アンブロジオ
・在厩場所：26日に小倉競馬場へ移動
・調教内容：軽めの調整
・次走予定：2月5日の小倉・障2860ｍ、もしくは2月6日の小倉・障2860ｍ（共に小野寺Ｊ）
菊沢師「先週末には坂路コースで時計を出していますが、動きには軽快感があって良かったですね。その後も体調面を含めて問題は見られなかったので、本日小倉競馬場へ移動させています。向こうでは小野寺騎手に調教を手伝ってもらうようにお願いしていますので、まずは向こうの環境や障害に慣らしつつ調整してもらいたいと考えています」（1/26近況）
助 手 23美坂良 56.3- 40.9- 26.6- 12.9 馬なり余力
アナンシエーション
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：26日に南Ｗコースで時計
・次走予定：2月5日の東京・ダ1600ｍ（石川Ｊ）
手塚師「26日に南Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中はＯＰ馬のマルターズディオサを追い掛ける形で進め、直線で内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。直線での身のこなしを見ていると、まだ幾分重さがあるのかなという印象を持ちましたが、乗ってもらった裕紀人（石川裕紀人騎手）は『最後までしっかりと走れていましたし、特に問題ないと思います』と話していましたので、状態的にはしっかりと整えて送り出すことが出来そうです。今回もパシュファイヤーを装着しましたが、追走する形でも頭を上げたりすることは無かったですから、枠順等の条件によってはレース時の着用を検討しても良いかもしれません。このまま来週の競馬に向けて、しっかりと調整していきたいと思います」（1/27近況）
助 手 23美坂良 55.5- 40.9- 27.0- 12.9 馬なり余力
石川裕 26南Ｗ稍 83.9- 67.6- 52.8- 38.0- 11.8 馬なり余力 マルターズディオサ（古オープン）強めの内0.5秒追走同入
セラフィナイト
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：19日に南Ｗコースで時計
・次走予定：2月5日の東京・芝1600ｍ（戸崎Ｊ）
宮田師「先週の追い切りはかなり体も中身も重たかったですから、この中間は坂路コースでしっかりと本数を乗り込んでいます。まだフィットしてきたところまではいきませんが、少しずつ良化はしてきましたね。今週も27日に南Ｗコースで併せて追い切りを行い、道中はセラフィナイトが3頭併せの一番後ろを追走して、直線では内から脚を伸ばしてくると、最後は同入で終えています。前の2頭を後ろから追いかけてしっかりと負荷を掛けましたので、5ハロンからの時計は65秒台と非常に速いタイムが出ました。上がりの息はフーフーと一生懸命走り切った様子でしたので、これで見た目だけでなく中身も良化してくるでしょう。かなり負荷を掛けた調教を課したことから脚元を含めて疲れが出ることも予想されますし、来週は馬の状態に合わせた調教メニューを組み立てていきます」（1/27近況）
助 手 21美坂良 63.7- 46.6- 30.2- 14.9 馬なり余力
助 手 23美坂良 65.4- 47.4- 30.7- 14.9 馬なり余力
助 手 23美坂良 56.3- 41.0- 26.4- 12.6 馬なり余力
助 手 25美坂良 62.8- 45.7- 29.8- 14.7 馬なり余力
助 手 26美坂稍 63.3- 46.2- 29.7- 14.8 馬なり余力
助 手 27南Ｗ良 82.2- 65.4- 51.1- 37.5- 12.0 強めに追う ミエノアッパレ（三未勝）馬なりの内1.5秒追走同入
オリーヴベリー
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：軽めの調整
・次走予定：2月5日の東京・ダ1300ｍ
武市師「乗り運動を行いながら前走後の疲れが出てこないかチェックしていたものの、ここまでは問題ありませんね。レース後に負った左トモのクモズレに関しても、傷腫れは徐々に小さくなってきましたし、これならこのまま続戦させても大丈夫でしょう。今のところ、来週の東京・ダ1300m戦へ臨みたいと考えており、速いところは今週末から再度行っていくつもりです」（1/26近況）
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来週の出走を予定しているシルク３歳上関東馬の近況をまとめて。
来週の小倉で障害での２戦目を迎えるアンブロジオ。実戦で手綱を取ってくれる小野寺Ｊが小倉に滞在していることから、障害練習をつけてもらうために２６日に小倉競馬場へ移動しています。ここまでの調整過程を見るとマズマズ良い雰囲気で来ていて、体調自体は良いと思いますが、前走では飛越の雑さが酷かったので、そこが実戦を１度経験してどこまで改善・解消されてきているか。ガラッとは変わってこないと思いますが、見た目に上手になったことが分かるくらいまでは来て欲しいです。
走り慣れた東京・ダ１６００ｍへの出走を予定しているアナンシエーション。１週前追い切りにあたる２６日は石川Ｊを背にＯＰ馬のマルターズディオサとの併せ馬を敢行。映像でその走りを確認できましたが、パフュワイヤーを着用して追走して内へ併せる形。コーナーリングでは少し操縦しにくそうでしたが、直線ではスムーズに手前を替えると加速も○。相手を煽る手応えでしたが、最後はフワッとしないように少し気合を付けていました。このひと追いを経て、良い意味でピリッとしてくるとは思いますが、週末と来週の追い切りでもしっかり負荷を掛け、見た目にも太目感なくレースへ臨めるようにお願いします。
引き続き、時計になるところを丹念に乗っているセラフィナイトですが、レースを１週後に控え、２７日はＷコースで６ハロンからの併せ馬を実施。日々の調教でもそれなりに負荷を掛けている中、更にしっかり攻めてきたのは正直ビックリしましたが、大きく追走して何とか併入へ。時計は上々ですが、追い切り後はフーフーと一生懸命走り切った様子なので、今週末は時計を出すのは控えて回復に努めてもらえればと思います。そして最終追いでは仕上がりに応じてメリハリをつければ、好仕上がりでレースへ臨めるでしょう。久々のマイル戦も良い方へ出て欲しい。
オリーヴベリーはまだ時計を出していませんが、この中間も回復に努め、来週の出走へ向けＧＯサインは出ています。ただ、前走で３着に導いてくれた菅原明Ｊはどうやら乗れなさそうなので、新たな騎手を探す必要がありそう。また、追い切りの動きやクモズレの回復次第では予定の先送りを選択肢として残しておいて欲しいです。
