ミラクルキャッツ
・在厩場所:ノーザンファームしがらき
調教主任「トモの状態には注意しながら進めていますが、その後も疲れや硬さが出ることもなく、順調に立ち上げることが出来ています。この中間から坂路にも入れていますが、トモに甘さは残るものの、周回コ―スで時間を掛けて乗り込んでいることによって良化が窺えますから、引き続き馬の状態に合わせて徐々に負荷を強めていきたいと思います。馬体重は481キロです」(3/24近況)
サンサルテーション
・在厩場所:ノーザンファームしがらき
調教主任「この中間はトモを鍛えるべく、坂路主体のメニューに切り替えています。現在は坂路でハロン17秒のペースで登坂していますが、まだ心身ともに幼さが目立ちますし、もう少し走りに対して前向きに取り組めるように進めていく方が良さそうですね。ただ、決して後ろ向きな気持ちではなく、まだ訳が分からずに走っている感じですから、経験を積んでいけば対応してくれるようになるでしょう。馬体重は503キロです」(3/24近況)
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トモに負担が掛かり過ぎないように注意しながら進めないとダメなミラクルキャッツですが、この中間は歩様が安定し、与えられたメニューを消化。甘さや緩さは上手に付き合い、時間を掛けて解消・改善していく必要はありますが、1つ勝っている優位さを生かし、マイペースを貫いてもらえればと思います。
サンサルテーションもトモが甘く、前バランスの走りになっているようですが、骨折による休養が長かったので、十分に鍛えられていないからでしょう。また、現段階で未出走の身なので、こちらはのんびりとはいきませんが、暖かくなることで幾らかでも実が詰まってきて欲しいところ。そうすれば、気持ちの面でも前向きさが加わってくるのかなと想像します。