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週末(9/11・12)の出資馬・出走記事(シルク)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンダープロット(牡・加藤征)父ハーツクライ 母マチカネタマカズラ

土曜中山7R 3歳上1勝クラス(芝1800m)3枠6番 C.ルメール

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:8日に南Wコースで時計

加藤征師「先週の1週前追い切りで思ったよりも動きが重たかったことから、先週末にも南Wコースに入れて時計を出しています。馬場状態があまり良くなかったので無理をさせずに終いは15-14くらいのものではありましたが、脚取りはまずまずでしたね。そこで、8日も南Wコースで併せて追い切りを行い、アンダープロットが2馬身ほど先行する形から直線では外目から脚を伸ばして、最後は同クラスのアドマイヤレビンに1馬身ほど先着して終えています。先週長めからしっかりと負荷を掛けた効果で、今週はいつものこの馬らしい機敏な動きを見せてくれましたね。終いまで楽な手応えで良い走りだったと思いますから、今週のレースにはまずまずの仕上がりで臨めそうですよ。ここまでの成績を見て分かる通り、このクラスでは能力は上位ですし、ある程度綺麗な馬場であれば自身の力を発揮することが出来ると思いますので、そろそろ2勝目を挙げておきたいですね」(9/8近況)

西村太 5南W重 74.9- 58.2- 43.0- 13.8 馬なり余力
助 手 8南W良 67.3- 52.4- 37.9- 12.2 馬なり余力 アドマイヤレビン(古馬1勝)強めの外0.7秒先行0.2秒先着

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ロコポルティ(牡・西園)父ヘニーヒューズ 母サダムグランジュテ

日曜中京4R 3歳上1勝クラス(ダ1200m)7枠10番 和田J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:8日に坂路コースで時計

西園師「8日に坂路で追い切りました。単走でしっかり負荷を掛けて行ったところ、ゴール手前で前が詰まって追いづらいところがありながらも、全体が52.9秒で、終い1ハロンは12.5秒で楽々駆け上がってくるのですから、スムーズならもっと好時計が出ていたでしょうね。6月の阪神では前々走の反省を踏まえて、和田竜二騎手には積極的なレースを選択してもらいましたが、結果的に最後は甘くなってしまったものの、不良馬場で時計が速くなってしまったことが堪えたように思います。前走後は牧場でじっくり鍛えてもらったことで、春先より体が一回り大きくなっていますし、理想通りに逞しくなっていますね。また、今回は未勝利を勝ち上がった1200mに距離を戻しますが、適度に時計の掛かる馬場になれば、無理せず流れに乗って行けるでしょうし、前回テンから出していることでスッと行き脚はつくはずです。初戦は最後の直線コース半ばで急に内ラチに逃避し、競走を中止しているだけに、2戦目以降は中京競馬場での出走は避けてきました。ただ、気の悪さからではなく、先頭を走る形になってしまったことで、初戦の悪いところが出てしまったものですから、経験を積んだ今なら最後までしっかり走ってくれるはずです。念のために和田竜二騎手にはその点には注意して騎乗してもらい、何とか勝利へ導いてもらいたいところです」(9/9近況)

助 手 8栗坂良 52.9- 38.3- 25.1- 12.5 一杯に追う

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週末(9/11・12)に出走するシルクの出資馬の出走記事をまとめて。※セントウルSに出走するピクシーナイトは別記事にて。

3歳の秋を迎え、1勝クラスに止まっていることにやや不満を感じるのがアンダープロット。馬体に緩さを残し、俊敏に動き切れない現状ですが、その弱点が前走では見事に露呈。勝ち馬が大逃げする展開で仕掛けどころは難しかったと思いますが、3着に上がるのがやっという内容。高い能力を秘めている1頭だと思うのですが、成長曲線が緩やかなんでしょうねえ。

前走後はNF天栄でリフレッシュ。焦らずにじっくりと成長を促しながら乗り込みを課してきました。暑さへの対応力に不安はありましたが、クタッとすることはなかったです。そしてお盆過ぎに美浦へと戻ってきて、4回中山の開幕週のここへと駒を進めてきました。

帰厩後の調教・追い切りに関しては、Wコース中心で丹念な乗り込み。1週前追い切りでは格上のグラティアスに胸を借り、追走して追い付けませんでしたが、ビシッとやることは出来ています。そして最終追いも併せ馬で行われましたが、先行してサッと伸ばす程度。動きには軽快さが増してきたと思いますが、馬体に関してはやや重目が残る様子。最終追いを経てどこまで馬体が引き締まってきてくれるか。

また、緩さは残るので、小回りの中山・芝1800mで脚を溜めきれるかどうかも気になるところ。大崩れすることはないと思いますが、このメンバー相手にきちっと勝ち切れるかとなるとそこまでの自信はありません。まあ、あとは手綱を取ってくれるC.ルメールJの手腕に託したいです。

ロコポルティは上々の時計で未勝利を勝ち上がりましたが、昇級してからの2戦は案外な結果。ただ、2走前は馬群の中から差すような競馬になりましたし、前走は1400mで積極的にハナを奪う競馬に持ち込みましたが、道中のオーバーペースが祟り、最後は失速しての10着。チグハグな競馬が続きましたが、前走では良いスピードを見せ、1ハロン短縮のダ1200mなら粘りは違ってくる筈。

前走後はNFしがらきでリフレッシュを図り、回復が叶った後は暑さが堪えることなく、与えられた調教メニューを黙々と消化。ガラッと変わってきた感じこそないも、春先と比べてもトモに張りが出て逞しくなってきた様子。この馬なりに成長はし続けています。そして8月末に栗東へ戻ってきたロコポルティは5回中京開催での出走を目指し、調教・追い切りを進めてきました。

帰厩後の調整に関してですが、こちらも頗る順調。1日の坂路追いでは上がり重点ながらラスト1ハロン11秒9を叩き出し、8日の坂路では全体時計も53秒を切る中、ラスト2ハロンは12.6-12.5と加速。まあ、元々攻め駆けするタイプですが、この追い切りからも体調の良さ・仕上がりの良さは十二分に伝わってくるかと思います。

ただ、中京コースはデビュー戦でラチにぶつかり、競走を中止した舞台。その後は中京コースで使うことを控えてきましたが、約1年ぶりの中京コース。その当時からは心身の成長は遂げていますし、色々経験をしてきているので問題ないとは思いますが…。

相手関係に目を遣ると、12頭立てと手頃な頭数に落ち着いたのはまずは良かったです。そして前走の行きっぷりなら、このメンバーならハナへ行けるでしょうし、内から主張してくる馬がいれば揉まれない2~3番手からの競馬もできます。また、昇級してからの2戦は案外相手が揃っていたと思うので、立て直した効果+相手弱化が見込めるココなら巻き返しは可能ですし、一気に勝ち負けの争いにまで食い込んでも不思議ではありません。まあ、悪くても、今回でクラス突破へメドの立つ走りは見せて欲しいです。