ペースセッティング
・在厩場所：ノーザンファームしがらき
調教主任「こちらで状態を確認したところ、蕁麻疹の症状が見られたものの、それ以外に気になるところはありませんでした。現在はトレッドミルと周回コ―スでの運動を1日置きに行っていますが、乗り出した後も状態は変わりありません。ただ、目に見えない疲労はあるかもしれないですから、馬の状態をよく見ながら進めていきたいと思います。馬体重は５０８キロです」（3/31近況）
ミラクルキャッツ
・在厩場所：ノーザンファームしがらき
調教主任「先週に続いて周回コースで長めに乗っています。この馬なりに硬さが無いことは良いのですが、右トモはまだ弱さが残っている現状ですし、完調まではもう一歩ですね。ハミの取り方に関しても、後ろが弱いことから安定していないのだと思いますし、今後も坂路でバリッと鍛えていくのではなく、周回コースにて長めの距離を乗るなど工夫して進めていきたいと思います。馬体重は４７９キロです」（3/31近況）
サンサルテーション
・在厩場所：ノーザンファームしがらき
調教主任「トモに力強さが無いですから、引き続き坂路主体で進めているのですが、この中間は16-16ペースまで脚を伸ばしています。前の馬を追いかけると力みやすいですし、牝馬らしく口向きも硬くなりがちです。また、体重こそ減っているものの、飼い葉食いは良くなっていますし、少しずつ競走馬らしい体つきへと変貌を遂げています。馬体重は５００キロです」（3/31近況）
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ホロ苦い敗戦となってしまった前走のペースセッティング。その後はＮＦしがらきで英気を養っていますが、レースの疲れが尾を引く感じで蕁麻疹を発症。現在はトレッドミルと周回コースで軽く動かしていますが、もう少しの間は余裕を持たせ、しっかり不安を拭い去ることを優先してもらいたいです。
ミラクルキャッツは右トモがウィークポイントですが、その影響で動きの質はまだまだ。ハミの取り方も少し悪くなっている感じですし、変な癖が付かないように丁寧に乗ってもらいたいです。
サンサルテーションはトモに力強さが増すよう、坂路で乗り進められていますが、口向きの難しさなど操縦性の問題がチラホラ。走ることへの気持ちはあるのですが、馬体が付いてこないのでサンサルテーション自身ももどかしいのでしょう。４月一杯でどこまで変わってくるのかを見守りたいです。
