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土曜日(10/29)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain サンデュエル

土曜東京1R 2歳未勝利(ダ1600m)3着(2番人気) T.マーカンドJ

初ダート。まずまずのスタートを切ると、道中は中団後方寄りからレースを進めます。直線では馬場の内目に進路を取ってゴールまでジリジリと脚を使い、複勝圏内を確保しています。

栗田徹調教師「精神的に自らハミを取ってグイグイ進んで行くタイプではありませんし、初ダートで慣れるまでに少し時間が掛かったこともあり、スタート後はそこまで進んで行かず後ろ寄りからの競馬になってしまいましたね。でも、ジョッキーが気合いを入れながら追走してくれたことで、徐々に気持ちも走る方に向いてきましたし、直線でも内からよく脚を伸ばしてきてくれました。牡馬にしては馬体をスッキリ見せますし、全体的にもう少ししっかりしてきて欲しい感じはあるものの、ダートに替わって前進した姿を見せることが出来て良かったです。マーカンド騎手は、『調教で息遣いの荒さが気になったようですが、レースでは特に問題ありませんでした。慣れてからはキックバックも大丈夫でしたし、ダートの走りも良かったと思います。距離はもう少し長くても良いかもしれないですね』と話していました。ただ、あまり小脚が使えるタイプでは無いですし、中山コースというよりは東京コースの方が向きそうな印象がありますので、優先出走権も獲ってくれましたから、レース後の状態に問題が無ければ続戦も含めて検討したいと考えています」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:軽めの調整 
・次走予定:第5回東京開催

栗田徹師「元々少し歩様の硬い馬なのでダートは合うと思っていましたが、新馬戦から前進を見せてくれて良かったです。マーカンド騎手のようにしっかりと追えるジョッキーも合っていそうでしたね。レース後の状態は右前にソエが出ているものの、今のところは軽度のものですし、歩様にも出していないので心配は要らないでしょう。このまま問題無いようでしたら、続戦する方向で考えています」(11/2近況)

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f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドマグナス

2022.10.29
10月29日レース後コメント(3着)

藤原調教師「叩いてでもハナに行ってほしいと伝えていましたが、不利な体勢からもどうにかハナへ。道中は絡まれずに自分のペースでは運べたものの、物見をしてフワフワ、フラフラしていたように全く真面目に走っていませんでした。その中で3着に踏みとどまったことは評価しますが、まだまだ気持ちが幼いですね。それならブリンカーなど馬具で補えばと思うかもしれませんが、まだ若い馬相手にあれもこれも求めると戸惑ってしまうでしょうし、この馬の場合は逆に後ろ向きに働いてしまいそうな雰囲気を持っているので、しばらくは調教を重ね、レースを経験することで気持ちを前に向けていければと考えています。この後続戦するか放牧に出すかについては馬の状態を見てから決めさせていただきます」

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2022.11.03
栗東藤原英昭厩舎
本日は角馬場で調整しました。

助手「予定通り、今朝(木)は角馬場でダク調整をおこなって異常がないか確認しましたが、力みや若干の脚捌きの硬さを感じたくらいで心配するようなことはありませんでした。日々のケアや早めのガス抜きは必要だと見ていますが、次走に向けてこのまま進めていって問題ないと思います。明日(金)からコース入りすることになるでしょう」

2022.11.02
栗東藤原英昭厩舎
本日は引き運動をおこないました。

助手「レース後も元気一杯ですが、体にはレースを使ったなりの疲れがあります。脚元に異常はなくても背中や腰に反動がきた感じですね。獣医師によると『軽い筋肉痛で、特別な治療の必要はない』ということで、まずは動かすことでほぐしていければ…といったところ。明日(木)角馬場で動かしてみる予定で、乗って感触を確かめてから続戦か放牧かについて決めることになると思います」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド

土曜東京10R 紅葉S(芝1600m)4着(3番人気) T.マーカンドJ

ややゆったりとゲートを出ると、道中は後方からのレースになります。直線では上がり3ハロン最速32秒5の脚を使って外からグングン差を詰めると、勝ち馬とコンマ1秒差の4着まで追い上げています。

手塚調教師「追い切りでは以前ほど前向きに動けなくなっていましたし、その点が少し気掛かりでした。ただ、2週続けて併せてしっかりと負荷を掛けたことで、パドックで歩いている姿を見ても毛艶は良好で、調子が上向いてきたタイミングで上手くレースに出走させることが出来た印象ですし、馬体重も6キロ絞れたのは良かったですね。レースでも状態の良さを証明してくれるような走りで、前残りの展開の中、しっかりと脚を使ってよく差を詰めてきてくれました。マーカンド騎手は、『今日はスローペースだったので良かったですが、もっと前が流れていたらどうなっていたか分かりませんし、本質的にはもう少し短い距離の方が良いかもしれません。でも、直線では良い脚で伸びて来てくれましたし、差し切れなかったもののグッドフィニッシュでした』と話していました。この後については、レース後の状態をよく確認させていただき、どうするか検討していきたいと思います」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:11月12日の東京・奥多摩S(T.マーカンドJ)

手塚師「トレセンに戻ってからよく状態をチェックさせていただきましたが、脚元を含めてこれと言った問題は見られません。レース後に毛艶が落ちてしまった感じは無いですし、今日から乗り運動を開始していますが、歩様にも異常は有りませんね。優先出走権を持っていないので入るかどうか何とも言えないものの、もう少しこのまま様子を見て問題なければ、来週の東京・芝1400m戦を視野に入れたいと考えており、その際は引き続きマーカンド騎手に手綱を取ってもらう予定です」(11/2近況)

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土曜日(10/29)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。※スワンS(G2)へ出走したダイアトニック、阪神でデビューを迎えたルージュアグライアは別記事にて。

芝のデビュー戦ではジリジリと脚を伸ばしてきたも、大した見せ場は作れなかったサンデュエル。そこで2戦目では硬めの歩様+母系を考慮し、早速ダートへ矛先を変更。

パドックに登場してきたサンデュエルは前走からマイナス6キロとちょっとお腹回りが寂しいかなと思いましたが、1度実戦を経験したことで少しピリッと。立て直した効果は感じられました。

レースに関しては、今回もゲート出は遅かったですが、二の脚が付いたことで中団からの競馬へ。前向きさが一息の馬なので砂を被ると前へ進んでいかないことを覚悟していましたが、芝からダートへ入った途端にモタモタ。個人的には砂を被らない位置で気分良く走らせて欲しかったですが、T.マーガントJは馬群の中で追走させることを選択。長い目で見て、競馬を教えるという観点からこれは正解だと思いますが、気分良く走ることを個人的には重視していたので、内へ入れる選択にちょっと驚き、折角揉まれない枠を手にしていたのに、チャンスを手放したなあと見ていました。そして道中はややフワフワしながらの追走。余裕は感じられず、長い府中の直線でガス欠を起こしても仕方ないのかなと覚悟もしたのですが…。

勝負どころからは1段とT.マーガントJの手が激しく動き、直線では外へ出したい気持ちは窺えたも、モダナイズクィーンに少し蓋をされる形でそれは叶わず。そこで内へ突くしかなくなりましたが、サンデュエルは鞍上の叱咤激励に渋く対応。ゴール直前はやや脚が上がったかなと見えましたが、追い通しで3着まで持ってきたのは鞍上の手腕。走破時計は平凡ですが、ダート替わりで前進できたのは何よりでしょう。一応のメドは立ったと思いますし、今回のタイトな競馬が次走以降に良い経験として生きてくることを願っています。

レース後のサンデュエルですが、クタッとした感じは窺えないも、右前にソエの兆候。歩様には出ていないので何とか辛抱できているかなと思いますが、入念なケア・治療でフォローしてもらえればと思います。また、今のところ続戦の方向なので、回復に応じて番組を絞っていってもらえればと思います。ダ1600mは毎週1鞍は組まれていますから。

レッドマグナスは短期放牧を挟んでの3戦目。プラス8キロでの出走となりましたが、太目感はなし。ただ、デビュー戦から雰囲気が一変した2戦目の方がパドックでの気配は良さげに見えました。感覚的なものですが、何かのんびりし過ぎていたかなと。

レースの内容に関してですが、ゲート出は甘かったですが、岡田Jは5発ほど鞭を入れて、ハナを主張。譲る気配がないと感じた他陣営がスッと引いてくれたのは好都合。ハナへ立っている時の走りはノビノビし、リズム良く走ることが出来ていたと思います。

ただ、コーナー毎に外へ張るところがあり、特に4角ではそれが大きく、他馬に迷惑を掛ける形。後続からのプレッシャーに怯んだのかな? 今一つ、原因は分かりませんが。

そして4角を回って最後の直線。手応え・反応が一息だったので、早めに失速することも覚悟したのですが、直線半ばまではシリンガバルガリスとのマッチレースの様相。最後の最後で振り切られてからは苦しくなり、そこへ2番人気のモーメントキャッチが差し込み、マグナスは前走同様に3着。走破時計が遅く、色々恵まれた部分は大きいと思いますが、連続して頑張ってくれたのは○。心身の成長が伴ってくれば、ひと押し・ふた押しは利くと思うので、競馬を重ねていけば初勝利の機会は巡ってくるでしょう。

レース後のマグナスですが、一生懸命走ってくれた分、背中や腰に疲れは残るも、クタッとした感じはなし。このまま在厩で進めて行くこととなり、おそらく次はローカルの福島へ連れていくことになるのかな? 先行力は見せてくれたので、小回りのダ1700mは良さげに思いますが、気性面の幼さが目立つ馬なので、右回りに替わって、戸惑う面が大きくなるのかなと想像もします。

ここ2走、決め手不足を補う意味でダートへ使ってきたドゥラモンド。前走はちょっと舞台が合わなかっただけで力を出し切れないままの敗戦なので、個人的にはノーカウントとして、再度ダートでの可能性を見出すために日曜の適鞍へ回って欲しかったのですが、よくよく見てみると、そこへは同厩舎のレッドゲイルがスタンバイ。陣営は使い分けを意識したというのもあるのかな? 

また、帰厩後の追い切りでの動きがもう1つ目立たなかったドゥラモンドですが、丹念に本数は消化。そして最終追いで少し意欲的に行ったのは良い刺激となった感じで、マイナス6キロでの出走。数字以上に絞れた感じがあり、悪くない気配だったと思います。

レースぶりに関してですが、半歩立ち遅れる形でのスタート。そして外から絞られる形になったので進路が塞がり、仕方なく後方からの競馬へ。前との差が窮屈になった際、頭を上げるようなところがあったように見えましたが、T.マーカンドJは腹を据えて後方待機策。折り合いはしっかり付いていたと思います。ただ、両隣りに他馬がいることで早めに仕掛けたい気持ちはあったでしょうが、動くに動けず。4角を回って直線を向いた際も、狭い進路をこじ開けていくしかありませんでした。

まあ、それでもGOサインが出てからのドゥラモンドは気持ちの強さを感じる走りでじわじわ加速。前を行くアオイシンゴ(2着)の通ってきた進路を利用して伸びてくると、残り150mから外へ持ち出して再加速。3頭横並びの勝ち負けの争いには1歩加わることが出来ませんでしたが、脚が溜まったことでビックリの伸び脚を披露。4着に敗れてしまいましたが、今後にはちょっと明るい競馬に。一瞬の切れは求め辛いも、じっくり構えて末脚勝負に徹すれば、良い伸びを見せてくれることが分かりましたから。もうダートへ使う必要はないかもしれません。あと、ハンデ戦で55キロの斤量も後押ししてくれたと思います。

レース後のドゥラモンドは脚元等は大丈夫も、力を出し切った分、毛ヅヤが落ちているのはちょっと心配。また、今のところは来週の奥多摩S(芝1400m)へ向かうようですが、優先権がないので、登録馬が多いようだと再検討しないといけないかも。状態面でも物足りなさを感じるのなら、一息入れることをお願いしたいです。デキが下降線の中で使うと、その後の立て直しに時間を要してしまいますから。