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【シルク】週末(1/7・8・9)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain インディゴブラック

土曜中京9R 長良川特別(芝2200m)2枠3番 坂井瑠J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:4日にCWコースで時計

奥村豊師「当初はD.イーガン騎手でレースに向かう予定でしたが、ジョッキーサイドから他の馬に乗りたいと断りの連絡があったことから、騎乗経験のある坂井瑠星騎手で臨ませていただくことになりました。昨年末にはガス抜き程度に坂路で14-14程度の時計を出しましたが、前半はムキになることなくのびのびと走ることが出来ていました。ただ、一度ハミを噛むと、そこから最後まで力んで走っていましたから、その辺りの課題が残りますね。この中間は折り合いが付くように工夫しながら調整していますが、スイッチが入ると制御が難しくなることを考えると、無理に抑え込んでも良い結果には結び付かないでしょうし、馬のリズムを大事にしてレースを進めてもらう方が良いように思います。前回はゲートの出遅れに加えて、馬群に包まれてスムーズな競馬が出来なかったように、自分の形で競馬が出来ないとモロさを出してしまいますが、全てが嚙み合えば良い走りを見せてくれる馬ですから、坂井瑠星騎手にはこの馬の良いところを引き出してもらいたいところです」(1/4近況)

助 手 31栗坂良 56.2- 41.7- 27.9- 14.3 馬なり余力
助 手 4CW良 52.6- 37.6- 12.4 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラッキーモー

日曜中京9R 濃尾特別(ダ1800m)3枠5番 B.ムルザバエフJ

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:4日に坂路コースで時計

松永幹師「前走後も目立ったダメージは見られず、むしろ心身の状態は更に上向いていることから、8日の中京・濃尾特別に出馬投票させていただきました。間隔は詰まっているものの、馬体に余裕が残らないよう4日の追い切りは負荷を掛けて行いましたが、格下相手とはいえ、全体が53.9秒で、ラスト1ハロン12.9秒と、馬場が重い割には最後までしぶとく駆け上がることが出来ていました。確かに前走は、B.ムルザバエフ騎手の好騎乗が光るレースではあったものの、すべてが噛み合えばあれだけの走りを見せてくれるのですから、いかに最後までやる気を見せてくれるかがカギになりますね。引き続きB.ムルザバエフ騎手に乗ってもらえるのは何よりも強みだと思いますし、前走のような走りを見せて欲しいところです」(1/5近況)

助 手 31栗坂良 57.6- 42.4- 27.9- 14.0 馬なり余力
助 手 4栗坂良 53.9- 39.3- 25.6- 12.9 一杯に追う スカイゲイザー(三未勝)一杯を0.9秒追走0.2秒先着

f:id:yakifish:20200513045835g:plain メッセージソング

月曜中京12R 4歳上1勝クラス(芝2000m)5枠8番 角田大和J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:5日にCWコースで時計

藤岡師「前走後も目立ったダメージはなく、昨年28日と31日に坂路でサッと時計を出しています。馬なりではあったものの、自らハミを取っていくほどの前向きさが窺えましたし、一度使ってピリッとしたところが出てきました。想定を見たところ、9日の中京・芝2000m戦なら確実に入ることから、角田大和騎手で出馬投票させていただきました。今週は5日にCWコースで5ハロンから終い重点で追い切りを行いました。馬場が重く、どの馬も時計が掛かっている中でも、ラスト1ハロンは11.5秒の好タイムをマークしているように、この馬にしてはこれまでになく動いてくれましたよ。前回は、ペースが上がったところでも置かれることはなかったですし、直線でも頑張ろうとする姿勢を見せてくれたのは収穫だったと思います。最後に抵抗できず下がってしまったところは久々の分が出てしまったと思いますから、ひと叩きした上積みから変わり身を期待したいところです」(1/5近況)

助 手 31栗坂良 56.0- 41.0- 26.6- 13.1 馬なり余力
助 手 5CW良 71.3- 54.9- 38.5- 11.5 直強め追う スパイラルノヴァ(古馬3勝)末一杯の外2.3秒先行クビ先着

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週末(1/7・8・9)に出走するシルクの出資馬の出走記事をまとめて。※日曜・シンザン記念(G3)に出走するペースセッティングは別記事にて。

昨年末の中京・尾張特別では出遅れ、チグハグな競馬で11着に敗れたインディゴブラック。レース後は無理することなくNFしがらきへ放牧に出る予定でしたが、レースでのダメージが少なく、飼い葉をよく食べて元気一杯であることから続戦することへ。そして、前走と同舞台の長良川特別へと駒を進めてきました。

中間の調整に関しては、折り合い重視でソフトな追い切りに努め、ノビノビ走ることを意識。レースではマイペースで進められるかどうかに尽きますが、ゲートに課題は残りますし、力んでしまう面は相変わらず。今回、急遽坂井瑠Jへ乗り替わることになりましたが、インディゴブラックに初勝利をもたらしてくれた騎手ですし、それ自体は良かったかなとは思います。ただ、現状では好走できるイメージは沸いてきません。距離も幾らか長いと思いますし。ですので、少しでも見せ場を作ってもらい、1つでも上の着順を目指して欲しいです。

1勝クラスで掲示板にすら載れずに低迷を続けていたラッキーモー。前々走後に喉頭エントラップメントを発症しているのが分かり、披裂喉頭蓋ヒダの切除手術を実施。前走時の調整・追い切りの際にはその効果を実感することなく、追い切り時計&動きは平凡。パドックでの姿も正直良く見えませんでしたが、これまでよりはやる気は窺えたかもしれません。

レースに関しては、少頭数+外枠を味方にスッと外目の3番手を確保。ここまで行き脚が付くことはなかったので正直驚きましたし、勝負所での反応は少し鈍かったですが、直線で追われると右手前のまま、じりじり加速。そして坂を駆け上がるところで勢いが増すとは…。しっかり追える鞍上の手腕が光りましたし、恵まれた面があったのも事実。ブリンカーを外したのも良かったのかな? 嬉しさよりも驚きが先にきた2勝目でした。

そして年末年始を挟み、昇級戦に今回はチャレンジ。調整は緩めることなく出来ていますし、最終追いは時計こそ平凡も、追走して先着しているのは好感。前走の勝利は少なからず追い風を吹かしてくれています。

ただ、冷静に考えると、今回は昇級戦ですし、16頭立ての5番(奇数)枠。前走のようにスタートを決めて、スッと前目の位置を取り切れるかどうかが大きな分かれ目でしょうが、やはり簡単には行かないでしょう。また、内目の枠に入ったので、揉まれ込んでしまった際、『前走の勝利は幻だったのか…』と思ってしまうほどの大敗まであるかもしれません。ですので、今回は気楽な気持ちでレースを見守り、結果をそのまま受け入れるのみ。そして次走以降に対策を講じてもらえればと思います。

心身の幼さが依然目立つメッセージソングですが、追い切りの時計&雰囲気は以前よりも良くなっていたので、密かに変わり身を期待していた前走。レースの流れにはそれなりに乗ることが出来たのですが、直線でのひと押しがなく、最後は息切れ。ブービーに沈んでしまい、浮上の兆しは全く見えてきませんが、舞台設定も合っていない印象。全体的にスピード不足だと思いますし、距離適性も上限がマイルまでかもしれません。個人的にはダ1400mを使い、新味を求めて欲しいのですが…。

そんな中で次走へ選んできたのが中京・芝2000m。再度芝に使うことは許せても、さすがに前走から更に1ハロン延長には疑問。追走が楽になることでスタミナ切れを補おうと考えているのかな? 追い切りの動きも変わってきた感じはないですし、苦戦は免れません。今回も後ろから数えた方が早い着順に終わるでしょうが、何か浮上を予感させるものを見せてもらいたいというのが率直な気持ちです。