アンティーゾ
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：週4回屋内坂路コースでハロン14～17秒のキャンター1～2本、週2回ウォーキングマシン
担当者「引き続き坂路調教主体のメニューで乗り込んでおり、残りの日はウォーキングマシンでの運動で様子を見ています。ここまで乗り込みを重ねてきたことで緩さが取れてきましたから、その分終いまで力強い脚捌きで、手応え良く坂路を駆け上がってきています。今後については馬の状態を見ながら、さらなるペースアップを図っていきたいと考えています」（10/7近況）
アルプスソング
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：ウォーキングマシン
担当者「この中間もウォーキングマシンで様子を見ています。骨折をした左前脚の状態については、このメニューであれば歩様にも出していません。ここまで時間を掛けてリハビリしていますが、近々次のメニューに移る予定です。ただ、油断は禁物ですから獣医師に改めて状態を確認してもらった上で、メニュー移行のタイミングを計っていきたいと思います。馬体重は５４６キロです」（10/7近況）
エディストーン
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容：週5回屋内坂路コースでハロン15～16秒のキャンター1～2本、残りの日は軽めの運動
担当者「この中間も引き続き坂路主体で乗り込みを続けています。ラスト1ハロンだけハロン14秒に迫るくらいのところまで進めていますが、乗り手がプッシュしてあげればしっかりと動けますし、この馬なりには良くなっているのかなと言う印象です。ただ、トモの弱さを抱えている馬なので、そこはくれぐれも気を付けておきます。馬体重は５２４キロです」（10/7近況）
アースコンチェルト
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容：週5回屋内坂路コースでハロン14～15秒のキャンター1～2本、残りの日は軽めの運動
担当者「この中間は坂路調教を軸に15-15ペースで進めていましたが、動きが良かったので週半ばより15-14まで脚を伸ばしています。体の重たさは感じるものの、息遣いは悪くないですね。負荷を掛けていきながらも脚元等は問題無いですので、このまま乗り込んでいきます。馬体重は５６０キロです」（10/7近況）
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先に書いたサンサルテーション以外の北海道で調整中のシルク２歳馬の近況をまとめて。
アンティーゾは調教の内容に少し余裕を持たせつつも、丹念に坂路で乗り込んできたことから動きがしっかりしてきたのは○。あとは馬体が良い感じに引き締まってきてくれれば、更に良い動きを見せてくれると思います。
アルプスソングはそろそろトレッドミルへ移行できそうですが、獣医師に診てもらい、ＧＯサインが出てくれるかどうか。まだまだ慎重を期していかないとダメですが、地道に取り組んできたことが１つ成果となるのは嬉しいです。
エディストーンは継続して乗れているのは何よりですし、この中間からラストは１４秒台まで伸ばすように。スッと反応出来ない現状ですが、本数を重ねつつ、確かな土台を築き上げていって欲しいです。
アースコンチェルトは坂路での負荷を１段高めていますが、戸惑うことなく対応出来ているのは○。ただ、馬体にはまだまだ余裕があるので、登坂しない日のメニューは少し見直した方が良いのかなと思います。運動量を高めて欲しい。
