ミアネーロ（牝・林）父ドゥラメンテ 母ミスエーニョ
日曜東京11Ｒ 優駿牝馬（オークス）（G１・芝２４００ｍ）１枠１番 津村Ｊ
・在厩場所：美浦トレセン
林調教師「ノーザンファーム天栄さんで順調に乗り進められていましたし、今日の検疫でこちらに戻させていただきました。まずは体調面に問題がないかよく確認させていただき、大丈夫であれば明日から乗り運動を開始いたします。なお、次走のオークスには引き続き津村騎手とのコンビで挑ませていただく予定です」（5/1近況）
・在厩場所：美浦トレセン
林調教師「8日にＷコースで併せて追い切りを行いました。道中はミアネーロが追走し、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は1馬身ほど先着してゴールしています。今回は終い重点の追い切りとなりましたが、綺麗なラップを刻むことが出来ましたし、1週前追い切りとしては非常に良い内容だったと思います。直線で促されると鋭く伸びて先着していますし、ゴール後も2ハロン程度はスピードに乗せたまま脚を伸ばしたので、しっかり負荷を掛けられたのではないかと思います。また、当日のレースでも騎乗してもらう津村明秀騎手に跨ってもらい、追い切り後に話を聞くと、『角馬場でのハッキングやハロー掛けで馬場入りを待っている時も落ち着いていましたし、精神面の成長を凄く感じました。追い切りでは、終いに促した際もスッと反応して相変わらず動きは良かったですし、状態は良さそうですね』と話していました。ミアネーロにとって、レースまで穏やかに過ごすことが課題であるため、これまで工夫しながら教えてきたのですが、それが徐々に形となってきているので、精神面の成長を褒めてもらえたことは嬉しいですね。そして、次走は初めての左回りとなりますが、調教では問題なく走れていますし、走りに左右差も感じませんので、左回りに変わることが大きなマイナスにはならないでしょう。このところ気温が高くなる日も増えてきて、レース当日も夏日になることも予想されるため、来週は午前の遅めの時間帯に追い切りを行って、気温に慣れさせつつ、その際の走りの確認を行うことも検討しています」（5/9近況）
助 手 ３美坂良 64.2 - 47.0 - 29.5 - 14.5 馬ナリ
助 手 ４美Ｗ良 68.5 - 52.1 - 37.2 - 11.0 馬ナリ ウィンダミア(古馬２勝)馬ナリの内0.5秒追走同入
津 村 ８美Ｗ稍 85.7 - 69.2 - 53.2 - 37.6 - 11.1 末強め ウィンダミア(古馬２勝)強めの内0.8秒追走0.2秒先着
・在厩場所：美浦トレセン
林調教師「15日にＷコースで併せて追い切りを行いました。道中はミアネーロが追走する形で進め、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。今週もレースで騎乗してもらう津村明秀騎手に跨ってもらい、終い重点での追い切りとなりましたが、ラスト1ハロンは10.9秒をマークしているように、促されてからの伸びは素晴らしかったですね。ゴール後もスピードに乗せて2ハロン程度時計を出す形で終えており、状態面は文句のない仕上がりにあると思います。追い切り後に話を聞くと、『追い切りの動きは相変わらず素晴らしいのですが、跨った感触から先週より状態面は上向いていると思います。レースに向かうまでのテンションがカギとなりますが、追い切りの動きからも当日が楽しみですね』と話していました。先週にしっかりと負荷を掛けているため、今週は少しテンションの高いところが見受けられたものの、以前に比べると落ち着いている方ですし、これぐらいであれば許容範囲でしょう。また、先週お伝えしたように、今日の追い切りは午前の遅い時間帯に行いましたが、動きに影響はなかったので、当日の気温を想定した調教を行うことが出来て良かったですし、レースでも実力を発揮してくれるでしょう。この一本で態勢は整ったと思いますし、あとは当日のテンションの上がり方に気を付ける必要がありますね。レースに騎乗する津村明秀騎手は先週G1を勝利して勢いがありますし、こちらとしても万全を期してレースに臨めればと思います。今のところ、明日東京競馬場に運んで、入念にスクーリングを行って本番に挑みたいと考えています」（5/19近況）
助 手 11美浦坂良 63.0 - 46.0 - 29.6 - 14.2 馬ナリ
津 村 15美浦Ｗ良 68.0 - 52.0 - 36.8 - 10.9 末強め パライバトルマリン(古ｵｰﾌﾟﾝ)強めの内0.7秒追走同入
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第2回東京10日目（05月19日）
11Ｒ オークス（G1）
3歳OP 指定 国際 牝馬 馬齢 芝・2400m (左) 発走15:40
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ミアネーロ 牝3 55.0 津村明秀
1 2 クイーンズウォーク 牝3 55.0 川田将雅
2 3 エセルフリーダ 牝3 55.0 武藤雅
2 4 パレハ 牝3 55.0 田辺裕信
3 5 コガネノソラ 牝3 55.0 石川裕紀
3 6 サンセットビュー 牝3 55.0 三浦皇成一
4 7 ステレンボッシュ 牝3 55.0 戸崎圭太
4 8 ホーエリート 牝3 55.0 原優介
5 9 ラヴァンダ 牝3 55.0 岩田望来
5 10 アドマイヤベル 牝3 55.0 横山武史
6 11 ヴィントシュティレ 牝3 55.0 北村宏司
6 12 チェルヴィニア 牝3 55.0 C.ルメール
7 13 スウィープフィート 牝3 55.0 武豊
7 14 ライトバック 牝3 55.0 坂井瑠星
7 15 サフィラ 牝3 55.0 松山弘平
8 16 ショウナンマヌエラ 牝3 55.0 岩田康誠
8 17 タガノエルピーダ 牝3 55.0 M.デムーロ
8 18 ランスオブクイーン 牝3 55.0 横山和生
○林師 「木曜日に競馬場に入厩して、金曜朝は芝コースで２周スクーリング。１枠１番なのでラチ沿いを見せましたが、物見をせずにスムーズでした。レースに関してはこの馬を理解してくれている津村Ｊに全面的にお任せいたします。操縦性の良さがストロングポイント。落ち着いて挑めれば楽しみです」（競馬ブックより）
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【オークス】伸び抜群ミアネーロ 津村騎手を背にＷコースでラスト１０秒９（サンスポより）
フラワーＣ覇者のミアネーロは、津村騎手を背に美浦Ｗコースで抜群の伸び。直線でゴーサインが出ると一気に加速して併入に持ち込んだ。ラスト１ハロン１０秒９（５ハロン６８秒０）は併せたパライバトルマリン（ＯＰ）とともにこの日の最速タイで、調教評価は最高の『Ｓ』。先週のヴィクトリアマイルで悲願のＧⅠ初制覇を果たした鞍上は「先週は４コーナーを回り切る前に右手前に替えてしまったのですが、今週はちゃんとできましたし、仕掛けてからのラスト１ハロンはいい伸びでしたね」と２週連続ＧⅠ制覇へ確かな手応えを得ている。１６日に東京競馬場に移動し、入念なスクーリングを行ってレースに備える予定だ。
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【オークス】（1）ミアネーロ 精神面に課題も…林師「物見をせずにスムーズに周回できた」（スポニチより）
木曜午後に東京競馬場に入ったミアネーロ。17日は芝コースを2周し走りの感触を確かめた。
林師は「1枠1番なのでラチ沿いを見せたが物見をせずにスムーズに周回できた」とコメント。「初めての環境なのでまだテンションが高い部分があるが、本番まで時間があるので慣れて落ち着いてくれればいいですね」と精神面を鍵に挙げた。
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キャリア３戦目となった前走のフラワーＣ。馬群でも行儀よく進めることができたミアネーロは上々の手応えで最後の直線へ。そして前にできたスペースを躊躇することなく抜けてくると後続の追撃も完封。走破時計や勝ちっぷりは地味でしたが、センスの良さを存分に見せてくれたと思います。
その後はＮＦ天栄へ放牧に出て、背腰の疲れをじっくり癒すと、与えられた調教メニューを淡々と消化。脚元に疲れを覗かせることなく、上昇カーブを描いてきました。そして春の大一番・オークスへ向け、１日に美浦・林厩舎へ帰厩。
美浦へ戻ってきてからの調教・追い切りに関してですが、牧場時からの良い雰囲気を維持し、ひと追いごとに素軽さはアップ。まだまだ心身の幼さを残しますが、気性面は悪い方へ向かってはいません。津村Ｊには２週連続で追い切りに跨ってもらい、息の合った動きを披露。ここを目標にきっちり仕上がったと思います。
ただ、今回の舞台は牝馬クラシック第２弾の優駿牝馬（オークス）。桜花賞馬ステレンボッシュを始め、桜花賞で好走組は強いですし、別路線組も前走の勝ちっぷりが良い馬が多く、侮れません。やはり今年の３歳牝馬は粒の揃ったＨレベル。ミアネーロがこの中でどこまで上位へ食い込んでいけるか。
個人的には内目の枠が欲しいと思っていたので、レースを進めていく上で１枠１番は悪くないと思います。ただ、スタンド前発走で他馬がゲート入りを渋ると、枠内で待たされる時間が長くなるのはネック。狭いところを怖がるところがある馬ですから。おそらくゲートで立ち遅れそうですが、距離は存分にあるので、リズムの乱れ（ロス）は最小限に止めてもらいたいです。そしてどこまで津村Ｊが手応え良く、回ってくることができるかどうか。仕掛けてからの反応の良さ・瞬発力はここでもヒケを取らないと思うので、ゴール前の混戦をスパッと抜け出してくるようなら、凄く力が入るでしょうねえ。
まあ、それでもこれから力をつけていってくれる馬だと思うので、まずは無事に走り終えて欲しいですし、雰囲気に飲み込まれて自滅するような敗戦だけは避けて欲しいところ。あとは現状での力量差がどこまであるのかを見守りたいです。
