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【シルク】日曜日(4/23)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain カーペンタリア

日曜東京9R 石和特別(芝1800m)3枠3番 D.レーンJ

・在厩場所:美浦トレセン

木村哲也調教師「今回戻ってきてからスクミがちでしたが、この中間は特に問題無さそうでしたし、先週末は坂路コースで追い切りを行いました。54.2秒と重たい馬場としては悪くないタイムでしたね。最終追い切りは19日に南Wコースで併せて追い切りを行い、道中はカーペンタリアが3頭併せの2番手を追走して、直線では2頭の間から脚を伸ばしてくると、最後は各馬に先着して終えています。今朝はチークピーシズを着用したことで、抜け出してからもフワッとすること無く走ることが出来ていましたし、前走に続いて今回も実戦で着用して臨ませていただきたいと思います。ただ、動きはそれほど悪くないものの、少し息遣いにはまだ重たいところがあるので、この1本で変わって欲しいところです。なお、鞍上はD.レーン騎手で臨ませていただきます」(4/19近況)

助 手 16美坂重 54.2 - 39.5 - 25.2 - 12.3 馬なり余力
助 手 19美W良 83.5 - 67.6 - 52.4 - 38.0 - 11.4 馬なり余力 サスツルギ(三歳1勝)馬ナリの外0.8秒先行0.1秒先着

f:id:yakifish:20200513045835g:plain セラフィナイト

日曜東京9R 石和特別(芝1800m)5枠5番 菅原明J

・在厩場所:美浦トレセン

宮田師「先週末は坂路コースでバランスを整えており、19日に南Wコースで最終追い切りを行いました。3頭併せの道中はセラフィナイトが2番手を追走して、直線では、各馬の間から脚を伸ばすと、最後はオープン馬のグラティアスとは同入、未勝利馬には半馬身ほど先着して終えています。今朝は野中騎手に調教を手伝っていただきましたが、『ハミに突っ込むような走りをする馬ですが、今回はそれがありませんでしたし、良い位置で抱えられていましたよ。全体的にパワーアップしているように、この馬なりに成長していそうです』と好感触を持ってくれました。上がり重点とは言え、長めから時計を出して終いのキレは良かったですし、これなら今週良いレースを見せられそうですね。当日の馬場状態によるものの、開幕週の東京ですからあまり後ろからでも届かないと思いますので、今回も前走と同様に好位辺りを取って欲しいと、菅原明良騎手にリクエストしておきたいと思います」(4/19近況)

助 手 16美坂重 57.7 - 42.1 - 27.5 - 13.6 馬なり余力
野 中 19美W良 84.5 - 67.9 - 52.5 - 38.0 - 11.6 馬なり余力グラティアス(古オープン)馬ナリの外1.1秒先行同入
助 手 21美坂良 59.5 - 44.0 - 29.3 - 14.9 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アナンシエーション

日曜東京12R 4歳上2勝クラス(ダ1600m)6枠11番 D.レーンJ

・在厩場所:美浦トレセン

手塚師「19日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はアナンシエーションが追走して行き、直線では内に進路を取って脚を伸ばしましたが、最後は1馬身ほど遅れてゴールしています。相手がオープン馬のココロノトウダイでしたから、追い付けなかったことは特に気にしていませんし、5ハロンから66.1秒のラスト1ハロンは11.5秒と、当該週ですがビッシリと負荷の掛かった良い追い切りを消化できたと前向きに捉えています。裕紀人(石川裕紀人騎手)に乗ってもらいましたが、『良い頃に比べるとまだ少し動きが重い感じがしました』と話していたものの、これでちょうど良くなるでしょう。ゲートは確認していますが、トレセンでは特に悪さをすることはありませんね。去勢したことで普段の落ち着きが増してきており、実戦でも同じ雰囲気で挑めればと思いますし、あとは外枠でも引いてスムーズに運べれば、久々でも良い走りを見せてくれると思っています」(4/19近況)

助 手 16美W不 68.6 - 52.8 - 38.1 - 12.2 馬なり余力
石川裕 19美W良 81.2 - 66.1 - 51.6 - 37.2 - 11.5 一杯 ココロノトウダイ(古オープン)馬ナリの内1.2秒追走0.2秒遅れ

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日曜日(4/23)に出走するシルクの出資馬の出走記事をまとめて。

カーペンタリアとセラフィナイトは石和特別でぶつかり合うこととなりましたが、共に少頭数で競馬できるのは勿論プラス。

カーペンタリアは昇級戦となりますが、これまで挙げた2勝のパフォーマンスは常に上のクラスでも通用する内容でしたし、前走で負かしたホウオウプレミアは次のレースで1勝クラスを勝ち上がると、昇級戦となった次走でも2着と好走済。勝手に物差しにさせてもらうと、カーペンタリアが2勝クラスでも十分通用することが分かると思いますし、いずれはもっと上まで出世して欲しい素材。ここで足止めを食らう訳にはいきません。

ただ、非凡な能力とは裏腹に独特の気難しさを抱えるのが悩ましいところ。集中力が切れてしまうと、最内枠で揉まれまくった前々走のことが頭を過ぎります。まあ、その辺少頭数とカーペンタリアに初勝利をくれたD.レーンJの手腕に託しますが、レース運び・組み立てに関してはより慎重により丁寧に考えておかないとダメでしょう。

あと、個人的には1ハロン延長がどう出るかに注目。気分良く走らせれば問題はないでしょうが、最後の詰めの段階で甘さを覗かせなければ良いのですが…。

一方のセラフィナイトは前々走で1勝クラスを卒業し、前走で2勝クラスを体験済。持ち前の"相手なり"を発揮して正攻法の競馬で3着と健闘。渋太く頑張ってくれているのは褒めて上げたいも、決め手不足は相変わらずの課題です。

今回、NF天栄での短期放牧を挟んでの1戦ですが、丹念に追い切りを重ね、ここ2週は格上相手でもヒケを取らず。馬体重もじりじり増えているようで良化(伸びシロ)はあり。また、ハミに頼る走りが今回は見られず、良い位置で折り合えるとのこと。地道にトモの強化が進んでいるのかもしれません。この良化が本物なら、前走以上があっても。苦しくなったところからもうひと踏ん張り・頑張りを今回こそ見せて欲しいです。

年齢とキャリアを重ね、距離適性が短い方へシフトしているように見ていたアナンシエーション。それ故、鞍上に引き続きC.ルメールJを確保し、現状のベストと思っていた東京・ダ1400mに使ってきた前走はガラッと変わってくるものと期待していましたが、ダートからのスタートで行き脚が付かず。また、想像以上にレースの流れに乗ることが出来ず、直線でジリジリ伸びるも7着まで。ショックの大きい敗戦となりました。

そして前走後、気難しさを緩和するためにNF空港にて去勢手術を敢行。ひとまず無事終えていますが、心身のバランスを整えるために時間を掛けて回復を図り、馬体も良い意味でふっくら。春の中山に間に合わそうとすれば大丈夫そうだったも、これまでの戦績を踏まえ、東京開催まで待つことに。

帰厩後の調教・追い切りに関しては、積極的に本数を重ね、1つ1つの攻め内容も強化。ビシビシやれているのは体調の良さからでしょう。少し太めが残るかもしれませんが、最終追い切りからの良化に託したいところ。

ただ、コメントの節々を見ると、去勢手術を行い、幾分落ち着きを保っているも、実戦へ行くと悪い方へ豹変しそうな雰囲気。好走条件の1つとして五分のスタートを挙げることは出来ますが、外目とはいえ奇数枠を引き当てたのは正直心配。如何にロスなく集団についていけるかが勝負の分かれ目なので、D.レーンJには色んな状況を想像してもらい、柔軟な対応をお願いします。実力を発揮できれば、このクラスは勝てる馬なので、何とか良さを引き出してもらいたいです。