トラペジスト（牡・音無）父ニューイヤーズデイ 母ルシルク
土曜阪神５Ｒ メイクデビュー阪神 ２歳新馬（ダ１２００ｍ）７枠１０番 松山Ｊ
・在厩場所：栗東トレセン
音無師「14日に坂路コースで併せて追い切りを行いました。先週に引き続いて松山Ｊを背に、道中はトラペジストが追走し、同じ2歳新馬に併せました。レース当該週と言うことで、終いの反応を確かめる程度に控えるように伝えていましたが、残り1ハロンから仕掛けられるとスッと加速することが出来ていました。全体は53.3秒とそこまで目立つものではないですが、ラスト1ハロンは12.2秒のタイムを馬なりでマークしているように、十分の内容だったと思います。この中間にゲート練習を行いましたが、出の反応はそこまで速くないものの、スッと二の脚がついていたことを考えると、新馬の1200ｍ戦なら流れに乗り遅れることはないと見ています。初戦だけにレースに行ってみないことには何とも言えないものの、好仕上がりでデビューさせることが出来るので、良い走りを見せて欲しいところです」（6/15近況）
助 手 11栗坂稍 58.5 - 41.8 - 27.3 - 13.7 馬ナリ
松 山 14栗坂良 53.3 - 38.7 - 24.9 - 12.2 馬ナリ イーグルノワール(新馬)馬ナリを0.2秒追走同入
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第3回阪神5日目（06月17日）
5Ｒ メイクデビュー阪神 2歳新馬
ダ1200メートル 指定 混合 馬齢 発走12:25
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ノットイナフ 牡2 55.0 川田将雅
2 2 コパノアマンダ 牝2 52.0 西塚洸二
3 3 エコロガイア 牡2 55.0 岩田望来
4 4 オールラウンダー 牡2 55.0 松若風馬
4 5 アルピニスト 牝2 55.0 長岡禎仁
5 6 サトノフェニックス 牡2 55.0 和田竜二
5 7 ダイメイゼット 牡2 54.0 泉谷楓真
6 8 サザンカ 牝2 54.0 角田大河
6 9 ナムラルッコラ 牝2 52.0 田口貫太
7 10 トラペジスト 牡2 55.0 松山弘平
7 11 ボビーニクビッタケ 牝2 55.0 藤岡康太
8 12 ダイシンバースディ 牡2 55.0 加藤祥太
8 13 ミヤジテン 牝2 52.0 永島まなみ
○田中助手 「少し子供っぽいところはありますが、追い切りの動きが良く、いかにもダートの短距離が合っていそう。ゲートも速い方。鞍上も好感触を掴んでくれています」（競馬ブックより）
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17日阪神新馬戦デビューへ ニューイヤーズデイ産駒トラペジスト 鋭い動きを披露（日刊スポーツより）
新種牡馬ニューイヤーズデイ産駒。1週前追いでは坂路で4ハロン51秒1をマーク。14日の最終追いも坂路で僚馬イーグルノワール（新馬）と馬なりで併入した。時計は53秒3－12秒2。半兄には重賞馬グランシルクがいる血統。音無師は「追い切りは動きますね。ダート1200メートルもいいと思います」と好走を見込んでいた。
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未知の新種牡馬ながら、馬っぷりの良さに惹かれての出資となったルシルクの２１ことトラペジスト。歩様は柔らかみに欠けるも、１歩１歩しっかり踏みしめるような歩きで力強さは○。丈夫そうな馬です。あと、預託先の音無厩舎はシルクドリーマー・ピクシーナイトと相性が良く、"２度あることは３度ある"の精神で出資申し込みしました。
育成時のトラペジストは気性面での幼さを感じさせながらも、与えられた調教メニューを真面目に消化し、動きは常に余裕あり。そして新種牡馬の産駒ということで早期デビューを目指して積極的に進められ、３月末にＮＦしがらきへ到着すると４月１日に栗東・音無厩舎へ初入厩しました。ここまで順調に来る出資馬はホント珍しいです。
また、入厩後は新しい環境にも程なくして慣れ、ゲート試験に関しても、教えられたことを着々と覚えると試験は無事１発で合格。その後は心身のリフレッシュを兼ねてＮＦしがらきへ放牧。疲れが癒えてからは鍛え直すことになりましたが、本数を重ねて体力が付いてくると、行きっぷりが良くなり、前向きさもアップ。ＮＦしがらきの坂路を持ったままの勢いで駆け上がってくるほど。着実に成長が感じられるのはホント頼もしく、先月２３日に帰厩すると３回阪神でのデビューを目指してきました。
個人的には最初は芝を試すのかなと見ていましたが、パワフルな馬体＋前脚を掻き込む走法を考慮したのか短距離のダートのココへ。調教・追い切りに関しては順調に本数を重ね、早くから好時計を連発。そしてここ２週はデビュー戦の手綱を取る松山Ｊに感触を掴んでもらって感触も上々。稽古通りならデビュー戦から勝ち負けの争いになるでしょう。
相手関係に目を遣ると、追い切りの動きが良い馬が多くて侮れませんが、１番のライバルはやはりサトノフェニックス。最終追いはやや地味な動きになりましたが、先週まではＣＷコースで好時計を叩き出し、併せ馬で優勢な動き。ゲートもかなり速そう。スピードで押し切られる可能性は高いかもしれません。トラペジストと松山Ｊはしっかりマークして進めることができることを願っています。そして直線で競り合いに持ち込めば、追う者の強みとしてこちらに分がありそう。
また、トラペジストが我が厩舎の２歳馬のトップバッターなので、まずは結果を出し、良い流れを作っていって欲しいです。
