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日曜日・月曜日(1/9・10)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アマネセール

日曜中京8R 4歳上1勝クラス(芝2000m)6枠9番 吉田隼J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:6日に坂路コースで時計

茶木師「昨年の12月28日に坂路で14-13程度の追い切りを行い、終いをサッと伸ばす程度でしたが、道中はムキになることもなく、終始ゆったり走っていました。そして年末年始を挟んだことに加えて、今週は変則日程でしたので、追い切りは6日に坂路で負荷を掛けて行いました。馬場が重く走りづらい中でも、ラスト1ハロン12.7秒のタイムで駆け上がってきているように、これまでの中では良く動けていましたね。帰厩後は気難しいところが出ないか、且つムキになって折り合いを欠かないか注意しながら立ち上げてきましたが、最終追い切りを終えるところまで考えていた通り進めることが出来ました。選択肢を広げる意味で2戦続けてダート戦を試させていただきましたが、前に進んでいるというよりは、上に抜けたような走りでしたから、今回は再度芝に戻させていただきます。脚元の状態を気にせずしっかり乗り込むことが出来ましたし、適度に時計の掛かる馬場になればチャンスもあると思うので、この条件で良い走りを見せて欲しいですね」(1/6近況)

助 手 31栗坂良 60.0- 44.5- 29.7- 14.5 馬なり余力
助 手 6栗坂良 53.9- 39.0- 25.6- 12.7 強めに追う トウカイエクラン(三未勝)一杯に0.5秒先行クビ先着

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ミスビアンカ

日曜中京10R 新春S(芝1400m)5枠9番 C.デムーロ

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:6日に坂路コースで時計

高橋忠師「昨年12月31日に坂路で負荷を掛けて追い切りましたが、全体が53.7秒で、ラスト1ハロン12.4秒のタイムをマークしてくれました。促すとスッと反応して最後は馬なりのまま楽に駆け上がってくれましたし、短期放牧を挟んでいるとはいえ、コンスタントに使ってきている中でも心身ともに高いレベルを維持していますね。そして、3日にも坂路で15-14程度の時計で中身を整えました。促せばスッと動いていきそうな気配でしたし、最後まで楽な手応えでしたよ。また、その後も心身ともに良い状態を保っていたので、6日にも同じく坂路で馬なりでサッと時計を出しました。馬場が悪いながらも最後まで馬なりのままで想定していたより時計が出ましたから、それだけ良いコンディションを保っている証拠だと思います。前走は半信半疑ながらも、調子の良さから自分の競馬が出来れば良い走りを見せてくれると期待していましたが、こちらの予想をはるかに上回る競馬でしたし、昇級戦とはいえ、同じような競馬が出来れば準オープンでも楽しみですね。新コンビを組むC.デムーロ騎手は、馬の力を最大限に引き出してくれるジョッキーでもあるので、彼のエスコートで3連勝を期待したいところです」(1/6近況)

助 手 31栗坂良 53.7- 39.3- 25.2- 12.4 馬なり余力
助 手 3栗坂良 58.5- 42.9- 27.9- 13.8 馬なり余力
助 手 6栗坂良 53.6- 38.9- 25.1- 12.4 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ポレンティア

月曜中山12R 4歳上1勝クラス(芝1600m)7枠13番 横山武J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:3日に坂路コースで時計

田中博師「先週末に南Wコースで速めのところを行いました。ポレンティアが誘導する形から最後は同入で終えています。相変わらず動きは良かったものの、トモの左右差は少し気になりますし、その分だけバランスの悪い走りになってしまっていました。特に右トモが流れてしまったことで、直線でモタれる面は少し気になりました。また、調教でも耳を絞ったりすることが増えましたし、成績を見てもムラがあることから、調教でチークピーシズを着用させていただきましたが、集中力を持続できたかなと思います。3日に坂路コースで併せ馬を消化しており、全体時計は56.0秒で終えています。坂路では真っ直ぐ登坂していましたし、前が新馬とは言え楽に追いつけましたから、非常に良い内容の調教でしたよ。この後は7日にも軽く時計を出させていただき、レースへ備えたいと思います。3歳時にはフェアリーSで3着に来たように、中山のマイルはコース形態的にも合っていると思いますし、ノメるような馬場で無ければこの馬の力を発揮することが出来るでしょう。このクラスで2着に来ているように力は足りるはずなので、そろそろ2勝目が欲しいところです」(1/5近況)

助 手 31南W良 69.4- 53.8- 39.1- 12.4 馬なり余力 ララパラプリュイ(三未勝)強めの外0.6秒先行同入
   黛 3美坂良 56.0- 40.8- 26.7- 13.2 馬なり余力 サクラオーラ(新馬馬なりを0.3秒追走同入
助 手 6美坂良 62.6- 45.7- 30.2- 14.8 馬なり余力
助 手 7南B重 67.3- 51.6- 38.3- 12.7 馬なり余力 サンノゼテソーロ(古オープン)馬なりの外0.6秒先行同入

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日曜日・月曜日(1/9・10)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。

スパッと切れる脚を使えないことから、ダートで新味を求めたアマネセールですが、前脚を掻き込むようなフォームではないので、下(ダート)を掴んでも、上へ力が抜ける感じに。また、気難しいところを抱えているのも進みが悪かった要因かなと思います。

その後はNFしがらきへ移し、リフレッシュ&節を稼ぐことにしましたが、ダートでは力を出し切れずに終わっていたので元気一杯。そこで1回中京開催での出走を目指してきましたが、アマネセールなりに負荷&動きの質を高めてきました。状態は前走以上かもしれません。そして、帰厩後の調教・追い切りもひとまず順調。6日の追い切りを経て、馬体は引き締まってきて欲しいです。

ただ、1勝クラスの平場戦とすれば、粒が揃ったメンバー。前走で馬券に絡んでいるのが13頭中6頭ですから。それに対してアマネセールは4走前にこの舞台で3着という実績はありますが、ダートで2戦、凡走を喫した後だけに不安が先立ちます。走ること自体が嫌になってなければ良いのですが…。

さすがにガラッと巻き返すのは難しいでしょうが、やはり芝の方が良いというところを見せてもらい、少しでも上位へと食い込んで欲しいところ。鞍上に吉田隼Jを確保できたのは地味に大きいと思うので、上手に導いてくれることを密かに期待します。

芝1400mにこだわり、またレースへ行って体を硬くしたり、力んだりしないように追い切りをソフトな内容で終えることでノビノビ走れるようになったミスビアンカ。2勝クラスへの昇級戦となった前走でも『自分の競馬が出来れば大駆けがあっても!?』と淡い期待は持っていましたが、サッとハナを奪ってマイペースの逃げへ。元々潜在能力の高い馬ですし、自分の走りが出来れば簡単には止まりません。そしてこのタイミングで連勝するとは若い頃では考えられませんでした。

前走後は無理することなくNFしがらきでリフレッシュ。厩舎のHPでは当初、来月5日の東京・雲雀Sからの始動を示唆していましたが、ここに来て回復が早くなり、順調に乗ることが出来ていたので予定を前倒し。先月17日に栗東へ戻ると、ここを目標に仕上げてきました。

追い切りに関してはこれまでどおり、坂路で馬なり主体。時計も目立ちませんが、走りっぷりは軽快そのもの。今回も良い状態・良い仕上げでレースへ臨めるのは確かです。そして今回も先手を奪い、自分の競馬に徹するのみですが、内枠のコスモエスパーダが先手を主張するなら外目の2番手からでも競馬は出来ると思いますが、前を追い掛ける形で走りに力みが出なければ良いのですが…。

また、相手関係に目を遣ると、ここは上位人気を集める各馬があと1つ抜けた存在。いずれOPに上がっても、それなりにやれそうなメンツです。それらに対し、ミスビアンカの勢いは確かに魅力ですが、走破時計を詰める必要もありますし、気分良く直線を向いたとしても、上位人気馬の末脚を封じるのは容易ではありません。それ故、今回はさすがに厳しい結果が待っていると思いますが、現状でどこまでやれるのかをまずは冷静に見守りたいです。そして今回の結果・経験を次走以降に役立てていけるようにお願いします。

前走の新潟戦はかなり良いデキでレースへ臨むことが出来ていたと思うポレンティア。それ故、勝ち負けの争いに食い込むことを考えていましたが、いざレースでは渋った馬場を気にしたのかまさかのブービー負け(15着)。幸い、鼻出血を発症ということではなかったです。ただ、自分が期待するとポレンティアはだいたいダメです。

前走後はNF天栄で再調整。レース後の回復はちょっと遅めでしたが、丹念に乗り込んで状態アップに着手。動きの質となると物足りなさはありますが、先月17日に帰厩。そして早くからこの番組に照準を合わせ、鞍上に横山武Jを確保。

帰厩後の調整・追い切りはソフトな内容ですが、本数はしっかりこなしていますし、リフレッシュさせたことで硬さが取れているようです。また、元々放牧明けが走る馬なので、前走の大敗からの巻き返しは可能に思います。人気の1角だったレーヴドゥラプレリが取り消したのも追い風でしょう。また、追い切りではチークピーシズを着用し、その効果を確かめていましたが、出馬表を見るとBの文字が。集中力の維持に向け、更に万全を期してきたのかな? ただ、いきなりのブリンカー装着はパニックを引き起こすかもしれません。

まあ、それでも心身が噛みあった走りが出来れば、1勝クラスで上位に来る力はあるので、あとは鞍上の手腕で好勝負に持ち込んでもらえればと思います。