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芝のG1・8勝という大偉業を達成して臨むラストラン。中3週のローテ+距離延長は楽ではなく、前走以上となると正直難しいと思うも、スムーズな競馬から自慢の加速力を駆使してライバルの追撃を凌ぎ切り、今後、語り継がれるだろう歴史的1戦の主役を最後まで務めて欲しい。☆アーモンドアイ


f:id:yakifish:20200513045835g:plain アーモンドアイ(牝・国枝)父ロードカナロアフサイチパンドラ

日曜東京12R ジャパンC(G1・芝2400m)2枠2番 C.ルメール

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:25日に南Wコースで時計

国枝師「先週末に追い切りを行ってからも馬体に問題はありませんでしたので、予定通り25日にクリストフ(C.ルメール騎手)を背に南Wコースで併せて追い切りを行いました。間隔は詰まっていますし、ある程度体は出来ていますから、クリストフの言葉を借りれば少しセーブをしてパワーをキープするような調教内容でした。いつものアーモンドアイらしくフットワークもすごく弾んでいましたし、動きは良かったのではないかなと思います。クリストフは『先週とはペースは違いましたがリラックスしており、最後だけ少しスピードを上げていますが、無理することなくパワーをキープしました。前走よりもコンディションは良くなっていますし、更にパワーアップしていますよ。それにテンションは上がっていなくて、大人しく静かでした。それも大事なことです。デアリングタクト、コントレイル共に負けなしで3冠達成したことはリスペクトします。でもアーモンドアイは牝馬でずっとG1レベルでトップを走ってきたし、とても素晴らしい馬です。強敵相手のラストランになりますが、彼女の強さを見せつけたいですね。それに2年前のジャパンカップはとても強かったですので、またこの舞台で最高の競馬をすることが出来ればと思います』と話していました。枠は2枠2番に決まったので2年前のような競馬ができればとは思いますが、今年の東京競馬場は初日に大雨で馬場が一気に悪くなってしまい、今の馬場はこの馬にとってあまり理想的ではないのでそこは心配ですね…。ただ、最終的にはクリストフに任せます。あとは前走くらいスタートを決めて欲しいので、明日ゲート練習を再度行って本番に臨みます。やはり最後に有終の美と言いますか、最高の結果で締めくくることが出来れば良いですが、一番は無事にレースを終えてくれればと思います」(11/26近況)

ルメール 25南W稍 67.9- 52.1- 38.1- 12.8 馬なり余力 サトノエルドール(古馬3勝)馬なりの内0.5秒追走0.2秒先着

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第5回東京9日目(11月29日)
12R ジャパンC(G1)
芝2400メートル 3歳上OP 指定 国際 定量 発走15:40
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 カレンブーケドール 牝4 55.0 津村明秀
2 2 アーモンドアイ 牝5 55.0 C.ルメール
2 3 ワールドプレミア 牡4 57.0 武豊
3 4 キセキ 牡6 57.0 浜中俊
3 5 デアリングタクト 牝3 53.0 松山弘平
4 6 コントレイル 牡3 55.0 福永祐一
4 7 ミッキースワロー 牡6 57.0 戸崎圭太
5 8 ウェイトゥパリス 牡7 57.0 M.デムーロ
5 9 トーラスジェミニ 牡4 57.0 田辺裕信
6 10 パフォーマプロミス 牡8 57.0 岩田望来
6 11 クレッシェンドラヴ 牡6 57.0 内田博幸
7 12 マカヒキ 牡7 57.0 三浦皇成
7 13 ユーキャンスマイル 牡5 57.0 岩田康誠
8 14 ヨシオ 牡7 57.0 勝浦正樹
8 15 グローリーヴェイズ 牡5 57.0 川田将雅

○国枝師 「できれば真ん中あたりの枠が良かったのですが、後入れの偶数はいいし、スタートを決めてルメール騎手がうまく誘導してくれるでしょう。追い切ったあとの調整はいつも通りで土曜朝に東京に入厩。前走で目標は達成したので気楽な立場で結果を出してくれればいいですね」(日曜・競馬ブックより)

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ジャパンC】アーモンドアイが現役最終追い切り ルメール「99%のコンディション」(スポーツ報知より)

ジャパンC(29日、東京)の出走予定馬の追い切りが東西トレセンで25日に行われた。ラストランを迎えるアーモンドアイは美浦・Wコースでの3頭併せ。最後の追い切りの手綱を執ったクリストフ・ルメール騎手(41)は「99%のコンディション」と出来に太鼓判を押した。

最高の背中の感触を楽しみながら、アーモンドアイとの呼吸をピタリと合わせた。レースへ向けての生涯最後の追い切り。美浦トレセンに駆けつけた栗東所属のルメールは「いつもアーモンドアイに乗る時は、僕にとって特別。今回、最後の追い切りだったので集中したし、ずっとエンジョイできました」と、笑顔でラスト調教を終えた。

ウッドチップ(W)コースで中サトノエルドール(4歳3勝クラス)を2馬身半、外ミッキーパンチ(3歳1勝クラス)を6馬身追走。2頭の内に入った直線は馬なりのまま楽々と馬体を併せ、5ハロン67秒9、ラスト1ハロンを12秒8で両馬にきっちり1馬身先着した。「最後はちょっとスピードを出してくれたけど、無理しないで追い切りがしたかった。彼女のパワーを温存できた」と満足げだった。

天皇賞・秋から中3週のローテーション。安田記念は中2週で2着に終わったこともあり、間隔が短いことへの不安説も飛び交うなか、「パワーアップしたと思います。前回は休み明けだったので、たぶんコンディションは80%。3週間のあと、競馬のリズムを保ってコンディションも上がってきているので、今回は99%かな。テンションも上がらず静かだったし、国枝調教師、スタッフはすごくいい仕事をしてくれたと思います」と、上昇カーブをわかりやすく数値で示した。

3冠馬3頭による最初で最後の直接対決にも、ルメールの自信は揺らがない。「今年の3歳はめちゃめちゃ強いから、いいレースになると思う。彼女はまだ走りたいみたい。コンディションもトップになるし、改めて良い結果を出すことができると思う」。ラストランは100%の全力で現役最強の走りを披露する。

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ラストランのアーモンドアイは2枠2番(日刊スポーツより)

ジャパンCがラストランとなるアーモンドアイ(牝5、国枝)は、2枠2番に入った。

国枝師は「真ん中あたりがよかったけど、まあしょうがないよな。競馬はルメさんにお任せするだけだから。まずは無事に走ってくれたら、だね」と話した

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ジャパンC】(2)アーモンドアイ 中3週も不問 泰然自若の8冠馬「最後の競馬を楽しんで」(スポニチより)

夜明け前の28日午前4時44分。ラストランへ向け旅立ったアーモンドアイは無事に同6時44分に決戦場に到着した。愛馬を無事に送り出した国枝師は「いろんなことをこの馬で味わえた。今思うと充実していて、短かったような感じはします」と、感慨深げに馬運車を見送った。

世紀の一戦といわれるが、実績では8冠馬アーモンドアイが最上位。無敗の3歳3冠牡牝は強力なライバルだが、主役の座は譲れない。師は「まあ、一緒に走れるのは楽しみですけど、競おうというよりは、アーモンドアイが自分の競馬をしてくれればと思っています。自分の競馬に集中ですね」と泰然自若。

史上初の芝G1・8勝目を挙げた天皇賞・秋から中3週で臨む今回。疲れが気になるが「体つきは天皇賞の前よりキリッとしていた。フレッシュで、(最終追いに騎乗した)ルメールも何の問題もないと納得の表情だった」と不安を一掃。最後にアーモンドアイに何と声を掛けるか問われた名伯楽は「お疲れさん、最後の競馬を楽しんでこい、と言いたい」とほほ笑んだ。

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天皇賞・秋を連覇して、記録的にシンボリルドルフディープインパクトらの上回る、芝のG1・8勝の記録を打ち立てたアーモンドアイ。レースでは最後苦しくなってヒヤヒヤしましたが、充実著しいクロノジェネシス・フィエールマンらに交わさせなかったのはこの馬の底力。3歳春の桜花賞以降、伊達にG1ばかり使っている馬ではありません。

前走後はNF天栄へ一旦放牧へ。次走は昨年自重した香港になるのかなと見ていましたが、コロナ禍の現状を踏まえ、一昨年に圧巻のレコードを樹立したジャパンCへ照準を合わせることに。無敗の3冠馬対決にもう1頭の3冠馬が加わることとなり、歴史的1戦と大注目を浴びることになりました。そしてアーモンドアイはこのレースで現役を終えることが決定しました。

ジャパンC参戦へ向け、美浦・国枝厩舎へ戻ってきたのが今月18日。11日間でレースへ臨むのは初めで、調整の難しさを感じつつの調教・追い切りだったと思いますが、20日と25日の追い切りにはC.ルメールJがいつも通りに駆け付け、弾むようなフットワークで集中力も上々。目に見えない疲れはあるかもしれませんが、春にヴィクトリアマイル安田記念で中2週のローテを経験したのがここで役立って欲しい。今回も間隔は詰まっていますが、それよりも1週間ゆとりはありますし、短期放牧を挟むことが出来たのは何気に大きいと思います。ただ、馬体重は増えて欲しくはありません。

枠は内目に入りましたが、偶数枠をゲットできたのは○。これで後手を踏む可能性は低くなったと思います。レースプランはC.ルメールJにおまかせですが、1コーナーを回る時は行きたがるのをしっかり押さえ、折り合いを付けて欲しいです。あとはスムーズに流れに乗ってくれれば。3歳の3冠馬(コントレイル・デアリングタクト)よりも前でのレースになるのかな?

相手関係に目を遣ると、上昇度が計り知れない3冠馬2頭が1番のライバルでしょうが、古馬勢に関してはサートゥルナーリアが回避したことで、前走の天皇賞・秋と比較すると、相手は楽になった気もします。

まあ、レースでは如何にアーモンドアイの能力を出し切れるかどうか。それに尽きると思います。馬体のボリュームが増した今、2400mの克服が1番の課題でしょうが、今回がラストラン。まずは無事に走り終えて欲しいですが、能力を余すことなく出し切って、悔いを残さないようにお願いします。そして、今後、語り継がれるだろう歴史的1戦の主役を最後まで務めて欲しいです。