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第85回 優駿牝馬(G1)

(東京11R)オークス

◎ステレンボッシュ、○クイーンズウォーク、△ミアネーロ、×チェルヴィニア、×ライトバック、×コガネノソラ、★ランスオブクイーン

2歳牝馬アスコリピチェーノと◎ステレンボッシュが1歩抜けた存在。そのライバルがNHKマイルCへ回った今、◎が堂々の主役でしょう。今回、戸崎Jへ乗り代わりになりますが、操縦性の高い馬ですし、調整過程は順調。あとはマークが厳しくなることがどこまでマイナスに働くかでしょう。馬券圏内は安泰でしょう。

ライバルは桜花賞で人気を裏切ってしまった○クイーンズウォーク。調整は万全だったとは言えないし、内枠が応えた感じ。今回も内枠に入ったのが1つ鍵になるでしょうが、陣営がオークス向きと桜花賞時でも言っていた素材なので、見直しが妥当かなと。

△ミアネーロは出資馬なので頑張ってほしいですが、心身ともにまだ未完成。まあ、それでも馬群を苦にしない馬ですし、一瞬の切れを秘める馬。調整過程も意欲的です。内の良いところへ収まり、雰囲気良く直線を迎えることができれば…。

×チェルヴィニアと×ライトバックは押さえという評価。前者は素材とすればG1級ですが、前走でキャリアのなさを露呈しましたし、ひと叩きしての良化度ももう1つの印象。×ライトバックの爆発力は魅力も、父キズナですが、距離が延びるのがプラスとは言えず。折り合いに課題がありますし燃えやすい気性。東京は経験済ですが、うーん。×3頭の中なら×コガネノソラが1番魅力的。連勝中の勢いがありますし、距離も大丈夫そう。タフな流れになれば更に面白そう。

個人的に注目しているのが★ランスオブクイーン。未勝利を勝ったばかりで中2週で東上。追い切りも木曜日に上がり重点でサラッと追われ、上積みは見込めないでしょうが、鞍上の手腕が光ったとはいえ勝ちっぷりは鮮やか。ここ2走の走りを見ると、距離は問題ないはず。東京への輸送を無事こなして欲しい。