9近況)
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4日の更新では今週中の帰厩が示唆されていたミスビアンカは9日の検疫で栗東・高橋義忠厩舎へ。牧場では気の悪さを見せず、坂路では前向きに登坂。大敗からの立て直しが出来た感触はあるのですが、トレセンや競馬へ行くと苦しいことが思い起こされるのでしょう。能力の高い1頭だと思うのですが、2戦連続で自分から止めてしまっての大敗は悩ましい限りです。
そこで今回はまず厩舎での滞在時間を短くすることを選択。早速、来週の競馬を予定していて、初勝利の舞台を選んできました。そして鞍上もその時と同じく荻野極J。ミスビアンカには初心に戻ってもらい、最後までしっかり脚を伸ばして欲しいです。レースで走ることがまた好きになってくれることを只々願うばかりです。