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最後の直線ではワンパンチ欲しかったも、初出走で馬群の内目を追走する形になっても戸惑う素振りはさほどなし。そして最後まで渋太さを発揮して5着を死守できたのは大きい。使った上積みが見込める次走では勝ち負けの争いを。★レッドブレンナー

f:id:ytitle= レッドブレンナー(牡・安田隆)父ロードカナロア 母ジェイム

2022.04.30
4月30日レース後コメント(5着)

安田隆行調教師「スッと出して、そこからは周りを見ながらリズム重視の追走。事前に打ち合わせた通りの現状に見合った競馬をしてくれました。最後まで頑張り抜いて初出走としては上々の内容だったと思います。レース後に斎藤新騎手は『結果については申し訳なく思っているが、イメージ通りの競馬ができたと思う。今日のような、重くしぶい馬場でもうまくバランスを取りながら走っていて、軽い馬場よりむしろ合っているように感じた。今日の走りからブレンナーに対する期待度は変わらないどころかアップした』と話していました。今回は初戦で余裕残しだったこともありますが、芝でのトップスピード比べになると分が悪いようですし、調教や今日のレースを見てもどちらかというとワンペースでもあるので、もしかしたらダートの方が合っているのかもしれません。もう5月になるところであまり時間もないので、早めに勝ち上がるためのベストな条件はどこなのかよく検討したうえで次走を決めたいと考えていますが、5着に残って次走の優先権は確保できたので、状態さえ問題なければこのまま厩舎に置いて調整を続けるつもり。一度使って体もシャキッとしてくるでしょうから、次はプラスアルファがあるはずですよ」

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【次走へのメモ】

毛ヅヤは良化余地を残す。既走馬相手も発馬は互角。中団のインを追走。上位には離されたが、直線も反応は見せており、初戦とすれば及第点。使って変わるかも。(B誌)

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2022.05.05
栗東安田隆行厩舎
本日はプールで調整しました。

安田隆調教師「今朝(木)は引き運動をおこなってからプールで調整しました。傷んだところはなく、うるさいくらいに元気だということで、明日(金)乗り出すことにしました。馬体重は474キロで前走時と同じですが、一度使って引き締まったように映ります。予想通りですね。現状からあまり間隔を空ける必要はなさそうですし、暑さが苦手なロードカナロア産駒でもあるので、気温が大きく上昇する前に出走してキッチリ決めておきたいところ。現時点では中1週での競馬を考えています」

※5月14日(土)新潟3R・3歳未勝利(ダ1200m)を斎藤新騎手で予定。

2022.05.04
栗東安田隆行厩舎
本日は引き運動をおこないました。

安田隆調教師「レース後は引き運動のみにとどめていて、まだ乗っていないので何とも言えない部分はありますが、普段の様子を見る限りでは大きなダメージはなさそうです。今のところ明日(木)には乗り出す予定で、乗ってみて問題がなければもちろん続戦するつもり。次走は中1週か2週での競馬になると思いますが、どちらかといえばパワータイプでワンペースでもあるので、ジョッキーやスタッフとも話し合ったうえでダートを使うことにしました。新潟のダ1200mで初勝利を狙います」

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脚元の怪我やトモの緩さが目立ったことでデビューが遅れてしまったレッドブレンナー。気の悪さを抱えているイメージを持っているので、初めての実戦ではイレ込んだりして力を発揮できないことを想定していましたが、パドックに登場したブレンナーは気配は目立たなかったも、淡々と周回。馬体は太目感なく仕上がっていたと思います。返し馬でも戸惑っている感じはしませんでした。

レースはマズマズのスタートからスッと二の脚が付いて前へ。初出走なので揉まれるのを嫌い、ハナまで行くのかなと見ていたら、他馬の動向を見てスッと控える形。本当はその位置で我慢して流れに乗って欲しかったのですが、少しゴチャ付くところがあったのか、ズルッと下がってしまったのは勿体なかったです。そして道中は内のやや馬場の悪いところを通らされ、3角から4角に掛けてはやや行きっぷりが悪くなるも、ほんの少し外へ持ち出すと勢いは回復。直線を向くまでの手応え・脚色は十分残っていたと思います。

そして最後の直線では斎藤JのGOサインに反応。残り200mぐらいでは馬群から抜け出して3着争いに加わろうという勢いでしたが、そこからのワンパンチは利かず。それでも最後まで渋太さを発揮して5着を死守したのはかなり大きいこと。芝の短いところは優先権を逃すとかなり待たされるので5着と6着とでは雲泥の差ですから。

レース後のブレンナーですが、クタッとした感じはなく、逆に1度使ったことでシャキッとした印象。これなら間隔を空けずに使っていけるだろうということで、早速来週の新潟戦を予定。また、最終週の福島の馬場をさほど苦にしなかったこと+やや切れ味に欠く走りということから、次走ではダートを試すことに。騎手やスタッフからも合いそうということなので、1度使ったことにより状態アップ+慣れを見込んで、次走では勝ち負けの競馬へ持ち込んで欲しいところ。ただ、気の悪いところが表面化してこなければ良いのですが…。