サリオス（牡・堀）父ハーツクライ 母サロミナ
日曜東京11Ｒ 毎日王冠（Ｇ２・芝１８００ｍ）３枠３番 松山Ｊ
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：5日に南Ｗコースで時計
堀師「この中間も飼い葉は食べており、健康状態は安定していますね。先週の追い切り後は右トモの疲れに配慮して入念にケアを施した上、先週末にも南Ｗコースで軽く時計を出しました。そして、今週は5日に南Ｗコースで最終追い切りを行いました。厩舎で着けているＧＰＳで5ハロンから66.3秒のラスト1ハロンは11.4秒というタイムをマークしているように、当該週ですが併せ馬でしっかりと負荷を掛ける形を採っています。終始リズム良く走り切ることが出来ましたし、息遣いも整っており、心肺機能に関して言えば、これまでで最も良かった2歳秋当時と同等と考えて良さそうです。身のこなしに硬さが残るものの、上々の仕上がりで復帰戦を迎えることが出来そうですし、このレースは3歳時に強い勝ち方をしてくれましたから、今回も期待しています。調教の走りに影響はないものの、最近は馬っ気が強く、集中力を欠きがちですので、注意を払ってフルに能力を発揮できるよう努めたいと思います」（10/5近況）
助 手 ２南Ｗ良 88.7- 72.4- 55.6- 40.7- 12.7 馬なり余力
助 手 ５南Ｗ良 66.2- 51.6- 37.2- 11.5 馬なり余力 ルコルセール（古馬３勝）馬なりの外0.6秒先行同入
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第4回東京2日目（10月09日）
11Ｒ 毎日王冠（G2）
芝1800メートル 3歳上OP 指定 国際 別定 発走15:45
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 レッドベルオーブ 牡4 56.0 幸英明
2 2 ノースブリッジ 牡4 56.0 岩田康誠
3 3 サリオス 牡5 56.0 松山弘平
4 4 ダノンザキッド 牡4 56.0 戸崎圭太
5 5 レイパパレ 牝5 55.0 川田将雅
6 6 ポタジェ 牡5 58.0 吉田隼人
7 7 キングストンボーイ 牡4 56.0 Ｃ．ルメール
7 8 キングオブコージ 牡6 57.0 横山武史
8 9 ジャスティンカフェ 牡4 56.0 福永祐一
8 10 ハッピーアワー 牡6 56.0 川又賢治
○堀師 「９月２日に帰厩。今回はカイ食い、健康状態、足元が良く、２９日の追い切り後は若干、右トモの歩様が悪かったが、２日にもやれたし、気候も涼しくなったので直前は併せ馬でしっかり追った。折り合い、ギアチェンジともスムーズで、余力でこなせていたし、息の入りもいい。春よりいい状態で仕上がった」（競馬ブックより）
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【毎日王冠】サリオス豪快走 復活Ｖへ手応え十分 堀師「春よりもいい状態」（デイリースポーツより）
サリオスの最終リハは５日、美浦Ｗでルコルセール（４歳３勝クラス）との併せ馬。最後まで馬なりながら、ラストはシャープに伸びて併入した。５Ｆ６６秒２－３７秒２－１１秒５を計時し、順調な仕上がりをアピールした。
夏場は北海道のノーザンファーム早来に放牧に出され、しっかりと英気を養った。９月２日に美浦に帰厩してからも乗り込みは順調だ。堀師も「今回はカイバ食い、健康状態、脚元がいい。気候も涼しくなったので、きょうは併せ馬でしっかりと追った。折り合い、ギアチェンジもスムーズで、息の入りも良かったです」と万全の態勢を強調する。
２年前にこの毎日王冠を快勝したあと、思わぬスランプに陥り勝ち星から遠ざかっている。しかし、前走でようやく復調の兆しを見せた。トレーナーは「春よりもいい状態に仕上がったと思います」と復活Ｖへ手応え十分だ。
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暑さに弱いサリオスは前走の安田記念では大きく馬体を減らしての出走となりましたが、気持ちを切らさないように調整することでレースでのパフォーマンスを維持。また、相性の良いＤ.レーンＪとのコンビ＋揉まれにくい待望の外枠を引き当てたことで、変身してくれることを願っていましたが、勝ったソングラインにクビ＋アタマ差の３着。直線では突き抜けてくるほどの勢いはなかったですが、最後まで渋太く脚を繰り出し、噛み合った競馬が出来れば、まだまだやれることを示してくれました。
その後は涼しいＮＦ早来へ連れて行き充電タイム。最初の１ヶ月はウォーキングマシンのみの運動だけに止め、夏休みを与えてもらった感じでしたが、疲れが抜けて前向きさが出てきたところでトレッドミルでの運動を開始。その後もじわじわ負荷を高めることが出来ると、秋競馬はココ毎日王冠からの始動となりました。
帰厩後の調整・追い切りは、ウィークポイントの右トモに少し硬さを残すも、入念なケアを施すことで追い切りの強度を高めても、悪化することはなし。併せ馬を熱心に消化し、１週前追い切りでは３頭併せでビシッと仕上げを施し、最終追いはやや余裕を持たせた感じ。映像を見ると、サリオスらしい迫力のある動きでしたし、体をしっかり使えていると思います。
また、３歳時にはこのレースを勝利。その後はＧ１レースを使い続け、勝ち星から遠のいていますが、サリオスを含めＧ１馬４頭の出走ながら手頃な１０頭立て。ここは久々の勝利を期待してしまいます。ただ、少頭数とは言え、内目の３枠３番。何故か相性の良くない松山Ｊに手が戻ります。前走の走りと好調さを信じたいですが、７連敗中とも言えるので、素直に信じ切れないというのが率直なところです。ここで久々の美酒＆２戦連続での勝ち負けの争いなら、復調ぶりを信じられるですが…。
ですので、今回も過度の期待は控えるも、松山Ｊにはサリオスが気分良く走れるように努めて欲しいです。当面のライバルと言えるレイパパレ・ポタジェはサリオスの前で競馬をしていると思うので、それを目標にしっかり捉え切って欲しいです。
