ヴィアルーチェ（牝・奥村武）父Almanzor 母Via Firenze
土曜新潟５Ｒ メイクデビュー新潟 ２歳新馬（芝１２００ｍ）８枠１５番 岩田康Ｊ
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：17日に南Ｗコースで時計
奥村武師「17日に南Ｗコースで併せて追い切りを行いました。先週、先々週と力の要る馬場状態だったことで、そこまで速い時計は出していなかったので、当該週にはなりますが、それなりに負荷を掛けたいと考えていました。馬場の内目を通ったとは言え、5ハロンから67.4秒のラスト1ハロン11.5秒というタイムを馬なりのまま楽々とマークしてくれましたし、相手はオープン馬だったのですが、その格上馬を煽るくらいの動きを見せてくれました。動きについては文句を付けるところはありませんし、追い切りを重ねてもテンションが変に上がることなく、こちらの手を煩わせるようなこともありません。ここまでコンスタントに南Ｗコースで本数を積んできている中でも、飼い葉食いが落ちることが無いのも頼もしいですね。こちらに初めて入厩した際には力んでしまうようなところが見られたので、初めての環境で走ることに対して緊張してしまわないか少し心配な部分はあるものの、平常心で挑めれば追い切りの動きからは好勝負が可能だと感じていますので、良い走りを期待しています」（8/18近況）
助 手 14南Ｗ重 75.9- 59.1- 42.8- 13.2 馬なり余力
助 手 17南Ｗ良 67.4- 51.5- 37.0- 11.5 馬なり余力 ホウオウスクラム（古オープン）一杯の内0.7秒追走同入
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第3回新潟3日目（08月20日）
5Ｒ メイクデビュー新潟 ２歳新馬
芝1600メートル 混合 馬齢 発走12:35
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 コトノサンショ 牡2 54.0 武士沢友治
1 2 タイシャククリゲ 牡2 54.0 柴田大知
2 3 ゲンキチーター 牡2 51.0 佐々木大輔
2 4 ヴィオレーヌ 牝2 54.0 野中悠太郎
3 5 ミレディ 牝2 54.0 菅原明良
3 6 ノーブルブラッド 牝2 52.0 小林脩斗
4 7 クツワファミリー 牡2 54.0 菊沢一樹
4 8 オンザスカイ 牡2 54.0 石橋脩
5 9 サンタアナテソーロ 牝2 54.0 戸崎圭太
5 10 ポポラーレウーノ 牝2 54.0 内田博幸
6 11 レジーナルージュ 牝2 54.0 杉原誠人
6 12 アツモリ 牝2 51.0 原優介
7 13 メローラ 牝2 54.0 松岡正海
7 14 ゼロフェイス 牡2 54.0 木幡巧也
8 15 ヴィアルーチェ 牝2 54.0 岩田康誠
8 16 ベルウッドタイガー 牡2 54.0 丸田恭介
8 17 キアキア 牝2 54.0 武藤雅
○奥村武師 「躓くことなく順調に仕上がった。素直な性格で、動きもいいが、ややテンションが高い。当日舞い上がらなければ」（競馬ブックより）
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ヴィアルーチェ古馬アオる動きで11秒５、奥村武師「この動きなら悪くない」と期待(日刊スポーツより)
20日（土）新潟芝1200メートルに出走する愛国産馬のヴィアルーチェ（牝、奥村武）が美浦ウッドで5ハロン67秒4－11秒5（馬なり）をマーク。古馬のオープン馬を上回る手応えで併入する絶好の動きを見せた。
父アルマンゾルは16年に欧州の最優秀3歳牡馬に選出され、日本での産駒は現2歳世代で本馬のみ。奥村武師は「この動きなら悪くないですね。とにかく素直で手がかからない馬。千六まで見据えられるような競馬をしたい」と期待十分に話した。
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例年、結果は二の次で、海外血統の牝馬（グレイシャーパーク・リヴィア）に出資してきましたが、その流れで出資へと至ったヴィアルーチェ。
馬自身は重心の低い歩きながら、前脚の可動域は広くく、トモの踏み込みは上々。利発そうな顔立ちも気に入りました。その一方で欧州血統なので、芝のスピード勝負には分が悪いのかなと思いつつ、スピード勝負に実績のあるアドマイヤマーズ・フレッチアが近親にあたるので案外やれるかもという淡い思いも。
育成時のヴィアルーチェは先頭で歩くことを嫌がってゴネる等、何かにつけ反抗する面が目立ち、精神面の幼さが課題に挙がっていましたが、動きはトモの力強さを生かし、小柄な馬体とは裏腹にパワフルな走り。早く動きの良さは目立っていました。
そして、大きなトラブルなく育成が進むと、ＧＷ明けに美浦・奥村武厩舎へ初入厩。少し体質の弱さを覗かせて心配しましたが、大事には至らず。ゲート試験は入厩して１週間ちょっとで合格と優秀でした。その後はＮＦ天栄へ移動し、デビューを目指して鍛え上げていくことになりましたが、着々とピッチを上げることが出来、本数を重ねるごとに動きは良化。約１ヶ月半の充電期間を経て７月２０日に美浦へと戻ってきました。
帰厩後は早くから追い切りで軽快な動き・時計をマーク。最終追いを含め、何本か追い切りの模様を見ましたが、追走にムキになるところはないですし、シャープな前捌きが印象的で併せ馬でグイッと先着。手前を上手に替えているのも○。芝１２００ｍのデビューになったのは意外でしたが、外国産馬で番組が限られる中でのレース選択ということなんですね。操縦性は利くので、マイルまでは守備範囲にして欲しいです。
追い切り通りなら、デビュー戦から好勝負できるかと思いますが、育成時に反抗的なところがあったり、先頭で歩くのが苦手だったりと精神面の幼さを覗かせていたので、初めての実戦で戸惑う可能性は大。それ故、過度の期待は一旦控え、まずは無事に走り終えて欲しいというのが１番です。そして結果も伴ってきてくれれば嬉しいのですが。
