ルージュアグライア（牝・昆）父アメリカンペイトリオット 母アンジュパッセ
2022.10.29
10月29日レース後コメント（11着）
昆調教師「たっぷり時間をかけて攻め馬を積み、昨日もゲート練習をおこなって気持ちも整えて臨んだレースだったのですが…。すみません。走ったことのない芝の硬さに戸惑ったのか、スタートでダッシュがつかず、その後も上に飛ぶような格好で前に進みませんでした。追走であたふたしたことやエンジンが掛かるまでに時間が必要だったことからも距離は少し忙しかったのかもしれませんが、現状ではこれが精一杯の走りだったと思います。これ以上ストレスを与えてしまうと走ることが嫌になってしまう可能性もありますし、レース後もしっかり走って切ったという息づかいでもあったので、しばらく休ませて変化を求めようと思います。今後の成長に期待しましょう」
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2022.11.03
栗東：昆貢厩舎
本日は引き運動をおこないました。
助手「今朝（木）も引き運動のみの調整でした。疲れはなく、テンションも大丈夫。右前脚の外傷についてもほぼ治っているので、放牧先でも早めに乗り出せると思います。牝馬としては体つきに恵まれていて、タフさも合わせ持っています。それに気持ちが後ろ向きではないので、変わる余地はまだまだあるはずですよ」
2022.11.02
栗東：昆貢厩舎
本日は引き運動をおこないました。
昆調教師「レース中に右前脚の管の部分をぶつけてしまったようで外傷が見られますが、軽症で歩様も問題ないとのこと。飼い葉の食いも悪くないと報告を受けています。大きなダメージがなく無事であることは何よりですが、少しでも疲れが出るくらいの走りができるようになって欲しいですね。この後は土曜日にチャンピオンヒルズへ放牧に出す予定。時間は掛かるかもしれませんが、何か変化が見られたところで帰厩させるつもりです」
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十二分な調教・追い切りを消化し、デビューへと向かったルージュアグライア。ただ、肝心の動きは冴えず、ＴＭの印もほぼほぼ無印。実戦へ行って良さが出て欲しいなあと思いつつも、『芝スタートは大丈夫！？』という思いが強かったです。
パドックに登場したルージュアグライアですが、体型もあるのかなと思いますが、もうひと絞りできそうな雰囲気。初めての実戦で確かに落ち着いてはいましたが、覇気のようなものは感じられませんでした。
そして、いざ実戦ですが、ゲート出は若干甘いという程度でしたが、行き脚が全く付かずに最後方へ。その後、ＴＶ画面が２分割となって馬群全体が見えるようになると、１０馬身近くは離れていたのに只々ビックリ。３角ぐらいからジリジリ差を詰め出しましたが、思ったような反撃とは行かずにモタモタ。直線でもギアが上がることはなく、バテた馬を交わすだけで１１着に終わりました。ある程度、惨敗は覚悟の上でしたが、厳しい結果に終わったなあというのが率直なところ。
距離に関してはもう少し欲しいですし、芝は全くダメ。ダ１７００ｍ～１８００ｍで活路を見い出して欲しいですが…。また、冷静にレース全体を振り返ると、低調なメンバーであったと言わざるを得ないので、ガラッと良くなって来なければ、低迷は続くことでしょう。
レース後のルージュアグライアですが、右前脚の管の部分をぶつけたようで外傷が見受けられるも、軽症みたいでホッと一安心。カイ食いも落ちていないとのこと。今後は週末に滋賀・チャンピオンヒルズへ放牧予定。"時間は掛かるかもしれませんが、何か変化が見られたところで帰厩"ということで、悪く言えば、しばらくは放置が続きそう。１度実戦を使ったことでピリッと目覚めてきて欲しいものですが…。正直、期待薄と言わざるを得ません。
