ワンミリオンスの21(牡・大竹)父 ニューイヤーズデイ
担当者「現在は坂路コースと周回コースでの乗り込みを交えつつ進めています。週3回は坂路コースをハロン16~17秒ペースで登坂しており、その他にも周回コース2500mを軽めのキャンターで動かす等、精力的に乗り込むようにしています。16-16での手応えは段々と上向いてきていますし、フットワークもしっかりとしていて問題ありませんが、まだ体力面に課題が残っているので、タイミングを見てリフレッシュを取り入れつつ進めるようにしています。それでも、こちらに移動してきた当初は毛艶が今一つだったのが、乗り込みをこなしつつ良化してきているように、この馬なりに成長を感じますよ。見た目の印象通り、この馬の長所は何よりも丈夫なことで、脚元を含めて不安が出ることなく、休まずに調教を積むことが出来ています。それに伴って、肩回りやトモ等、必要な箇所のボリュームが増してきていますし、今後もしっかりと乗り込みを行ってベースを築いていきたいと思います。馬体重は470キロです」(4/10近況)
○誕生日:2月19日生まれ
○育成:ノーザンファーム空港
○馬体重:470キロ 体高 160.0センチ 胸囲 178.0センチ 管囲 20.0センチ
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追加募集ではダート向きの馬を補充したかったので、そこで白羽の矢が立ったのがワンミリオンスの21。母は地方&中央でのダートで活躍。その2番仔に当たりますが、馬体は母系が出ている感じ。また、前の出は少し窮屈ですが、トモの踏み込みは良く、バネを感じさせる歩様も好感です。
ただ、調教の進み具合、馬体の張り・艶は一息、預託先から体質面で弱いところがあるのは確かでしょう。調教動画もややセーブした感じで走っていますし、少し気持ちが先走る面も。心身が噛み合うように変わってきて欲しいです。まあ、それでも身のこなし自体は悪くないと思うので、中身がパンとしてくるのを待ってあげれば、楽しみな馬へと成長してくれるでしょう。
まずは大きなトラブルに見舞われることなく、与えられた調教メニューを着実にこなしていってもらえればと思います。肩やトモの肉付きは良い方ですが、更にボリュームを増し、ダート馬らしい風貌も備えてくれれば。母同様に地方でも大暴れできることを願っています。