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蹄に痛みが出て、安田記念以来の出走となるも、前哨戦を挟まずにここを目標に調整できたのは逆に良かったかも。強豪が揃っていますが、G1勝ちの舞台で存在感を示す走りを見せて欲しい。☆サリオス

f:id:yakifish:20200513045835g:plain サリオス(牡・堀)父ハーツクライ 母サロミナ

日曜阪神11R マイルCS(G1・芝1600m)2枠4番 松山J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:17日に南Wコースで時計

堀師「17日に南Wコースで最終追い切りを行いました。厩舎のGPSでは、5ハロンから66.4秒のラスト1ハロンは12.3秒というタイムを計時しています。速いラップを刻んだとは言え、先週は息遣いに荒さが残っていたため、日曜の出走ではあるものの、本日しっかりと最終調整を済ませました。今週はブリンカーを着用していませんが、クロス鼻革だけでもバランス良く走れていましたし、左回りで調整した中、軽い扶助でもスッと手前を替えることが出来ており、全体的な動きの質は向上しています。息遣いも良好でしたし、飼い葉食いを含めた健康状態に問題はなく、これでしっかりと能力を発揮できる態勢が整ったと見ています。あとは、今日の追い切りの疲れをしっかり回復させた上で本番に挑めればと思っており、またレースではクォーターカップブリンカーを装着させて出走する予定にしています。相手は揃いますが、良い状態で出走させることが出来そうですし、2歳時にG1を勝った実績のある舞台でもありますから、良い結果を出せるように頑張ってもらいたいですね」(11/17近況)

助 手 14美坂良 59.7- 42.9- 27.0- 13.3 馬なり余力
助 手 17南W良 67.4- 52.6- 38.2- 12.1 馬なり余力 ダノンベルーガ新馬馬なりの内0.5秒追走同入

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第5回阪神6日目(11月21日)
11R マイルCS(G1) 
芝1600メートル 3歳上OP 指定 国際 定量 発走15:40
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ホウオウアマゾン 牡3 56.0 坂井瑠星 
1 2 クリノガウディー 牡5 57.0 岩田望来 
2 3 シュネルマイスター 牡3 56.0 横山武史
2 4 サリオス 牡4 57.0 松山弘平
3 5 サウンドキアラ 牝6 55.0 武豊 
3 6 ケイデンスコール 牡5 57.0 岩田康誠 
4 7 インディチャンプ 牡6 57.0 福永祐一 
4 8 ダーリントンホール 牡4 57.0 和田竜二 
5 9 グレナディアガーズ 牡3 56.0 池添謙一 
5 10 ロータスランド 牝4 55.0 田辺裕信 
6 11 カテドラル 牡5 57.0 戸崎圭太 
6 12 グランアレグリア 牝5 55.0 C.ルメール 
7 13 ダノンザキッド 牡3 56.0 川田将雅 
7 14 リプレーザ 牡3 56.0 幸英明 
8 15 サウンドカナロア 牡5 57.0 藤岡康太 
8 16 レインボーフラッグ 牡8 57.0 小崎綾也

○堀師 「直前はクロス鼻革だけで追い切りましたが、いいところでハミを取って脚を使っていたので、とてもいい印象を持っています。実戦ではクォーターカップブリンカーも着用。昨年は大外枠で、近走は極端な枠ばかりですが、先週は松山騎手で発馬の確認も行っています。自信を持って臨める態勢なので、能力を出し切ってくれさえすれば」(競馬ブックより)

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今秋も毎日王冠からの始動を想定されていたサリオスですが、8月に蹄に痛みが出てしまって、右前を痛がる素振り。調教のペースダウンを余儀なくされ、その結果は乗り込み量が不足。早い段階で前哨戦を挟まず、マイルCSへの直行が決まりました。

予定が決まってからは馬体重がなかなか絞れて来ない不安はありましたが、乗り込み自体は坂路と周回コースを併用してのハードワーク。その後は蹄の不安をぶり返すことなく、じわじわ態勢を整えると10月15日に美浦・堀厩舎へ戻ってきました。

帰厩後の調整ですが、戻ってきて当初は急仕上げ気味で中身が伴ってきていない印象がありましたが、坂路とWコースを併用しての丹念な乗り込み。2週前追い切りとして今月4日にWコースで長目6ハロンから時計を出していますが、それを契機に上昇気流へ。1週前追い切りには松山Jが駆けつけ、ブリンカー着用の効果を確かめつつ、ラスト1ハロンはほぼ馬なりで11秒0をマーク。サリオスらしい重厚感のある走りが戻ってきたのかな? また、最終追いは派手なパフォーマンスはなかったですが、集中して走れていたのも好印象です。

昨年のマイルCSは大外枠に泣くことになりましたが、最後までじわじわ詰め寄っての5着。悲観する程の走りではなかったですし、この舞台でG1・朝日杯フューチュリティSを勝っているので相性は良いと思います。

また、相手関係に目を遣ると、マイル以下ならグランアレグリアがまだ抜けた存在かなと思いますし、初めての関西圏の競馬がどう出るのか少し不安はあるのかなと思いますが、シュネルマイスターの充実ぶりは驚くばかり。負かすイメージは沸いていません。

正直、この2頭につづく人気なのはちょっと予想外ですが、追い切りの動きが評価されたんだと思いますし、タフさを増した馬場はこの馬向き。松山Jとのコンビも今回で3回目なので、そろそろ結果を出して欲しいというのが率直な思い。逆に今回も崩れてしまうようだとこれからの巻き返しは難しくなってくるのでしょうねえ…。まあ、まずはレースにしっかり参加してもらい、直線で先頭へ躍り出るようなシーン(見せ場)を作って欲しいです。