ギモーヴの21(牡・手塚)父ルーラーシップ
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター1~2本、残りの日は軽めの調整
担当者「この中間も非常に順調でバリバリ調教を行っています。この時期の若馬としては体力もしっかりと付いていて、飼い葉もきちんと食べてくれるので、調教を軽くしてしまうとすぐに緩んでしまいそうです。ハロン15秒台では息遣いこそまだ余裕はありませんが、脚元に疲れが出ることはありません。血統面から煩くならないか気を付けていたのですが、ここまでは思ったよりも大人しいですね。相変わらずライダーによっては真面目に走らず集中力を欠いた走りになってしまうので、きちんとスイッチを入れられるようにしないとダラッと走る競走馬になってしまいそうですから、その部分は気を付けて取り組んでいます。トップスピード勝負というよりは、ある程度のスピードを長く持続するタイプになると思いますので、今後もそれに対応できるだけの体力を付けていきたいと思います。馬体重は523キロです」(1/4近況)
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与えられた調教メニューをコツコツこなし、明け2歳馬としての体力面ではトップクラス級に整っていると思われるギモーヴの20。カイ食いもしっかりしているので、ビシビシ鍛えること出来るのは大きな利点。また、最新の画像を見ても、だいぶお腹回りがスッキリし、馬体のバランス・雰囲気がグンと良化しています。
性格的には従順で大人しいことから操縦性も高いですが、賢すぎることで楽をすることを覚えると大変なので、大型馬で脚元を気にしつつも、甘やかすことなく鍛え上げていって欲しいです。
競走馬とすれば、距離は欲しいタイプだと思うので、芝2000m以上の距離でスピードの持続力+体力の良さを生かした正攻法の競馬で活躍していって欲しいです。パワーはありますし、少し前脚をたぐる感じで走るのでダートも悪くないと見ています。