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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

週末(10/15・16)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ミスビアンカ

土曜東京10R 白秋S(芝1400m)7着(12番人気) 坂井瑠J

まずまずのスタートから果敢に先手を主張して行きます。セーフティーリードを保ちながら直線へ向き、そのまま粘り込みを図るもゴール手前で交わされ、勝ち馬からコンマ3秒差の7着でゴールしています。

高橋義忠調教師「この中間は心身ともにフレッシュさが窺えましたし、東京競馬場までの輸送で極端に体重が減らなければ良い状態でレースに臨めると考えていました。前走から14キロ増えていたものの、決して太く映ることなく馬体の張り・艶共に良かったですし、こちらが思い描いていた以上に良い雰囲気で競馬に向かうことが出来ました。この馬の良さを活かすのであれば、変に小細工はせずに自分の競馬に徹するのが良いと思いますし、ジョッキーも追い切りの感触から同様の考えでしたから、ハナにこだわるレースをしてもらいました。理想通りの形で直線に向くことが出来ましたし、最後の最後で交わされてしまいましたが、この馬の力は出し切ってくれたと思います。坂井瑠星騎手は『ハナにこだわって主張して行きましたが、直線に向いてからも手応えは悪くなかったです。そのまま粘り込んでもらいたかったですが、交わされたところで脚が上がってしまいました』とコメントしていました。欲を言えば掲示板は確保して欲しかったものの、ここ最近の中では良い内容でしたし、悲観するものではないと思います。フレッシュな状態であれば、これだけの走りを見せてくれるのですから、次走も同じような雰囲気で臨めるよう牧場サイドと連携を取っていきたいと思います。この後は無理せず牧場へ戻し、状態を確認しつつ次走の予定について検討させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:19日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

高橋忠師「先週の競馬では、こちらが考えていた通りの形で運ぶことが出来ましたし、ミスビアンカなりに力を出し切ってくれたと思います。東京競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて目立ったダメージはなく、体調も問題ありませんでした。優先出走権を獲っていれば、このまま続戦させても良かったのですが、それが叶わず節を空けないと確実に狙って使うのは難しい状況ですので、一旦牧場へ戻させていただきました。すぐ立ち上げることが出来るようなら、年内もう1走させたい気持ちがあるので、牧場で状態を確認しながら検討していく方針です」(10/19近況)

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain ヴェルトハイム

2022.10.17
10月16日(日)阪神10R・西宮S・混合・芝1800mに和田竜Jで出走。9頭立て7番人気で8枠9番からスローペースの道中を9、9、8番手と進み、4コーナーでは内を通って1秒2差の8着でした。馬場は良。タイム1分45秒5、上がり34秒0。馬体重は12キロ増加の482キロでした。

○友道調教師 「『追い切りの時とは異なり、ずっと左へ行きたがっていた』とジョッキーが振り返る通り、チグハグな走りで精彩を欠きました。『そのような部分も考慮し、外へ壁を作る為に敢えて直線は内を選んだ』とも。原因は不明ながら、精神的な難しさを覗かせたのかも知れません。ひとまずはトレセンで脚元等をチェック。今後については白紙です」

☆★情報は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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2022.10.19
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行い、11月13日(日)東京・ユートピアS・混合・牝馬限定・芝1800mに津村騎手で予定しています。

○友道調教師 「レースの後も大きな問題は無し。10月20日(木)より跨り始めます。ヨレた方向も考慮し、次は左回りのユートピアSへ。エリザベス女王杯(G1)と福島記念(G3)の裏開催で上位ジョッキーの多くは不在なだけに、早目に津村騎手を確保しておきました」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain イルデレーヴ

日曜東京12R 鷹巣山特別(芝1600m)17着(16番人気) 北村友J

まずまずのスタートを切ると、道中は好位のすぐ後ろに付けます。そのままのポジションで勝負どころを回りますが、直線では脚を伸ばすことが出来ず、後方で流れ込んでいます。

池添学調教師「ゲートに入るとエキサイトして後ろ扉をボコボコと蹴り上げて、他馬にも迷惑を掛ける格好になってしまいました。ただ、先入れで散々蹴った後にスタートが切られる形となったため、遅れずにゲートを出ることになりました。当初はゆっくりとスタートを切って、道中は後ろから脚を溜めて直線でどれだけ末脚を伸ばしてくるかという競馬を想定していたのですが、思ったよりもポンとゲートを出て流れに乗って行く格好となり、友一(北村友一騎手)も無理に抑えて喧嘩しても良くないと思ったので、考えていたよりも前目のポジションでレースを進めることになってしまいました。道中は気分良く走る形となったこともあり、直線では脚を伸ばすことが出来ませんでしたし、スタートを想定以上に出てしまった分はあるものの、今日の走りだけを見るとこの距離は長かったように思います。また、フットワークは硬めで、今日の様なパンパンの馬場だと余計に辛い部分もあったのだと思いますし、スパッと切れる脚を使えないことを考えると、まだダートの方が良いのかもしれません。優先出走権を獲れませんでしたし、この後は一旦放牧に出してリフレッシュさせる方向で考えています」(レース結果)

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・在厩場所:19日に滋賀県・島上牧場へ放牧

池添学師「芝のマイル戦で上手く脚を溜める競馬が出来ればと考えていましたが、スタートが決まり過ぎてしまい、最後まで思うようなレースが出来なかったことが悔やまれます。ただ、北村友一騎手の話では、『芝の走り自体は悪くないものの、フットワークや身のこなしから、芝のマイルという感じではなく、もう少し距離は短い方が良いかもしれません』とのことでした。元々フットワークは硬めな馬ですから、現状はダート主体に使っていく方が良いのかもしれませんが、芝を使うにしてもソフトな馬場を狙って使っていく方が良いでしょう。東京競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて目立ったダメージはなく、体調も問題ありませんでしたが、無理せず放牧に出させていただきました。一旦島上牧場に出していますが、馬房の調整が付き次第、NFしがらきへ移動させることになっています」(10/19近況)

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週末(10/15・16)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧ををまとめて。※府中牝馬Sに出走したクールキャットは別記事にて記載済。

3勝クラスに上がってから、荷が重い結果(二桁着順)が続いているミスビアンカ。ですので、今回は何とか1桁着順で終えて欲しいという個人的な目標を設定していました。

パドックに登場したミスビアンカは前走から+14キロでの出走。元々ひょろっと見せていた馬ですし、数字的にこれぐらいあっても不思議ではない造り。前走から少し間隔が空いてしまいましたが、上手に立て直すことが出来たと思いますし、厩舎でもイライラする面がマシになってきたのかなと思います。状態の良さはしっかり認識しました。

レースでは追い切りで感触を掴んでくれた坂井瑠Jが溜めても良くないという判断。ここは小細工なしに逃げの競馬を選択。ただ、スタートは内のモチベーションが速すぎ、外目の2番手からの競馬になるのかなと思ったら、初志貫徹でやや強引にハナへ。勢いをつけていった分、引っ掛かる形で後続を引き離した逃げになりましたが、実際のペースはそこまで速くなく、ノーマークの存在がプラスへ。直線を向いた時も余力を感じ、直線の坂を駆け上がった時は『粘れ!』と一瞬声が出ましたが、そこからの1ハロンが長かったです。ただ、交わされてからも辛抱出来ていましたし、勝ち馬とはコンマ3秒差の7着。こういう競馬が改めて合うことが証明できたので、今後もハナへ拘る競馬を続け、ミスビアンカにも今回の競馬スタイルに慣れいき、マスターして欲しいです。

ヴェルトハイムは自己条件からの再出発。ただ、3勝クラスのレースは2走前に経験し、牝馬限定戦で4着と人気を裏切る結果に。また、前走のマーメイドSは高速馬場で良いところなく敗れたので、ヴェルトハイムの将来性を占い意味でも、今回はちょっと大事なレースになってくるのかなと見ていました。

休み明けでプラス12キロでの出走となりましたが、ミスビアンカ同様に馬格からすればこれぐらい馬体重があって当然ですし、仕上がりは良く見えました。あとは秋華賞へ出れなかった3歳牝馬に先輩面を吹かしてもらいたかったのですが…。

レースは末脚勝負に徹する方針から最後方からの競馬。課題の折り合いは大丈夫だったかと思います、少しフラフラした感じ。レース後の和田竜Jのコメントでは、『ずっも左へ行きたがっていた』とのこと。何がそうさせたのかは不明も、重賞での大敗が尾を引いているのかな? また、左へ行かないように和田竜Jはラチ沿いを選択しましたが、直線では内で、もがき苦しむだけ。上がり33秒台の脚は使える馬なので、原因不明で伸びあぐねたということでしょう。和田竜Jには母ワイルドココの難しさを短期間で2度経験させてしまいました。

レース後のヴェルトハイムですが、全力を出し切っていない分もあり、元気一杯。今後は在厩調整を続け、左回りのレースを選択。舞台が替わってヴェルトハイムの嫌な感触が払拭されれば良いのですが…。次走は再度牝馬限定ですし、何とか浮上の兆しを掴んでもらわないと。陣営には何とか結果が出るよう、準備を怠らないようにお願いします。

イルデレーヴは1600mへ距離を延ばし、追走が楽になることでのプラス面に期待したのですが、C.ホー騎手の進言は信ぴょう性がどうかな?という感じでしたし、芝では善戦の域まで到達するレースはなし。個人的には距離を延ばすなら、ダートで末脚勝負に徹することが面白いのかなと見ています。

また、イルデレーヴによって今回は関東圏への初めての長距離輸送。まずは馬体減なくパドックに出てきて欲しいと見ていましたが、前走からマイナス2キロ。動じることなくレースへ臨めたのはホッとしました。ただ、抜けた馬はいないも、粒の揃ったメンバー構成でフルゲート18頭。枠は良いところへ入ることが出来たも、苦戦は免れないのは十分理解し、レースを見守りました。

スタートは反応良く出てくれ、内目で行きたがるを宥めつつの追走。折り合いはマズマズついていたと思いますが、イメージとすればもう少しじっくり構えて欲しかったかなという印象。直線を向いた時は案外余裕があるのかなとも思ったのですが、いざ仕掛けてから全く動けず。ギアが上がることはなかったですし、早々にジリジリと後退していくのみ。距離も長かったかもしれませんし、気分良く行き過ぎたのかな? 芝でのスピード決着ではやはり到底歯が立ちません。

レース後の北村友Jのコメントを見ると、芝自体はこなせそうも、ピッチの利いた走りと気性から短いところ向き。池添学師のコメントからはダートへ戻すことになりそうです。結果を残せなかった芝挑戦ですが、ダートへ戻した時に何か好循環を生んでくれれば良いのですが…。現在は栗東のすぐ近くにある島上牧場へ移動済。NFしがらきの馬房の都合が付き次第、再移動となるのでしょう。時計の掛かるダートは合っていると思うので、年内にもう1~2戦できるように準備を進めておいて欲しいです。