クールキャット（牝・奥村武）父スクリーンヒーロー 母メジロトンキニーズ
土曜東京11Ｒ 府中牝馬Ｓ（Ｇ２・芝１８００ｍ）７枠１２番 団野Ｊ
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：12日に南Ｗコースで時計
奥村武師「12日に南Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中はクールキャットが追走して行き、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。2～3歳時と比較すれば年を経て多少ズブさが出て来ているので、昔に比べると追い出してからスッと反応できない感じはあるものの、身のこなしには躍動感があって良い動きを見せてくれましたね。今回は帰厩時から特に毛艶が良く、体調面が良好な点は強調材料で、それに加えて距離は1ハロン違うものの、府中では重賞勝利を挙げているように、舞台設定という点でも好感を持っています。G１ホースも出走を予定しているように簡単な相手ではありませんが、団野騎手はクールキャットの特徴を捉えながら上手く力を引き出してくれて、彼とは手が合っていると思いますし、この馬自身の能力的にもここで通用して良いはずですから、良い走りを期待しています」（10/12近況）
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第4回東京4日目（10月15日）
11Ｒ 府中牝馬Ｓ（G2）
芝1800メートル 3歳上OP 指定 国際 牝馬 別定 発走15:45
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 アンドヴァラナウト 牝4 54.0 福永祐一
2 2 ソダシ 牝4 56.0 吉田隼人
2 3 ローザノワール 牝6 54.0 田中勝春
3 4 ホウオウピースフル 牝5 54.0 丸田恭介
3 5 クリノプレミアム 牝5 54.0 松岡正海
4 6 イズジョーノキセキ 牝5 54.0 岩田康誠
4 7 ラヴユーライヴ 牝5 54.0 戸崎圭太
5 8 ライティア 牝5 54.0 坂井瑠星
5 9 アブレイズ 牝5 54.0 大野拓弥
6 10 サトノセシル 牝6 54.0 Ｃ．ルメール
6 11 リアアメリア 牝5 54.0 藤岡佑介
7 12 クールキャット 牝4 54.0 団野大成
7 13 ゴルトベルク 牝5 54.0 石川裕紀人
8 14 シャドウディーヴァ 牝6 55.0 北村友一
8 15 アカイイト 牝5 56.0 幸英明
○奥村武師 「前回も良かったが、今回も帰厩時から毛ヅヤ・皮膚感が良くてかなりいい状態。調教ではズブさが出ているが、実戦ではまったく問題ない。ソダシを見ながら、どんなレースができるか楽しみ」（競馬ブックより）
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前走の新潟・関越Ｓでは牡馬相手にコンマ４秒差の４着と頑張ったクールキャット。これぐらいの舞台設定が合っているのは確かですし、鞍上とも何故か手が合います。
その後はＮＦ天栄へ戻り、予定を決めずにコツコツ乗り込んできました。そして相手強化でも使って欲しかった府中牝馬Ｓを次走のターゲットに。９月２１日に美浦へ戻り、態勢を整えてきました。
帰厩後の調教・追い切りに関しては、しっかり本数を重ねることが出来ていますが、攻め駆けするこの馬とすれば１週前追い切りでは遅れを取り、最終追いも最後は併入に持ち込むも、脚色では見劣る感じに。年齢とキャリアを重ね、ズブさが出てきたとのことですが、ちょっと気合を欠くというかピリッとした感じが窺えないのは不安。馬体は太目感なく、きっちり仕上がってそうですが…。レース前日に時計になるところを乗っても良かったのかなと思います。
相手関係に目を遣ると、定量戦でＧ１馬のソダシとアカイイトが５６キロでの出走可能。２キロしか斤量が違わないので、苦戦は濃厚でしょうが、２勝している東京コース自体は魅力ですし、今回は赤帽の呪いが解けて７枠１２番。外目の偶数枠とクールキャットには絶好と言えるところ。終始外々を回らせると苦しいでしょうが、団野Ｊにはズブさが出てきていることも考慮し、早めにエンジンを吹かしていって欲しいところ。そしてブレーキを踏むことなく、最後の最後まで渋太さを発揮し、掲示板に載って欲しいです。相性の良い団野Ｊの手綱捌きに大いに期待したいです。
