トラペジスト
・在厩場所：ノーザンファームしがらき
調教主任「こちらに戻って来て状態を確認したところ、脚元に異常は無かったものの、馬体が萎んでしまっていて、活気にも欠ける印象でした。ですので、乗り運動は控えて軽めのメニューで様子を見ていたのですが、今週に入って熱発してしまいました。獣医師によると熱中症ではないかということで、現在は舎飼で療養に努めています。前走の疲れがまだ残っているのだと思いますし、しばらくは無理をさせずに様子を見る方針です。馬体重は５１９キロです」（8/4近況）
・在厩場所：ノーザンファームしがらき
調教主任「体調が上向くまで軽めの運動に控えていましたが、今週に入って状態が安定してきましたので、現在はウォーキングマシンでの運動を60分間行っています。日によっては体温が39度まで上がる時がありましたが、今では平熱を維持することが出来ていますので、もう心配ないでしょう。まだ蒸し暑い日が続いていますから、もう暫くの間は馬の状態を優先して進めていきたいと思います。馬体重は５２１キロです」（8/11近況）
アリスヴィクトリア
・在厩場所：ノーザンファームしがらき
調教主任「今週は坂路コースでの全体的なペースを上げており、15-15を中心に乗り込んでいます。少し負荷を強めましたが、まずまずのフットワークで登坂できていますね。秋競馬でのデビューが目標になってきますが、具体的な予定はもう少し乗り込んでベースが整ってきてから、厩舎サイドと相談することになっています。馬体重は４８３キロです」（8/4近況）
・在厩場所：ノーザンファームしがらき
調教主任「この中間から坂路コースの改修工事が始まりましたので、現在は周回コース主体で乗り込みを進めています。まだ幼い部分はあるものの、負荷を強めた後も疲れを見せることはなかったですし、この馬なりに中身がしっかりとしてきているように思います。飼い葉食い含めてコンディションは良いので、この調子で更に良化を促していきたいと思います。馬体重は４７９キロです」（8/11近況）
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デビュー戦以上に大事になってくると見ていた２戦目で大きく崩れてしまったトラペジスト。その後、ＮＦしがらきへ戻ってきましたが、活気が乏しく、馬体もしょんぼり。じっくり立て直す必要があるなあと見ていたら、疲れの蓄積からか熱発を発症。正直、踏んだり蹴ったりですが、ここは焦ることなく腰をじっくり据え、まずは状態の立て直しに取り組んでもらえればと思います。
アリスヴィクトリアは体質面でまだパンとしていないのが悩ましく、気性面でも幼さを感じさせるも、この中間は負荷を高めても、疲れを見せることなく無難に対応。ひと追い毎にじわじわ良くなっているのは確かですし、動きの質を更に上げていってもらいたいです。
