ダイアトニック(牡・安田隆)父ロードカナロア 母トゥハーモニー
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:22日にCWコースで時計
・次走予定:10月2日の中山・スプリンターズS(G1)・岩田康J
安田隆師「今週はレース1週前ということで、22日の追い切りは7ハロンから負荷を掛けて追い切りを行っています。道中はダイアトニックが先行し、最後の直線で2歳新馬の外側へ併せて0.1秒先着しています。最後は相手のペースに合わせて馬なりのままゴールしましたが、軽く促すとスッと反応してくれましたし、追えばもっと動けそうな感じでした。先週と比較しても息づかいや動きは着実に良くなっていますし、レース1週前としては良い状態に仕上がってきましたよ。週末にも幾らか時計を出して、来週の追い切りで万全の状態に持って行ければと思っています」(9/22近況)
助 手 19栗坂稍 55.3- 39.5- 25.2- 12.4 馬なり余力
助 手 22CW良 99.4- 82.4- 67.1- 52.8- 37.7- 12.0 馬なり余力 ダノンタッチダウン(新馬)強めの外1.0秒先行0.1秒先着
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6月の安田記念14着から直行で秋の大一番・スプリンターズSへ臨むことになるダイアトニック。帰厩後はCWコースでの追い切りをメインに坂路と併用して進められ、丹念に時計をマーク。そしていよいよレースが来週へと近づいてきましたが、1週前追い切りにあたる22日の追い切りでは厩舎の期待馬・ダノンタッチダウンに胸を貸す形で長目7ハロンからの併せ馬を敢行。実際の動きを映像で確認出来ましたが、鞍上の指示に素直に従い、直線ではダンノタッチダウンが迫ってくるのを待つ余裕。手前をコロコロ替え、やや集中力に欠けるところはあったも、重心の低いフォームでスピード感十分に駆け抜けていたのは好感。
ただ、馬体は良く言えば充実していると言えるかもしれませんが、お腹回りは余裕のある造り。このひと追い+あと1~2本の追い切り+直前輸送で帳尻が合ってくるのかもしれませんが、馬体をキッチリ絞り込めるかが結果に直結してきそうです。年齢的な衰えはあっても、雰囲気の良さは伝わってくるので、大駆けがあっても不思議ないと思っています。最終追いは坂路でビシッとやってくるかと思いますが、攻めの姿勢を貫き、悔いのない仕上げでレース当日を迎えてもらいたいです。