アリスヴィクトリア（牝・中内田）父ロードカナロア 母ウィクトーリア
・在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「この中間は週3回の坂路調教、週2回の周回コースでの乗り込みを行っています。坂路調教を行う日にも、坂路入りの前に周回での乗り運動を行っており、乗り込み量はかなりのものを消化しています。また、坂路調教では日によって終いだけハロン14秒までペースアップしています。角膜炎の方は徐々に落ち着いてきており、少し白濁している部分もあるのですが、それも自然に取れてくると思います。楽をさせたことで、馬体はやや太め残りなものの、休養前にはある程度まで態勢が整ってきていましたし、このまま進めていくことが出来れば、そう時間は掛からないだろうと思っています。出来れば、今月中には移動させたいと考えていますが、まずは休養した分の遅れを取り戻し、馬体と中身の戻り具合を確認しながら判断していきます。馬体重は４５６キロです」（5/1近況）
ミアネーロ（牝・林）父ドゥラメンテ 母ミスエーニョ
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「この中間も引き続き坂路コースと周回コースでの乗り込みを行っています。坂路ではハロン15ペースを維持して進めていますが、動きを見ていてもこのペースにも慣れてきて、身のこなしにも余裕が出てきた印象なので、タイミングを見てさらなるペースアップを計っていければと考えています。脚元や健康面には特に気になるところはありませんし、今後についても馬の様子を確認しながら、適宜リフレッシュを取り入れつつ、移動に向けて態勢を整えていきます。馬体重は５１０キロです」（5/1近況）
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「その後は舎飼で様子を見ていますが、患部に関しては術後の経過も順調で、体調を崩すことなく、落ち着いて日々を過ごすことが出来ています。運動を行っていない状況ですが体重は増えていませんし、運動再開までこの感じを維持できるように飼い葉を調整していくつもりです。今後は体調の変化に加えて、運動制限をしていることから気持ちが昂ぶる恐れが出てきますので、その点には注意しながら、患部の状態を見てリハビリを開始していくタイミングを計っていきます。馬体重は４５５キロです」（5/1近況）
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右眼の状態はまだ完全には良くなっていないも、与えられた調教メニューをソツなくこなしているアリスヴィクトリア。動きの良さは健在ですし、将来が楽しみな１頭。また、順調に遅れを取り戻すことが出来れば移動の声が届くと思うので、オーバーワークには十分気を付けて欲しいです。
ミアネーロは５月下旬から６月頃の移動を視野に入れていますが、この中間も与えられた調教メニューを淡々とこなし、だいぶ下地が整ってきた感じ。ただ、体を大きく使えるように日々意識してもらい、動きに柔らかみ・躍動感が出てきて欲しいです。
プリュノワールは術後まもないですが、体調を崩さず、温厚に過ごせているのは○。あとはストレスを溜めないように注意しつつ、次のステップへの準備を淡々と進めて欲しいです。
