トラペジスト（牡・音無）父ニューイヤーズデイ 母ルシルク
・在厩場所：ノーザンファームしがらき
調教主任「この中間から坂路でハロン14秒まで負荷を強めています。他の2歳馬と比較すると、トラペジストは周りに影響されることなく、淡々と調教をこなすことが出来ています。自分から進んで行くタイプではなかったですが、ここに来て前進気勢が強くなってきましたし、単走でもしっかりと負荷を掛けていけるところがこの馬の良いところですね。今の感じなら早い段階からデビュー出来そうですし、いつ帰厩の声が掛かっても良いように態勢を整えておきたいと思います。馬体重は５１８キロです」（5/12近況）
・在厩場所：ノーザンファームしがらき
調教主任「この中間も同様のメニューで乗り込みを進めています。今週は3歳馬と併せましたが、付いてくるので精一杯な相手に対して、トラペジストは抑えたまま楽に走ることが出来ていました。乗り込みを進めていくにつれて、行きっぷりが良くなってきましたし、短い距離で力を発揮してくれそうです。早ければ来週にも帰厩する予定になっていますので、良い状態で送り出せるように態勢を整えておきたいと思います。馬体重は５２２キロです」（5/19近況）
・在厩場所：栗東トレセン
23日(火)に栗東トレセンへ帰厩しています。
・在厩場所：栗東トレセン
音無師「放牧に出した後も順調に進められていたようなので、23日にトレセンへ帰厩させています。昨日からコースで乗り出しを開始し、その際は特に気になるところは見られなかったので、25日に坂路コースで併せて追い切りを行っています。強め1本目と言うことで、馬なりに控えましたが、全体が54.3秒で、ラスト1ハロン12.8秒のタイムを楽に出してくれましたよ。この時期の2歳馬と言うことで、心身ともに幼さが目立ちますが、手を煩わせるほどではないですし、色々経験を積んでいけば走りに集中してくれるようになるでしょう。自ら進んで行くほどの前向きさが窺えますし、力強いフットワークを見せていますから、まずはダート戦を試してみたい気持ちがあります。このまま順調に仕上がるようなら、6月17日の阪神・ダ1200ｍ戦でデビューさせる予定です。なお、鞍上につきましては、松山弘平騎手に依頼しています」（5/25近況）
助 手 25栗坂良 54.3 - 39.1 - 25.5 - 12.8 馬ナリ イーグルノワール(新馬)馬ナリと同入
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ＮＦしがらきで帰厩へ向けての体力強化に努めてきたトラペジスト。２歳馬らしからぬ落ち着きの良さはこの馬の長所の１つですが、調教を重ねつつ、前向きさが出てきたのは好感。実際にＮＦしがらきでの調教動画を見ましたが、持ったままの手応えで１３秒台を刻んで最後は１２秒８。良きも良好と言えるでしょう。
あとは帰厩の声が届くのを待つのみでしたが、２３日の検疫で栗東・音無厩舎へ帰厩。また、早速デビュー戦の予定も決まっており、来月１７日の阪神・ダ１２００ｍを松山Ｊとのコンビで臨みます。個人的には芝１４００ｍあたりで様子を見て欲しかったですが、新種牡馬の仔ですし、確実に勝てる舞台を選んできたのかなと思います。
帰厩後の初時計も悪くないので、更に期待が高まる動きを今後の追い切りで見せていって欲しいです。
