ベイステート
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「その後は左前膝の状態や体調面は安定していましたので、先月中旬からウォーキングマシンでの30分の運動を開始しています。1週間後には60分まで運動時間を延ばしましたが、大きな変化もなく順調に進めることが出来ています。馬の様子を見る限り、飼い葉をよく食べて元気一杯の様子ですが、これまであまり見られなかった症例だけに、今後も体調の変化には十分注意しながら立ち上げていく方針です。一息入ってさすがに馬体は緩んでしまったものの、運動開始後は徐々に筋肉が戻ってきていますから、今後も獣医師と相談しながら負荷を強めていくタイミングを見計らっていきたいと思います。馬体重は４９３キロです」（4/1近況）
シークレットキー
・在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「この中間も坂路コースでの調教を主体にしつつ、周回コースやウォーキングマシンでの運動を織り交ぜながら進めています。坂路のペースについては、先月とほぼ同様にハロン15～17秒ではあるものの、以前よりも乗り込み量は増やすことが出来ています。課題であった走りのバランスに関しては、ここまで継続して乗り進めるにつれて良くなってきましたね。ただ、相変わらずトモの緩さは残っていますので、この部分に関しては乗り込み本数や運動量を増やしていきながら、良化を促していきたいと考えています。馬体重は４７２キロです」（4/1近況）
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ベイステートはオステオコンドローマ（骨軟骨腫）の除去手術によるアクシデントもあり、回復を優先して立て直していますが、ウォーキングマシンでの運動をじわじわ延ばすことが出来ているのは○。食欲もあり、アクシデントによるダメージからはほぼ回復出来ているのかなと思います。ただ、珍しい事象だったので、焦ることなく着実に前進していって欲しいです。
シークレットキーは負荷自体は高めていませんが、丁寧に乗り重ねているのは好感。少しずつでも、纏まりのあるフォームを作っていってもらえればと思います。また、トモの緩さについては解消するのは難しいと思いますが、引き続き丁寧に乗り込みながら、良化を促して欲しいです。
