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休み明けでピリッとしない中、マイナス12キロでの出走。本調子を欠く中で4着と崩れなかったのは幸いも、今回のレースに関しては収穫の少ない1戦になってしまう。立て直した次走ではしっかり結果を出して欲しい。★ロードベイリーフ

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードベイリーフ(牡・森田)父ヴァンセンヌ 母ショウナンアオバ

11月7日(土)福島10R・飯坂温泉特別・混合・芝1200mに菱田Jで出走。13頭立て2番人気で1枠1番から平均ペースの道中を2、3、3番手と進み、直線では最内を通って0秒3差の4着でした。馬場は良。タイム1分10秒1、上がり34秒9。馬体重は12キロ減少の462キロでした。

○森田調教師 「逃げた馬が押し切っているように、さほどペースは速くなかったはず。理想的なポジションで運べていたでしょう。ただ、直線で伸び切れぬ形。休み明けの分なのかも知れません。輸送で減ったのか否か・・・は現時点で何とも言い切れぬ部分ながら、もう少し身体もフックラして欲しいところ。使って上向いて欲しいですね」

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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【次走へのメモ】

馬体スッキリ。下見、馬場入りともに落ち着いていた。返し馬で軽く気合をつける。好位のポケット。ロスなく立ち回るも直線で追ってからも同じ脚色だった。なだれ込む程度。(B誌)

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。今後は近日中に兵庫・ヒイラギステーブルへ移動して12月5日(土)中京・3歳上1勝クラス・芝1400mへ向けて態勢を整えます。

○森田調教師 「馬体は回復傾向。やはり輸送減りでしたね。5着以内は得ているものの、スプリント戦が組まれぬ状況。守備範囲と思えるだけに、1400mへ行きましょう。ただ、さすがに中1週では厳しそう。短期放牧を挟んだ上で、中京の初日へ向かいます」

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前走でスプリント能力の高さを示してくれたロードベイリーフ。特別戦のここでも十分やれるとは思っていましたが、今回は牧場で態勢が整うのに時間を要し、レースへ向けての前向きさに欠ける感じだったので1度使った方が良いのかなと考えていました。

レースでは前走1200mの流れに戸惑う面があったので、この距離2戦目でどういう行きっぷりを見せるか注目していましたが、今回は最内枠でスタートでやや後手を踏む形。菱田Jは揉まれるのを嫌って、少し気合をつけてポジションを挽回。折り合いを欠くような場面はなかったと思います。道中はそこまで流れずに緩やかな流れ。ベイリーフはスムーズに対応できていたと思いますが、4角手前でフワッとして気合を付ける形。そこまでは鞍上の手応えは残っているように見えましたが、反応に鈍さが。見た目以上に余裕がなかった感じで直線でいざ追われてからがジリジリ。右手前をスッと替えることが出来ずに内へモタれ加減。パタッと止まることはなかったですが、そこからはなだれ込むのが精一杯。4着と大崩れはしませんでしたが、見せ場のないというか収穫の少ない1戦になったなあというのが率直な感想です。

一息入り、福島への長距離輸送で今回はマイナス12キロでの出走。パドックではそこまで細くは映りませんでしたが、放牧明けでこれだけ減るのはやはり良くありません。パドックでは淡々と歩いていましたが、消耗していたのかなあ…。レースへ行ってひと伸びを欠いたのはこの辺りも響いたかもしれません。

レース後のベイリーフですが、クタッとした素振りはなく、馬体は回復傾向も、1200m戦が組まれていないことから一旦、兵庫・ヒイラギステーブルへ放牧に出る予定。順調に調整が進めば来月5日の中京の開幕週の芝1400mへ向かうことになります。この距離までなら楽しみが持てるでしょう。

まずはひと叩きしたことで良い意味でのピリッとした感じた出てきて欲しいところ。牧場でもう1つ前向きさに欠けるなら、積極的に併せ馬で乗り込んでもらえればと思います。1勝クラスでは地力上位なので、立て直された次走は本領を発揮してもらい、2勝目を掴み取って新年を迎えてもらいたいです。