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【シルク】週末(8/20・21)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンブロジオ

土曜新潟1R 障害3歳上未勝利(障2850m)4枠4番 石神J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:17日に南Pコースで時計

菊沢師「17日に石神騎手に跨ってもらい、最終追い切りを行いました。障害をいくつか飛んだ後に、ポリトラックコースで時計を出しています。新潟競馬場までの輸送もこなさないといけないので、あまり疲れを残さないように気を付けて乗って欲しいとジョッキーには伝えていて、その通りに馬なりのままでサッと脚を伸ばす格好で終えています。障害は大きな問題なく飛越できていましたし、ポリトラックでの動きもゴールまでキビキビとしていて良かったですよ。石神騎手の感触も良いですし、これまでと手は替わりますが、調教での感触を活かして上手くエスコートしてくれると思います。レース当日はいかにテンションが上がらずに本番に挑めるかが鍵になると思いますが、ここ数戦は堅実に走ってくれていますし、障害初戦以来の新潟でのレースとなるものの、その時よりも成長した姿を見せてくれると期待しています」(8/17近況)

石 神 17南P良 67.1- 52.2- 38.6- 12.1 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain スノーグレース

土曜新潟12R 3歳上1勝クラス・牝馬(芝1800m)6枠11番 杉原J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:17日に南Wコースで時計

中舘師「17日に南Wコースで追い切りを行いました。今週は新潟競馬場までの輸送をこなさないといけませんし、あまりテンションを上げたくなかったので、単走で5ハロンから72.4秒のラスト1ハロンは12.7秒と、サラッと脚を伸ばす形で終えています。先週しっかりと負荷を掛けたので、中身に問題は見られなかったですし、身のこなしにも硬さは無く、良い最終追い切りを消化できたと思います。それに何よりも、追い切り中にバタバタすることなく、落ち着いた様子で調教に取り組めているのが良い点だと思います。この中間にはゲートの練習も行っていますが、大人しく駐立できていますし、あとはレースに向かうまでのテンションが鍵となってくるでしょう。背中の感触は芝でもと思わすくらい良いものを持っている馬ですし、2歳時に芝を使っていた時と比べ心身共に成長していますから、再びの芝のレースで変わり身を見せてもらいたいところです。なお、鞍上は前走に続いて杉原騎手で投票させていただきました」(8/18近況)

助 手 17南W良 72.4- 55.6- 40.9- 12.7 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain イルデレーヴ

日曜小倉9R 耶馬渓特別(芝1200m)4枠4番 C.ホーJ

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:17日に坂路コースで時計

池添学師「今週は小倉競馬場までの輸送が控えていることから、17日の追い切りは終い重点で坂路で行いました。ラスト2ハロンは12.9-12.5秒としっかり加速することが出来ていますし、仕掛けてからの反応・動き共に良かったですよ。普通キャンターでは相変わらず内にササリ気味に走ってしまうものの、抱え込んで折り合いを付けようとするとそうなってしまうだけで、競馬のスピードになれば真っすぐ走ってくれるので、そこまで心配していません。前走は初めての芝に加えて先行馬有利の展開だったことを考えると上々の内容でした。先週のように高速決着になると分が悪くなるものの、週末にかけて雨予報で良馬場は見込めなさそうですから、適度に時計の掛かる馬場になればイルデレーヴにとっては良い方に向いてくれそうです。そして、何より来日してすぐ結果を残しているC.ホー騎手が騎乗してくれることも強みだと思いますから、ゲートには注意してもらって、上手くエスコートしてもらいたいですね。念のために、今回も発走前に確認の為にゲートに入れてすぐ出すなどして、気持ちを落ち着かせたいと考えています」(8/17近況)

助 手 14栗坂良 57.3- 41.0- 26.4- 13.2 馬なり余力
助 手 16栗坂良 64.4- 46.3- 29.7- 14.3 馬なり余力
助 手 17栗坂不 54.3- 39.3- 25.4- 12.5 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ポレンティア

日曜新潟10R 阿賀野川特別(芝2200m)3枠3番 三浦J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:17日に南Wコースで時計

田中博師「その後も状態が落ちることはありませんでしたし、先週末には坂路コースで15-15を切るくらいのキャンターを行いましたが、鼻出血の発症は無かったですね。そこで、最終追い切りは17日に南Wコースで単走で行い、70-40を切るくらいのところで終えています。息遣いはとても良かったですし、今週は左右のブレが少なくてこれまでよりもバランスが良いですね。気持ちも変に昂ぶることなく適度に気が入って良い雰囲気ですから、動きだけ見れば好勝負になってもおかしくないでしょう。上がりに1度だけ咳をする様子がありましたが、その後は問題無さそうですので、予定通り今週の阿賀野川特別へ向かいたいと思います。頭数的にもメンバー的にもチャンスはありそうですから、スムーズな競馬が出来ればあっさり勝ち上がってもおかしくないでしょう」(8/18近況)

助 手 14美坂重 60.0- 44.0- 29.2- 14.3 馬なり余力
助 手 16美坂良 61.8- 45.8- 30.1- 14.8 馬なり余力
助 手 17南W良 69.1- 53.4- 38.4- 11.7 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンダープロット

日曜札幌10R 大通公園特別(ダ1700m)8枠13番 C.ルメール

・在厩場所:札幌競馬場
・調教内容:17日に札幌芝コースで時計

加藤征弘調教師「札幌競馬場へ移動しており、今週は17日に札幌芝コースで併せて追い切りを行いました。道中はアンダープロットが4馬身先行して、直線では外目から力強く脚伸ばすと、最後は2歳新馬と同入で終えています。前日の降雨で芝が重たかったにも関わらず最後まで軽快な走りでしたし、先週に続いて楽な手応えで走ることが出来ましたね。並び掛けられてからの反応も悪くなかったです。また、蹄の状態も変わらず安定していますから、このひと追いで今週のレースへ向けて十分仕上がったと見ています。昇級してからも成績的には安定していますが、もうワンパンチ足りない感じですし、その部分をダートに替わって補いたいですね。走ってみないと何とも言えないものの、母系的にはダートで活躍している馬もいるので、良い走りを見せることが出来ればと思います」(8/17近況)

助 手 17札芝重 67.0- 52.2- 37.7- 12.1 馬なり余力 エコロジョイアー(新馬)末強めの外0.8秒先行同入

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週末(8/20・21)に出走するシルクの出資馬の出走記事をまとめて。※土曜新潟・芝1200mでデビュー戦を迎えるヴィアルーチェは別記事にて。

障害戦での初勝利まであと1歩の競馬が続くアンブロジオ。毎レース、最初の障害を高く飛んでしまう癖は相変わらずですが、それ以降はこの馬なりに飛越は安定。ただ、障害へ転向後も行きたがる面が残るので折り合いに一苦労。それによるスタミナの消費が最後のひと押し・粘り腰に欠ける要因なのかなと思います。

今回は4月の福島戦以来、3ヶ月ぶりの実戦。前走後、背腰を中心に疲れが見られた為に間隔が空きましたが、帰厩後は丹念な乗り込み。気性が勝った分、仕上がりは早い馬ですし態勢は整っていると思います。

そして今回から鞍上が石神Jへ。小野寺Jが関西へ拠点を移した為ですが、帰厩後はほぼほぼ調教・追い切りに跨り、アンブロジオとの信頼関係を構築。だいぶ癖は掴めたと思うので、あとは石神Jの手腕に託すのみ。新潟の障害戦では1度6着に敗れていますが、これは初障害戦でしたし、飛越の雑さが目立った1戦。その当時とは飛越の安定性は雲泥の差。気にすることはないのかなと思います。

相手関係に目を遣ると、人気を分けているマヤハヤニース・リーガルマナーは強力。アンブロジオに似たタイプだと思いますし、前々でレースの流れに乗りながら、不利等で位置を下げることなく、最後まで我慢・辛抱できた馬が勝つのかなと見ています。

スノーグレースはダートで初勝利を挙げましたが、これは外枠を引き当てたことが大きく、最後まで集中して走れた結果。昇級しても通用する力は秘めていると思いますが、結果は16着→14着とサッパリ。砂を被って嫌がる面が目立ち、走る方へ気持ちが向いてくれません。そこで今回は目先を替えて芝への再挑戦となります。

今回、2ヶ月半ぶりの1戦となりますが、追い切り3本というのはやや不足気味かも。ただ、1週前追い切りはある程度負荷を掛け、時計自体はマズマズ。直前は輸送を考慮してサッと伸ばした感じですが、雰囲気は悪くないかも。以前よりも気難しさは幾らかでもマシになったのかもしれません。

あとはレースへ行って、気分良く、ノビノビ走らせて上げて欲しいです。まあ、その点は連続騎乗となる杉原Jも分かってくれていると思うので、メリハリをつける意味では最後方からの競馬でも良いと思います。要は気分を損ねず、最後まで走り通せるかだけ。昇級後は苦しい競馬が続きますが、芝替わりが再浮上のキッカケとなることを願っています。

イルデレーヴは前走に引き続き芝1200mでの出走へ。前走に関しては予想よりも芝で頑張ってくれていましたが、上位を賑わせるところまでは行かず。やはり本質はパワー型ですし、芝でもダートでも時計面での限界があるのが悩ましいです。

今回、一息入るも仕上がり自体は上々。暑さは苦にしない馬で体調は良好でしょう。あとは2度目の芝でどこまで慣れ・前進が見込めるか。雨の影響で馬場の傷みが進むのはプラスですし、重い馬場になるのも大丈夫。ただ、土曜日の競馬を見ていると、高速馬場がようやく落ち着いてきた感じとはいえ、芝1200mなら1分8秒前半の時計は必要そう。正直なところ、イルデレーヴにはまだまだ不向きな馬場です。

今回も見せ場を作るところまでは行かないでしょうが、スプリント戦に強い香港で騎手をしているC.ホーに乗ってもらえるのは歓迎。スタートを決め、今回は少しレースの流れに乗せていくように騎乗してもらい、C.ホーJの手腕で渋太さを存分に発揮できる形へ持っていって欲しいです。今回も比較的頭数は落ち着いたので、全体の半分よりも良い着順で終えるように努めて欲しいです。そして願わくば掲示板入り(5着以内)へ。

芝2400mで2勝目を挙げたポレンティア。昇級戦となった前走でもサッと好位をキープし、積極的にレースを進めることが出来ましたが、前走は長距離には珍しくHペースとなり、最後は脚が上がる形に。個人的には2000mぐらいが良さそうに思いますが、前々で渋太さを生かすのがポレンティア。今回の少頭数+芝2200mというのはポレンティアには追い風でしょう。

ただ、今回は臨戦過程に少し疑問が残るところ。牧場ではさほど熱心に乗り込むことは出来ていませんでしたし、帰厩後もソフトな仕上げで少し立派な造り。追い切りでの前向きな走りは良いのですが、中身が充実できているかとなると…。また、出走メンバーでは唯一の牝馬。男勝りの馬ではなく、牝馬らしい見た目・内面なので、プレッシャーを感じつつの走りになり、実力をフルに発揮できないかも。冷静に見て、このメンバー相手に勝ち切れるとは思えませんから。

ですので、まずは三浦Jにはポレンティアと息のあった走りを見せてもらい、相手の動き次第ではハナへ行くのもありでしょう。ハナへ行けなかった場合は出たなりの位置で淡々と進め、後続が動いてくる前に仕掛け、早めに先頭へ立つシーンを作って欲しいです。あとは力のある馬に差し切られれば仕方ないですし。ただ、自滅する形での敗戦だけは避けて欲しいです。

アンダープロットはまだまだ上を目指せる素材だと思うも、近走はワンパンチ足りないレースが続き、性格の優しいところが出てしまっている感じ。もどかしい気持ちで一杯です。

そこで今回は目先を替える、新味を求めるということで、ダートへの初挑戦。母はダートで2勝している+攻め駆け・大型馬という観点から、適性は秘めていそうも、繋ぎの柔らかさがダートにフィットするかどうかが課題とのこと。まあ、この辺に関しては、実際に走ってみないと分からないので、今は良い方へ転がってくれることを願っています。

レース運びに関しては、C.ルメールJにお任せしますが、外枠に入り、砂を被ったり、揉まれ込んだりすることはなさそう。あとは後続が捲ってくるタイミングよりも1歩早めの仕掛けで先団に食らい付いていって欲しいです。