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入厩から1ヶ月半。昆厩舎のハードワークに耐えてくれるも、時計や動きは目立たぬまま。まだまだ走ることへ意欲が薄く、実戦経験を積みながらの変わり身に期待したいも…。デビュー戦の今回は厳しい結果に終わることを覚悟しています。★ルージュアグライア

f:id:yakifish:20200825181938g:plain ルージュアグライア(牝・昆)父アメリカンペイトリオット 母アンジュパッセ

2022.10.27
栗東昆貢厩舎
本日は引き運動をおこないました。

助手「追い切り後も雰囲気は変わりありませんし、獣医師チェックでも異常は確認されませんでした。獣医師によると『乗り込んでいる分、背腰の印象は良くなった』とのことでしたよ。馬体重は496キロと同じくらいで安定していますが、攻め抜いたことで入厩時と比べたらいい体つきになりました。もちろん中身もできていますよ。走ることに対してはすごく一生懸命で真面目ですし、キックバックを気にしない強さもあるので、それが競馬でも見られれば…といったところでしょう。明日(金)最終調整をおこなって競馬に備えます」

※10月29日(土)阪神4R・2歳新馬(ダ1400m)に太宰啓介騎手で出走します。

2022.10.26
栗東昆貢厩舎
本日はCウッドコースで追い切りました。
CW 太宰J 86.1-70.1-54.6-39.2-12.5 一杯
スターリングナウ一杯の内0.2秒先着

助手「今週の追い切りも太宰啓介騎手に乗ってもらってCウッドコースでおこないました。2歳新馬とテンから併せて直線はビッシリ追ってもらいましたが、先週よりも走りやすい馬場状態だったこともありラスト1ハロンは12秒5とマズマズの時計が出ました。息もできていますし、環境の変化に動じないタイプなので現状の力は出し切れる状態にあると見ています」

昆調教師「目立つ時計は出ていませんが、ゲート試験後も休むことなくかなりの本数の追い切りをこなすなどデビュー前としてはやることはやり尽くしましたし、いくらタフとはいえ2歳馬でこれ以上は攻められないので今週の競馬でデビューさせることにしました。追い切り時計が示す通り現状では速い脚が見られないのでダートから使っていきます。実戦向きで競馬にいって良さが出てくれればといったところですが、今後につながる手掛かりを得ることにも期待しています」

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第4回阪神8日目(10月29日)
4R メイクデビュー阪神 2歳新馬
ダ1400メートル 馬齢 発走11:35
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    コンプラセンシア    牝2    54.0    北村友一
2    2    テーオーミシュラン    牡2    55.0    福永祐一
3    3    ハチメンロッピ    牡2    55.0    菅原明良
4    4    カネトシストーム    牡2    55.0    秋山真一郎
4    5    タガノツラヌキ    牡2    55.0    藤岡康太
5    6    キングダイヤモンド    牡2    55.0    酒井学
5    7    ダディーズラビング    牝2    54.0    幸英明
6    8    レオキー    牝2    54.0    和田竜二
6    9    チュウワステート    牡2    53.0    角田大河
7    10    ルージュアグライア    牝2    54.0    太宰啓介
7    11    レットイットゴー    牝2    54.0    鮫島克駿
8    12    タガノグラジオラス    牝2    54.0    田中健
8    13    ヘニータイフーン    牝2    54.0    岩田望来

○昆師 「時計が詰まってこないし、スピードが上がってこない感じ。使いつつになるのかな」(競馬ブックより)

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エクセラントカーヴ20が脚元の怪我で募集取り下げになってしまったので、その金額が返金になるタイミングとで1頭申し込んでみたのがアンジュパッセ20ことルージュアグライア。

初仔にありがちな線の細さはなく、牡馬と言われても不思議ではない馬体。歩様も力強いので、芝だけでなくダートでも期待できそうなタイプ。牝馬らしい繊細があるのかなと思いつつも、血統は両親ともにダーレーの流れを汲むのも魅力的。そしてロードでお世話になった預託先の昆厩舎も出資の1つの要因でした。

育成時のルージュアグライアは概ね順調に進めることが出来ましたが、正直、動画等で見る動きや姿は地味。近況のコメントは馬っぷりや動きを褒めることはありましたが、個人的な信頼度は薄かったです。

そんな中、ルージュアグライアが栗東へやってきたのが9月上旬。まずは競走馬としての第1関門・ゲート試験合格を目指しましたが、こちらは入厩から約1週間で無事1発合格。その後は在厩でデビューへ向けての調教・追い切りを本格化させてきましたが、動きや時計は目立たないまま。牝馬としては大人しく、タフさがあるのは魅力ですが、肝心の走ることへの気持ちがまだまだ乏しく、スピード感も感じらず。乗り込み量は豊富なので実戦へ行って良さが出て欲しいですが、見込みは薄いでしょうねえ。

それ故、今回に関しては、厳しい結果も予想されますが、状態は何ら問題ないので、初めての実戦でどういう対応を見せることが出来るかどうか。レースの流れについていけるかどうかも心配です。まあ、それを受け入れるしかないので、2戦目以降に繋がるような走りを少しでも見せてくれることを願っています。