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次走が29日の東京・ジャパンCに決定。そしてこの1戦で現役を終えることになります。☆アーモンドアイ


f:id:yakifish:20200513045835g:plain アーモンドアイ(牝・国枝)父ロードカナロアフサイチパンドラ

・在厩場所:福島県ノーザンファーム天栄
・次走予定:11月29日の東京・ジャパンC(G1)・C.ルメール
・調教内容:週1回坂路コースで14-14、週2回15-14、残りの日は軽めの調整

国枝師「12日に福島県・NF天栄にて、オーナーと共に馬体を確認させていただきました。状態は良さそうですし、牧場へ戻った後も順調に進められているとのことですから、当初の予定通り11月29日の東京・ジャパンCへ向かいたいと思います。今の雰囲気を維持してもらい、来週半ばにトレセンへ戻す予定です。なお、鞍上は引き続きクリストフ(C.ルメール騎手)にお願いしています。また、現在の情勢を考慮すると、引退期限となります来年の3月までに適鞍が無いこと、そしてこれだけの馬を無事に繁殖へ上げることも調教師としての使命ですから、オーナー・牧場サイドと検討した結果、このジャパンCをもちましてアーモンドアイの競走生活を終えることと致しました。彼女のラストランを勝利で締めくくることが出来るよう全力投球させていただきますので、ご声援のほど宜しくお願い致します」(11/12近況)

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アーモンドアイがJCで引退 無敗3冠馬2頭と激突(日刊スポーツより)

G1・8勝馬アーモンドアイ(牝5、国枝)がジャパンC(G1、芝2400メートル、29日=東京)に参戦することが12日、分かった。このレースが引退戦となる。登録のあった香港国際競走なども次走の候補に挙がっていたが、18年に2分20秒6のスーパーレコードで勝っている東京2400メートルの舞台がラストランに選ばれた。

ついにお別れの時がやってきてしまう。同馬を所有する(有)シルクレーシングの米本昌史社長は「この秋を迎えるにあたり、国枝師と話をして大目標を天皇賞・秋に据えていました。その後はジャパンCを構想のひとつとして共有していました。コンディションや海外の情勢を鑑みると、ジャパンCがラストなのかなと判断しました」と話した。

牝馬3冠達成の第1章となった18年桜花賞以降は、G1ばかりを走り続けてきた。積み上げた芝G1勝利数は日本馬で単独トップの「8」。クラブの規定では牝馬の引退は6歳3月となっているが、その期限を待たずして、ひと足早くターフを去ることになる。

17年8月6日新潟芝1400メートル(2着)のデビューから3年4カ月弱。現役最強の名を欲しいままにしてきた。史上初の8冠達成となった前走の天皇賞・秋は2着馬が天皇賞・春連覇のG1・3勝馬フィエールマン、3着馬が宝塚記念6馬身差圧勝のG1・2勝馬クロノジェネシス。アーモンドアイの他にG1馬6頭が出走したレースで史上2頭目の秋盾連覇を成し遂げた。

前走後、主戦のルメール騎手は「いいパートナーです。ラブストーリーみたい。一年中ずっとプレッシャーですが、そのプレッシャーも好き。アーモンドアイを愛しています」と涙交じりに相棒への思いを明かしていた。

現在、アーモンドアイはIFHA(国際競馬統括機関連盟)が定める今年の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」において、先日引退したエネイブル(17、18年凱旋門賞連覇などG1・11勝)に並ぶ世界ランキング6位タイ(124ポンド)の評価を受ける。名実ともに今、日本で最も強い競走馬。引退戦は世界中のホースマンも注目する一戦になる。

自身の走りで花道を飾る。古馬の強豪に加え、今年はコントレイルとデアリングタクトの無敗牡牝3冠馬も参戦する予定となっている。期せずしてドリームマッチが東京芝2400メートルのチャンピオンコースで行われる。米本社長は「ジャパンCというレースは日本最高峰の馬たちが集まる場所。無敗の3冠馬たちが出てくるのは、必然と言ってもいいでしょうし、アーモンドアイのラストランにふさわしいと思います。すばらしい馬同士がぶつかるのは個人的にもわくわくします」と新旧3冠馬激突にも胸を躍らせた。

勝てばさらに記録が塗り替えられる。芝G1・9勝はもちろん、1着賞金3億円が加われば総収得賞金は19億円を超える。12日時点で歴代1位のキタサンブラックが稼いだ18億7684万3000円を上回り、トップに躍り出る。「これだけ偉大な記録を積み上げてきたことは本当にすばらしいと思います。馬には感謝しかありません」。

1800~2400メートルの中距離戦は、全てG1を走っていながら6戦6勝と負けなしだ。同馬は大団円に至るべく、ノーザンファーム天栄でリフレッシュ放牧中。近日中の帰厩が予定されている。「タフなレースを経験したので、今は牧場でケアをしている状況です。ジャパンCに向かう準備としては、シナリオ通りにきています」と米本社長。“最後”の走りも衝撃のパフォーマンスを期待せずにはいられない。

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アーモンドアイJC参戦で対戦心待ち!デアリングタクト陣営「夢のよう」 コントレイル陣営「敬意を」(スポニチより)

アーモンドアイがジャパンC(29日、東京)参戦を表明したことで、無敗3冠コントレイル、無敗牝馬3冠デアリングタクトとの「世紀の3強対決」が実現する。3冠馬3頭の中で、真っ先に出走を表明していたデアリングタクト陣営。杉山晴師は「アーモンドアイは間違いなく現役最強馬ですからね。そこにチャレンジできるのは、自分の中でも夢のようです。出る以上は勝つつもりで臨みたいですし、挑みたいと思います」と意欲満々のコメント。デアリングタクトは秋華賞のあと放牧を挟み、4日に帰厩。11日に坂路4F55秒6の初時計をマーク。「何よりデアリング自身がしっかり競馬で走れるように一日一日、丁寧に調整していきたい」。38歳の若きトレーナーは大一番を前にしても自然体だ。

コントレイルの矢作師は「これだけのメンバーが集まるのは何十年に一度。競馬好きとしてはたまらない」と自身も“一競馬ファン”としてエキサイト。コントレイルは菊花賞後、放牧に出て12日に帰厩。元気いっぱいの姿を見届けて「体の張りは良かったし、ひと安心」とした。芝3000メートルを走り切った疲労が心配されていたが「筋肉系、脚元は大丈夫だったし、辞める理由が見つからなかったね」と“世紀の対決”参戦に一切の迷いはない。アーモンドアイの参戦を受けて「これで引退ということなので、最初で最後のチャンス。出てきてくれた陣営に敬意を表したいです。本当に楽しみでしかない」と語った。ファンだけではない。どの陣営も“世紀の対決”を心待ちにしている。

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決定が少し遅れていたので、香港へ向けての調整を進めているのかなと見ていたアーモンドアイですが、改めて馬体をチェックした上で29日のジャパンCへ参戦することが決定。当初の予定通りとあるのでここが本線だったんですね。そして次走のジャパンCが引退レースになることも決まりました。

ここまで色々夢を見させてもらい、こんな馬とは2度と巡り合えないと思いますが、ジャパンCではまずは無事に走り終えてもらい、次のステージへ進んでもらえればと思います。

競馬ファンの目で言えば、コントレイル・デアリングタクトの無敗の3冠馬との対決はやはり今からワクワクドキドキです。また、他にも強豪が出てくるので伸びシロに欠けるアーモンドアイの苦戦が予想されますが、歴史に残る1戦になってくれれば満足です。まずは出来るだけ良い状態でラストランとなるジャパンCに臨んで欲しいです。