ブロードアリュール(セ・尾関)父ゴールドアリュール 母ブロードアピール
・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:4日に南Wコースで時計
・次走予定:2月21日の東京・大島特別
尾関師「4日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。3頭併せで行いましたが、道中はブロードアリュールが先頭で誘導して、直線に入って外から脚を伸ばすと、最後は併入で終えています。少しチップが重たかったことで、ラスト1ハロンは特に時計が掛かってしまっていますが、まだまだ手応えは楽でしたし、追っていれば時計は縮まっていたでしょう。先週より調教内容も良かったと思います。また、先週ゲート練習を行った際に、少し中でソワソワするところがありましたので、3日に駐立だけ練習しておきました。今週は中でも落ち着きがありましたし、心配は要りませんね。脚元も問題なく順調にコンディションは上がってきていますので、この調子で再来週の競馬に備えておきます」(2/4近況)
助 手 31南W良 72.4- 56.0- 41.9- 14.6 馬なり余力
助 手 4南W良 87.4- 69.7- 54.4- 40.3- 13.4 馬なり余力 インヴァリアンス(三未勝)一杯の外3.3秒先行同入
・在厩場所:美浦トレセン
尾関師「7日に坂路コースで時計を出したのですが、運動後に右トモの歩様が乱れてしまいました。すぐ獣医師に詳しく状態を診てもらったところ、種子骨の骨折が判明しました。程度としては重度のもので、獣医師からは競走馬として続けていくことは出来ないだろうということで、能失の診断がおりました。次の競馬に良い状態で向かえればと思っていたものの、このような結果となってしまい本当に申し訳ございません。まだ痛みがある状況ですぐに動かすことは出来ませんし、獣医師から移動の許可が出たタイミングで、競走馬登録抹消の手続きを取らせていただきます」(2/7近況)
上記の通り、『競走能力喪失』と診断されたため、誠に残念ではございますが、近日中に競走馬登録抹消の手続きを行わせていただくことになりました。なお、今後は乗馬となる予定ですが、詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。
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21日の東京・大島特別(ダ1400m)へ向け、出走態勢を整えていたゴールドアリュール。骨折明けを1度使い、しっかり立て直した効果で追い切りの脚取りは軽やか。2勝クラスなら能力的に見劣ることはないので、臨戦過程の良い今回は本領発揮でどこまで巻き返してくれるか早くも楽しみにしていました。
ただ、7日になって突然の近況メール。『脚元をまたまた怪我してしまったかあ…』と覚悟を決めてメールを読むと、右トモの種子骨の骨折が判明。症状はかなり重傷のようで、獣医師からは競走馬として続けていくことは出来ないだろうということで、競走能力喪失の診断が下ってしまいました。はああ、何とも残念です。
両親からダートでの活躍を夢見てきたゴールドアリュールですが、7歳なのにキャリアは10戦。骨折等の故障に泣かされ続けてしまいました。まあ、募集価格が元々、安かったのは体質の弱さを割り引いていたんでしょうねえ。
今は兎に角、今後の馬生が少しでも良いものになるように願うばかりです。お疲れ様でした。