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35頭目の顕彰馬に無事選ばれました。☆アーモンドアイ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アーモンドアイ(牝・国枝)父ロードカナロアフサイチパンドラ

スポニチ・ウェブより

JRAは6日、23年度の顕彰馬にアーモンドアイ(牝8)を選出したと発表した。20年選出のキタサンブラック以来35頭目牝馬としては16年のジェンティルドンナ以来6頭目。初めて対象となった昨年は選出要件(記者投票で75%以上の得票)に達しなかったが、今年は96・6%の圧倒的支持で殿堂入りを果たした。

リベンジの殿堂入り。昨年は顕彰馬の選出要件にわずか8票及ばない得票率71・3%にとどまったアーモンドアイだが、今年は有効投票207票のうち200票を獲得。ほぼ満票に近い96・6%の得票率で選出された。「今年は選定していただき光栄です。牝馬3冠、G19勝など素晴らしい成績を収めて2度の年度代表馬(18、20年)にも輝きました。そんな蹄跡が評価されて良かった」。管理した国枝師は殿堂入りの朗報に胸をなで下ろした。

牝馬3冠を達成した直後の18年ジャパンCでは芝2400メートル2分20秒6の世界レコードをマーク。翌19年には海を渡りドバイターフを完勝した。引退レースとなった5歳秋のジャパンCで史上最多のJRA・G1・8勝(海外を含む通算9勝)を挙げた。だが、選考対象(登録抹消から1年が経過した競走馬)となった昨年は1年目のキタサンブラック同様に落選。「歴史的な名牝がなぜ選ばれないのか」。内外から疑問の声が上がった。

JRA通算勝利数を選出要件(騎手2000勝、調教師1000勝以上)にする顕彰者のように顕彰馬の選出基準も数字で示すべきだ」などの提言も相次いだ。

「名馬の記憶も時代の移り変わりと共に薄れてしまうもの。後世に伝えていくにはレース名に組み入れたり、馬像を作るなど形として残さなければならない」と語る国枝師。自ら手がけた名牝の記憶を殿堂入りという後世まで伝わる形で残せた。馬主のシルクレーシング・米本昌史代表は「国枝調教師、(主戦の)ルメール騎手をはじめ全ての関係者に感謝申し上げると共に、出資会員のみなさま、ファンの方々と喜びを分かち合いたい。今度は産駒にもご声援いただければ幸いです」と話した。

ノーザンファーム(北海道早来)で繁殖生活を送るアーモンドアイは、昨年1月に初子となるエピファネイア産駒の牡馬が誕生。今年1月には第2子の牡馬(父モーリス)を出産した。現在はキタサンブラックを受胎中で、来春に無事誕生なら両親が顕彰馬のG1・16冠ベイビーとなる。父ロードカナロアも18年に顕彰馬に選定されており、父娘での顕彰馬はディープインパクト(08年選定)―ジェンティルドンナ(16年選定)に次ぐ2組目。「きっとアーモンドアイは、その子供たちに夢をつないでくれる」と国枝師。来夏以降、順次デビューする産駒には親子3代殿堂入りの夢も託される。

▽顕彰馬制度 中央競馬の発展に多大な貢献があった馬の功績を称えて表彰する制度。「競馬の殿堂」とも呼ばれる。グレード制導入の84年にJRA30周年記念事業として発足。99年までは顕彰馬選考委員会の審議で、00年以降は報道関係者の投票(全体の4分の3以上の得票)で選定。選定対象馬は02年4月1日~22年3月31日に競走馬登録を抹消した馬で、現役馬と抹消1年未満の馬は対象外。過去に34頭が選出。顕彰馬のブロンズ像が東京競馬場内の競馬博物館に展示される。

◆アーモンドアイ 父ロードカナロア 母フサイチパンドラ(母の父サンデーサイレンス)15年3月10日生まれ 牝8歳 美浦・国枝厩舎所属 馬主・シルクレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績15戦11勝(海外1戦1勝) 総獲得賞金19億1526万3900円(海外含む)。

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繁殖生活を順調に送っているアーモンドアイですが、最後にもう1つ"顕彰馬"という勲章が加わることになりました。昨年は落選に終わっていたので、ひとまずホッとしましたし、成績を考えれば当然の受賞ではあります。

また、まもなく1歳馬が募集に掛かりますし、現在は3番仔となる父キタサンブラックを受胎中。そろそろ牝馬が産まれて後継馬が欲しいですが、バネの利いた走りをする馬が今から想像できるので、今後も体調には十二分に気をつけてもらい、そして繁殖生活でも優秀さ・偉大さを見せていってもらいたいです。