ダイアトニック
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：16日にＣＷコースで時計
・次走予定：2月27日の阪神・阪急杯（Ｇ３）・岩田康Ｊ
安田隆師「今週はレ－ス1週前と言うことで、16日の追い切りはＣＷコースで長めからしっかり負荷を掛けて行っています。道中はダイアトニックが先行し、最後の直線で古馬オープン馬のダノンザキッドの外側に併せて馬体を並べる形でゴールしています。調教に騎乗した新(斎藤新騎手)は『先頭で走っていても、ムキになることはなく、且つ集中力を切らすこともなかったです。最後の直線で追い出しに掛かるとしっかり反応してくれましたし、最後は良い脚で伸びてくれましたね。息づかいの感じや動きはまだ余裕が感じられたほどで、レース1週前としては良い状態に仕上がってきていると思います』とのことでした。スタンドから見ていても、京都金杯時より動きに迫力が感じられましたし、上積みはかなり期待できそうですね。このひと追いで更に上向いてくると思いますし、この調子で来週の競馬に備えていければと思っています」（2/16近況）
助 手 13栗坂良 55.7- 40.9- 26.7- 13.5 馬なり余力
斎 藤 16ＣＷ良 82.8- 67.5- 52.6- 37.3- 11.1 一杯に追う ダノンザキッド（古オープン）一杯の外0.3秒先行同入
アンブロジオ
・在厩場所：小倉競馬場
・調教内容：17日に小倉ダートコースで時計
・次走予定：2月26日の小倉・障2860ｍ、もしくは2月27日の小倉・障2860ｍ（共に小野寺Ｊ）
菊沢師「先週半ばから乗り運動を開始しており、その後も疲れを見せることはありませんでした。今週に入ってからは小野寺祐太騎手に手伝ってもらい、障害を軽く飛ばしていますが、馬の方は落ち着いて調教に取り組めているということです。17日にはダートコースで半マイルから時計を出しており、55-40くらいのタイムをマークしています。それほど強い時計は必要ありませんし、単走で終いサッと脚を伸ばす程度でしたが、動きは軽快で良かったと現地にいるスタッフから報告を受けています。今週末は天候が崩れそうな予報が出ていますし、無理せず来週の競馬に向けてこのまま調整していきます」（2/17近況）
小野寺 17小ダ稍 55.1- 39.6- 12.3 馬なり余力
ディランズソング
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：16日に南Ｗコースで時計
・次走予定：2月26日の小倉・合馬特別
萩原師「16日に南Ｗコースで追い切りを行いました。道中はディランズソングが追走して、直線では内に進路を取って脚を伸ばしましたが、最後は1馬身ほど遅れてゴールしています。1週前追い切りになるので併せ馬でしっかり負荷を掛けていき、最終的には遅れを取ったものの、格上馬相手に追い掛ける形だったことを思えば、頑張って食らい付いてくれたと思います。身のこなしにはまだ重さはあるものの、来週の競馬ということを考えれば大きな心配は要らない程度です。何よりも、これまでと比べてディランズソングにしては、息遣いが良好なのが良いポイントだと感じています。この後は今週中に小倉競馬場へ移動させ、来週の競馬に備える予定にしています」（2/17近況）
助 手 13南Ｗ稍 69.1- 53.0- 39.0- 12.9 馬なり余力
助 手 16南Ｗ稍 67.5- 52.3- 37.4- 11.7 一杯に追う ブレイブメジャー（古馬３勝）一杯の内0.6秒追走0.2秒遅れ
アナンシエーション
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：16日に南Ｗコースで時計
・次走予定：2月27日の中山・ダ1800ｍ（石川Ｊ）
手塚師「その後は乗り運動を交えつつ進めていますが、脚元を含めて大きな問題は見られないので、16日には南Ｗコースで追い切りを行いました。一度レースを使っていて、中身や気持ちの方はある程度できていますから、単走で70-40くらいのところを目安に動かしました。ラスト1ハロンは11秒台を計時できているように、直線での脚色はしっかりとしていて、前走の疲れを感じさせない動きを見せてくれましたね。今の気配を維持しながら来週の競馬に向けて進めていければと思いますが、前走は上手くタイミングが合ったものの、まだゲート内でバタバタする部分が残っているので、駐立の確認も行いつつ調整していきたいと思います。鞍上は引き続き裕紀人（石川裕紀人騎手）で向かわせていただく予定です」（2/17近況）
助 手 15美坂良 61.7- 45.0- 29.1- 14.7 馬なり余力
助 手 16南Ｗ稍 87.1- 70.4- 55.8- 40.2- 11.8 馬なり余力
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊~＊
来週の出走を予定している４頭の近況をまとめて。
ダイアトニックはこれまでの坂路オンリーの追い切りから、この中間はＣＷコースでビシビシ併せ馬を消化。それだけ脚元がスッキリ見せているのは好感ですし、以前よりも脚捌きの硬さはマシになっているのかな？ 来週はレースが控えているので坂路でサラッと追うことになるのかなと思いますが、馬体を引き締めてレースへ臨めるようにお願いします。
アンブロジオは前走後の小倉で調整を続けていますが、１７日に帰厩後の初時計をマーク。少し煩い面はあっても、これがアンブロジオの特長なので、気にすることはないでででしょう。大きな上積みはなくても、好調は維持できています。
ディランズソングは来週のレースに備え、１６日にＷコースでの併せ馬を消化。後ろから追い付くことは出来ませんでしたが、時計は悪くないですし、ビシッとやれたことで仕上がりは進む筈。また、今週中に小倉競馬場へ入り、滞在競馬でレースへ臨むことになるので、最終追いは馬体の仕上がりを見て、ビシッとやるのかサラッとやるのかを決めてもらえればと思います。
アナンシエーションは続戦で来週の競馬へ臨むことになりますが、テンションはさほど高くなっていないのは○。１６日の追い切りでは単走でサラッとやっていますが、動きは上々。この感じを維持できれば、レースでも引き続き良いところがあると思います。あとは４つコーナーを回るコース形態になるので、前々走の阪神戦のように揉まれ込む厳しいレースにならないように注意してもらえればと思います。
