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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

左前脚の疲れが取れないことから詳しく検査を行ったところ、浅屈腱炎の診断が下ってしまう。今後はNF空港へ戻して治療に専念することに…。★リアンティサージュ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain リアンティサージュ(牡・須貝)父オルフェーヴルローブティサージュ

・在厩場所:滋賀県ノーザンファームしがらき

しがらき担当者「先週こちらへ戻ってきましたが、脚元含めて状態を確認したところ、左前脚に疲れが感じられたので、先週いっぱいは軽めの調整でコンディションを整えていました。ただ、もう一つ疲れが取れないことから、獣医師に詳しく検査してもらったところ、屈腱に炎症の疑いがあるとのことでした。すぐに、須貝師にそのことを伝え、8日に栗東トレセンへ移動させて診療所で詳しく検査してもらったところ、浅屈腱炎の診断がおりました。症状としては軽度なものの、暫く治療に専念しないといけないことから、この後は北海道・ノーザンファーム空港に移動させる方向で須貝師と打ち合わせています」(7/8近況)

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牧場組は金曜日に近況が更新されますが、1日早い更新で嫌な予感がしたリアンティサージュ。NFしがらきへ移動後、馬体を改めてチェックしたところ、左前脚に疲れを感じるも、まずは軽めの調整で回復を促してきましたが、脚元はもうひとつスッキリせず。そこで獣医師に詳しく検査してもらったところで屈腱に炎症の疑いが…。栗東へ一旦戻し、診療所でもう1度検査を行ってもらったところ、浅屈腱炎の診断が下ってしまいました。症状は軽度ということですが、やはり1年以上の休養は余儀なくされるんでしょう。

前走は消化不良なレースに終わっただけに、この故障はダブルパンチを食らった感じで痛すぎますが、復帰できる日を目指して、着実に歩んでいくしかありません。 

7日にゲート試験に合格。繊細な気性に配慮し、ここで一旦疲れを取り除くことに。9日にNFしがらきへ放牧済。また、JRAの競走馬登録が完了しています。☆クラシックステップ


f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラシックステップ(牡・安田隆)父モーリス 母レッドジゼル

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:7日にゲート試験合格

安田隆行師「ゲート練習を開始してからここまで順調に進められていたことから、エーデルブルーメと一緒に試験を受けたところ、無事合格しました。この後はデビューに向けて進めていくことになりますが、馬房ではようやく落ち着いて過ごしてくれるようになったものの、環境の変化に対応するまで少し時間が掛かったことを考えると、一旦放牧に出してコンディションを整えてあげる方が良いでしょう。まずは心身ともにリフレッシュしてもらい、デビュー戦の予定につきましては、牧場で状態を確認しながら相談していきたいと考えています」(7/7近況)

助 手 7栗E良 14.4 ゲートなり

⇒⇒9日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。(9日・最新情報より)

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ゲート練習に関しても、繊細で落ち着きのないところを見せていたクラシックステップですが、丁寧に慣らしていくことで着実に進歩。そこで僚馬のエーデルブルーメと一緒に7日にゲート試験に挑戦したところ、無事合格することが出来ました。ゲート試験の時計から推測すると、速くはないも普通に出てくる感じでしょう。

まあ、これで競走馬としての第一関門をクリアできたクラシックステップですが、新しい環境に慣れるのにやはり一苦労し、見た目では分からないストレスを感じていると思われます。それ故、このタイミングで一旦NFしがらきへ放牧に出すのは賢明な判断。9日にNFしがらきへ放牧済です。

また、カシオンらと同様に1日付でJRAの競走馬登録が完了。晴れてJRAの一員に加わることが出来ましたが、名前負けしないような活躍を期待。走ることに対しては良いセンスを持ち合わせていると思うので、レース経験を積みながら良い方へ育っていってもらいたいです。

ロードなお馬さん(牝馬・牧場組)

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ヴィースバーデン

滋賀・グリーンウッドトレーニング在厩。ウォーキングマシン90分、ポリトラックコース・キャンター2500m(1ハロン20~22秒ペース)。

○当地スタッフ 「先週一杯はウォーキングマシンでの調整。競馬を終えて日が浅い状況も踏まえ、ひとまずは余裕を持たせました。7月5日(月)に軽く跨ったところ、コレと言って気に掛かる点は無し。大きなダメージも窺えず、進めて行けそうな印象です

f:id:yakifish:20200513050027g:plain シベール

千葉・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分。

○当地スタッフ 「7月2日(金)に到着し、先週一杯はウォーキングマシンで楽をさせました。レースを重ねてはいたものの、大きな疲労を感じさせる事も無く、いつも来た時と同じような具合。状態次第では近日中に騎乗トレーニングを始めるかも知れません」

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ヴェルトハイム

滋賀・グリーンウッドトレーニング在厩。ウォーキングマシン60分。

○当地スタッフ 「まだ競馬を終えて日が浅いのに加え、見た目にも幾らか疲れたような雰囲気。ひとまずは余裕を持たせています。遠からずに軽く跨り始める予定ながら、次走プランが示された状況とも違うので・・・。ボリュームアップを優先に据えましょう」

☆★情報は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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先月末に移動してきたヴィースバーデンですが、まずはウォーキングマシンのみの運動で馬体の回復を優先。感触を確かめる意味で跨ってみたところ、気になる点もなさそうなので、このまま帰厩へ向けて進めていけるでしょう。ただ、夏場の芝1400mは新潟のみなので、秋競馬からの再始動が有力になってくるんでしょう。

シベールはこの春、コンスタントに使うことが出来ましたが、休ませて気が緩んだ際に疲れがドッと出てしまうことを懸念しましたが、移動後は良い意味で変わりなし。まずは余裕を持たせた後、跨り出すタイミングを考えていってもらえればと思います。

厩舎は違えど、ヴェルトハイムは姉妹同じタイミングで滋賀・グリーンウッドへ放牧済。この3頭だと1番クタッとしているようですが、そこまで深刻に考える必要はなし。まずは馬体重をしっかり戻し切ることに専念してもらえればと思います。

体力不足な面は否めず、9日にNF天栄へ放牧。また、1日付でJRAの競走馬登録が完了しました。☆カシオン


f:id:yakifish:20200513045835g:plain カシオン(牡・古賀慎)父キズナ 母ウルトラブレンド

・在厩場所:美浦トレセン/9日に福島県・NF天栄へ放牧予定
・調教内容:7日に坂路コースで15-15

古賀慎師「その後は扉の開閉音を聞かせてみたところ、1度目はさすがに驚いていたものの、練習を重ねていけば慣れてくれましたし、反応良く出てくれるようになりました。ですので、2日にゲート試験を受けたところ、一発で合格しています。練習通り入りから発馬までまずまずスムーズでしたから、センスはありそうでしたよ。また、ここまでスクミを見せることなく順調に進められており、7日には坂路コースを15-15くらいで登坂しています。もっと楽な感じで動けるものだと思っていたのですが、現状は基礎体力が備わっていない感じで、牧場から聞いていた動きの良さは影を潜めています。ゲート練習で目に見えない心身の疲れが蓄積されてしまっていたのかもしれませんし、ここは一息入れた方が良さそうですから、週末にNF天栄へ放牧に出したいと思います」(7/7近況)

⇒⇒9日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(9日・最新情報より)

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入厩後、ゲート練習中心の日々を送ってきたカシオン。練習を兼ねて2日にゲート試験に挑戦したところ、無事1発で合格。最初、不慣れな面を覗かせても、繰り返していれば素直に受け入れてくれる学習能力はカシオンの1つ武器になっていってくれるでしょう。

ただ、その後、デビューへ向けて進めていけるかどうかを坂路で試してみたところ、一息だった様子。体力不足を改めて露呈し、NF天栄へ放牧に出して作り上げていくこととなりました。9日に放牧済です。

また、1日付の競走馬登録でカシオンという名で登録が完了。これでJRAの一員として己を磨いていくのみ。実力的に未知なところのある1頭ですが、マイルから2000mで力を発揮してくれる競走馬に育ってもらいたいです。 

【東サラ】2020産1歳馬・募集申込馬☆抽選結果

f:id:yakifish:20200825181938g:plain シックスイス20(第一希望)

⇒当選

f:id:yakifish:20200825181938g:plain リュズキナ20(一般)

⇒当選

f:id:yakifish:20200825181938g:plain ステレオグラム20(一般)

⇒落選

f:id:yakifish:20200825181938g:plain エクセラントカーヴ20(一般)

⇒当選

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一足先に満口にならなかったドライヴンスノー20への出資は決まっていましたが、9日に抽選結果のメールが届き、確認すると上記のような結果となりました。

正直なところ、リュズキナ20を出資することが出来るのは大きいと思いますし、ステレオグラム20はスターバレリーナの母系なので、この機会に出資してみたかったのですが、こちらも申込が伸びていた模様。仕方ありません。

これで東サラは牡・牝2頭の計4頭。バランス的にも良いところに収まってくれたなあと見ています。ご一緒の方はどうぞ宜しくお願い致します。

【出資理由】ドライヴンスノー20


f:id:yakifish:20200825181938g:plain ドライヴンスノー20(牡・萩原)父エピファネイア

【体重】421キロ【体高】154センチ【胸囲】172センチ 【管囲】21.0センチ

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前脚の造りはリスキーですが、重心が低く、滑らかな歩様が気に入ったドライヴンスノー20。体の使い方も上手そう。エピファネイア産駒に見られる我の強さからくる気難しさはなく、周りにあまり動じずに我が道を行く馬という印象です。走ることに気持ちが向かなければちょっと高い買い物になるかもしれませんが、半姉も良さそうですし、エピファネイア産駒はこれまで出資していないので、そろそろチャレンジする頃かなと思い、出資へと踏み切りました。

活躍の場はやはり芝2000m~芝2400mをイメージ。まずは育成が順調に進んでくれることを願っています。ご一緒の方、宜しくお願いします。

日曜日(7/11)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ルージュセリーズ

日曜福島4R 3歳未勝利(ダ1150m)5枠9番 木幡育J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:7日に南Wコースで時計

矢野師「7日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はルージュセリーズが追走して、直線で内に入れて脚を伸ばすと、最後は同入しています。道中の手応えには余裕があって良いものの、相変わらず直線では乗り手が促さないとギアが上がらず、反応は一息といった印象です。それでも、先週よりは上向いていますし、稽古を積むごとに順調に良化してきている感触を持つことは出来ています。ここまで時間を掛けて調整させていただいたことで、転厩初戦で掴み切れない部分はあるものの、悪くない仕上がりで送り出すことが出来そうです。調教の感じだと、直線で鋭い脚を使って追い込んでくるようなタイプには思えませんし、スタートを決めてある程度の位置で上手く流れに乗って進められればと思っています。鞍上は減量が利く木幡育也騎手で投票させていただいており、追い切りで悪い印象はなかったので、本番でもブリンカーを着用します」(7/8近況)

助 手 4美坂重 57.6- 40.8- 27.3- 14.4 馬なり余力
助 手 7南W稍 69.6- 53.6- 38.6- 12.3 強めに追う ピラミデ(古馬1勝)馬なりの内0.8秒追走同入

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードアブソルート

7月11日(日)福島10R・天の川S・混合・ダ1700mに吉田豊Jで出走します。7月7日(水)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。発走は15時10分です。

○吉岡調教師 「7月7日(水)はサッと。中1週の間隔でも疲れを感じさせず、コンディションの維持も叶っています。最近はゲートでテンションが高いだけに、チークピーシズを外すつもり。まずは抽選の突破が必要ながら、吉田豊騎手を鞍上に迎えて巻き返したいです」

≪調教時計≫
21.07.07 助手 栗東坂良1回 55.3 39.5 25.2 12.7 馬なり余力 アイリスアゲート(3歳未勝利)馬なりを0秒4追走頭遅れ

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードクラージュ

7月11日(日)小倉12R・シンガポールターフクラブ賞・混合・ダ1000mに中井Jで出走します。連闘のため中間は軽目の調整です。なお、ブリンカーを装着します。発走は16時15分です。

○安田調教師 「レース後は小倉に滞在。ダメージも特に認められませんので、事前に掲げていた計画通りに連闘しましょう。小回りのダート1000mが合っている印象を受けるだけに、昇級戦でも能力を発揮できるはず。勝利へ導いてくれた中井騎手とのコンビを継続します」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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日曜日(7/11)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。

前走では距離を縮め、ブリンカーを装着してレースへ臨んだルージュセリーズ。道中の行きっぷりはそこまで良くなかったですが、内を立ち回って直線ではジリジリ脚を使って6着に踏ん張り、未勝利脱出に少し光を射し込むことが出来ました。

そして、レース後はNF天栄で節を稼ぎながらの再調整。この馬なりに次走へ向けて状態を整えてきましたが、有力馬を多数抱える手塚厩舎。戦績等を精査され、出走機会を増やすためという名目で転厩することになりました。そして受け入れ先が美浦の矢野厩舎。有力馬がチラホラいた厩舎のイメージがあり、未勝利馬を受け入れるとはちょっとビックリでしたが、入厩後は手探りでルージュセリーズの特徴を探しつつ、それなりに追い切りを重ねての出走へ。自分から走ろうという気持ちが足りず、ピリッとした感じには欠けますが、体調自体は良さそう。奇をてらわず、ブリンカー装着+ダートの短距離戦を継続してきました。右回りに替わることは特に問題ないでしょうし。

あとは前走の経験を踏まえ、どこまで慣れ・前進が見込めるか。好結果を得るにはまずは五分のスタートからどの位置で競馬が出来るかが1つポイントになってくるのは違いないでしょう。この舞台も芝スタートなので、芝の部分からスピードに乗れれば良いのですが、同じ芝スタートの新潟・ダ1200mではモタモタし、ダートに入ってからポジションを押し上げた格好。前々で渋太さを生かさないと活路を見い出せないと思うので、木幡育Jには最善を尽くしてもらい。何とか5着以内に食い込み、未勝利脱出へ希望を繋いでもらいたいです。

3勝クラスへ昇級後、サッパリなレース内容+結果が続いているロードアブソルート。ただ、前々走は抽選を突破してしまう誤算、前走は最内枠+距離が微妙に長かったのかなと一応の敗因は感じています。また、気性面で幼さが残る馬なので、東京への長距離輸送が足を引っ張っている可能性もあるのかなと思います。

今回は最下位に敗れた後、中1週のローテで福島遠征。1400mが得意な馬は小回りのダ1700mにも適性を持っていると言われるので、アブソルートも少なからず該当する筈。今回、大外枠に入って外々を回される可能性はあるも、揉まれ込まないのは○。中間の追い切りは1本のみで馬なりですが、併せ馬で水準級の時計をマーク。デキに関しては悪くありません。あとは如何に落ち着いて競馬へ臨めるかどうか。パドックの雰囲気をしっかり確かめることがまずは重要でしょう。また、集中力を補うために着用していたチークピーシズですが、今回は外してみるようです。これは裏目に出なければ良いのですが。

個人的には密かに1発を期待していますが、まずは落ち着いて自分の競馬に徹して欲しいところ。その中で3勝クラスへのメドの立つ走りを見せてもらえればと思います。

ロードクラージュは昇級後、芝を2度使われましたが、結果は一息。スピードはあるのですが、捌きが硬いので伸びあぐねていました。その反面、ダートの短距離では底を見せていないので、前走では巻き返しを期待していたのですが、3角で気の悪さを覗かせながらも、再度やる気になってからは正攻法から力強く抜ける完勝劇。直線では内へモタれ加減でしたが、手前を替えることが出来た分、しっかり伸びてくれました。舞台が合っているのでしょうが、ちょっとビックリの完勝でした。

レース後は小倉競馬場へ滞在して連闘でここへ。昇級戦になりますが、前走の内容なら期待は持てますし、相手強化でも9頭立ては魅力。あとは時計を詰めることが出来るかどうかですが、ペースが上がることで気の悪さを覗かせる余裕が逆になくなってくそう。直線でのモタれ癖は課題ですが、これは上手に付き合っていくしかありません。

勿論、連勝を期待していますが、アテにならないところがあるので、ちょっとしたことで気分を損ねてしまうと大敗までありえそう。ですので、肩肘張らずにクラージュと中井Jの息の合った走りを見守りたいと思います。

初めてのスプリント戦も、好発からレースの流れに乗って競馬が出来た。ただ、前が止まらない特殊な高速馬場。早めにラチ沿いへ潜り込んでソツなく立ち回るも、勝ち馬に半馬身差に迫ったところがゴール。2着に終わる。☆ピクシーナイト


f:id:yakifish:20200513045835g:plain ピクシーナイト(牡・音無)父モーリス 母ピクシーホロウ

日曜小倉11R CBC賞(G3・芝1200m)2着(2番人気) 福永J

互角のスタートから無理せず中団で折り合いをつけます。最後の直線コースでは最内から懸命に脚を伸ばしますが、勝ち馬を捉え切るところまでいかず、初めてのスプリント戦は惜しくも2着でゴールしています。

音無調教師「東京競馬場までの輸送を経験しているので、今回も極端に体重が減ることはなく、良い状態で出走させることが出来たと思います。スピードがある馬なので、初めてのスプリント戦でも問題なく対応してくれると思っていましたが、流れに乗ることはできていましたね。道中は無理せず控えて折り合いをつけて行ったようですが、結果的に勝ち馬に逃げ切られたように、展開としては厳しいものになってしまいました。最後は地力で2着に来てくれたものの、今後の為には勝って賞金を加算しておきたかったですね。レース後、福永騎手に確認したところ、『スタートが良く、スッと好位に取り付けられるスピードは見せてくれましたが、隊列的に外々を回ることになってしまいそうでしたので、一旦控えて折り合いをつける競馬を選択しました。この距離だと我慢するところは我慢できていましたし、厳しい条件の中でも最後は良い伸び脚を見せてくれました』とコメントしていました。開幕週の馬場だけに、外目の枠が仇となってしまいましたが、次に繋がる競馬はしてくれたと思います。トレセンに戻って状態を確認した後は放牧に出して秋競馬に備える方向で考えています」(レース結果)

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【次走へのメモ】

ハナへも行けそうなスタートだったが、序盤は6頭横並びの大外。すかさず控え、隊列の切れ目からラチ沿いに潜り込む。あとは3角までゴールまで内でロスなし。猛追及ばず2着だったが、高い距離適性と鞍上の好騎乗が光った。(B誌)

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CBC賞】ピクシーナイト 抜群スタートも2着、福永「開幕週の外枠難しかった」(スポニチより)

ピクシーナイトは抜群のスタートを切り、そこから位置を下げて内へ誘導した。直線も内から伸び、勝ち馬に半馬身迫ったところでゴール。福永は「枠に左右される馬場だったし、開幕週の外枠で難しかった。その中で内へ潜り込んで伸びているけど、前が止まらなかった。外枠で最善は尽くせたと思います」と冷静に振り返った。初のスプリント戦にもうまく対応。今後に視界は開けた。

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・在厩場所:7日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

音無師「小倉競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて大きなダメージはありませんでしたが、一旦放牧に出して秋競馬に備えることにしました。改めてレースを振り返ると、そのままの位置だとかなり外々を回ることになっていたでしょうから、後ろに下げてロスなく運んだのは良い判断だったと思います。それに特殊な馬場でかなり時計が速くなり、あの位置からよく2着まで追い上げてくれましたし、今後の競馬に必ず繋がってくるはずです。秋はスプリンターズSを目標にしていますが、本番前に前哨戦を使いたいと考えており、ローテーションからすると9月の中京・セントウルSが有力と考えています。あくまで状態次第ですが、放牧後も問題なければ、そこを目標に進めてもらおうと思っています」(7/7近況) 

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今回から豊富なスピードを生かす為にスプリント路線へ踏み出したピクシーナイト。福永Jらの評価は高いですが、初めての1200mが古馬相手の重賞競走。正直なところ、ハードルは高いかなと見ていました。

前走のNHKマイルCは中2週のローテでちょっと攻め切れませんでしたが、今回は早めの帰厩から入念な乗り込み。元々攻め駆けする馬ですが、早くから坂路で好時計をマーク。そして本数を重ねることで着実に良化を遂げ、シンザン記念を勝った時の絶好調に近い状態でレースへ臨めました。また、レース当日はマイナス4キロでの出走でしたが、見た目以上に締まりがあり、馬体の張り等も良かったと思います。少し発汗が目立ったのは気になっていましたが、気性面の昂りからではなく、暑い時季だからでしょう。

レースに関しては、スプリント戦の速い流れについていけるかどうか、好時計連発の場馬場だったので速い時計に対応することが出来るかの2点に注目。スタートはどうなのかな?と見ていましたが、ゲートを出た時点で頭1つリード。今回もハナを主張するなら行けたぐらいの好発でしたが、内の各馬が手綱を激しく動かして前へ前へ。福永Jは速い流れについていくのを避け、中団からの競馬を選択。控える競馬でも行きたがったり、前を追い掛け過ぎたりはなかったです。そして3角あたりから内へ潜り込み、そこからは終始内を立ち回る競馬。外々を回らされると出番がないという福永Jの好判断。ただ、誤算だったのが、直線で追われてから内へモタれ気味だった点。内から鞭を入れたりして矯正しつつ、逃げ馬(ファストフォース)に迫ったのですが、並び掛けるところまでは行かず。

まあ、勝ち馬も渋太かったですし、特殊な馬場になっていたので残念。先々を見据えると、勝って賞金を加算しておきたかったですが、2着なら悪くないですし、レースぶりはこの距離への可能性を感じさせるものでした。控える競馬でしっかり結果を残したのはやはり価値があります。

レース後のピクシーナイトですが、ひとまず脚元等は大丈夫。ただ、放牧に出して、気持ちが緩んだ際に疲れ・反動が出るケースが多々あるので、安心とまでは行きません。まずは馬体の回復とともに疲れの信号・兆しが見られないかをしっかりチェックし、それから乗り運動を再開していってもらえればと思います。

秋の最大目標は中山・スプリンターズSでですが、もう1戦使ってからの参戦になりそう。有力なのはセントウルSみたいですが、そこからだと本番まであまりレース間隔がないのがどうか。個人的には賞金が足りるなら直行でも良いのかなと思います。

6日に帰厩。ハミ掛かりが良いことを踏まえ、次走では芝1400m戦へ使うことが有力。☆ドゥラモンド


f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド(牡・手塚)父ドゥラメンテ 母シーズインクルーデッド

・在厩場所:6日に美浦トレセンへ帰厩
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:7月24日の新潟・豊栄特別、もしくは7月31日の新潟・月岡温泉特別

手塚師「NF天栄で順調に乗り込みを消化していたようですし、6日にこちらへ戻させていただきました。体調面に問題はなかったので、早速今日から乗り運動を開始しており、今後は段々とピッチを上げていく予定です。第3回新潟開催の2週目に芝のマイル戦が組まれていますが、ハミ掛かりが良いことを考えるともう少し距離を詰めてみても良いのかなという感触がありますから、新潟開催1週目の芝1400m戦も含めて検討していきたいと考えています」(7/7近況)

嶋 田 8南W重 70.1- 54.1- 40.1- 12.2 馬なり余力

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3回新潟での出走を目指し、NF天栄で乗り込みを重ねてきたドゥラモンドですが、6日の検疫で美浦・手塚厩舎へ帰厩。早速8日には70-40のペースで終いを伸ばす感じで帰厩後の初時計をマークし、状態は良さそうです。

次走についてはマイル戦が基本になってくるのかなと見ていましたが、パワーが付いて行きたがる面が出てきているようで、距離短縮も視野に。2鞍視野に入れて調整を進めるようですが、1400mの前者へ使う確率が高そうです。新味が見られれば嬉しいですが、まずは2勝クラスなら地力上位というところも示して欲しいです。

今週の出走馬(7/10・11)

<日曜日>

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ルージュセリーズ
福島4R・3歳未勝利・ダ1150mに木幡育Jとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードアブソルート
福島10R・天の川S・ダ1700mに中井Jとのコンビで出走します。

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードクラージュ
小倉12R・シンガポールターフクラブ賞・ダ1000mに中井Jとのコンビで出走します。

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先週は久々の勝利(2勝)と重賞で2着と上昇の兆しが見えてホッとしました。

今週は日曜日に3頭が出走。先週勝ったロードクラージュが連闘するので、1番の期待は同馬ですが、昇級戦+アテにならない気性からコロッと負けるかもしれません。

ルージュセリーズは未勝利脱出へ向け、悪くても5着以内確保を目指して欲しいですが、3勝クラスに上がって、見事に壁にぶち当たっているロードアブソルート。今回も厳しい結果が待っているかなと思うも、小回りのダ1700mは合っているかもしれません。

出走記事に関しては、3頭まとめての記事にする予定です。