アンティーゾ
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週4回屋内坂路コースでハロン14~17秒のキャンター1~2本、週2回ウォーキングマシン
担当者「先週に続いて坂路コース主体で進めています。脚元の状態に変わりはありませんし、動きも週毎に上向いてきていますね。坂路では自分から走ろうとする気持ちを持っていますし、ここまで順調に乗り込みを重ねることが出来ています。体調面は変わらず良好ですし、あとは、ハロン14秒ペースにもう少し慣れてくれば、具体的な移動の予定も立てられそうですよ。馬体重は544キロです」(10/21近況)
アースコンチェルト
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン14~15秒のキャンター1~2本、週2回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの運動
担当者「今のところ来月には移動させるつもりですので、この中間は周回コースでの調教を開始しています。コンスタントに乗り運動を行っていることから、余分な脂肪が取れて肩回りやトモに筋肉が付いてきましたし、馬体にメリハリが出てきましたね。馬体重は550キロです」(10/21近況)
サンサルテーション
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン18~20秒のキャンター1本とトレッドミルでキャンター、週3回トレッドミルでキャンター
担当者「この中間からは登板本数を週3回に増やして調教を進めています。乗り運動再開後も順調にメニューをこなすことが出来ていて、この調子で負荷を掛けながら良化を促していきたいですね。調教メニューに関してはようやく軌道に乗ってきたかなと思いますが、これまでの経緯から突然症状に現れる可能性もありますので、引き続き脚元を含めて馬体面には注意しながら進めていきたいと思います。馬体重は510キロです」(10/21近況)
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別記事で先に書いたアルプスソング・エディストーン以外の2歳・北海道組の近況をまとめて。
アンティーゾは継続して負荷を掛けることが出来ているのは○。その中で前向きさが出てきましたし、動きの質もアップ。そろそろ移動が視野に入ってくると思うので、この好調さをキープし、更に動ける体を作って欲しいです。
アースコンチェルトは硬さがある馬なので、常に馬体をしっかり解してから日々の調教へ移行してもらえればと思いますが、この中間も順調に乗り込みを消化。550キロ前後の大型馬ですが、少しずつでも馬体にメリハリが出てきていることでしょう。あとは来月中の移動を目指し、更なる上昇カーブを描いていって欲しいです。
サンサルテーションはこの中間から週3回、普通キャンター程度で乗り込むことに。今のところ、疲れ・反動は出ていないも、もうしばらくは現状のメニューに止め、土台作りを意識して進めてもらえればと思います。