ダイアトニック（牡・安田隆）父ロードカナロア 母トゥハーモニー
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：25日に坂路コースで時計
・次走予定：6月5日の東京・安田記念（Ｇ１）・岩田康Ｊ
安田隆師「25日に坂路で追い切りを行いました。レース1週前と言うことで、テンから意識的に負荷を掛けていくように指示を出していましたが、全体が51.0秒で、ラスト1ハロンは11.8秒と、朝一番の馬場だったとは言え、好時計でまとめてくれました。調教を手伝ってもらった新(斎藤新騎手)は『体に余裕は感じられますが、道中は軽快な動きでしたし、仕掛けてからの反応も良かったですよ。息づかいもしっかり出来ていましたから、このひと追いでもう一段階上がってきそうです』とのことでした。今週しっかり負荷を掛けたことによって、さらに良くなってくるでしょうし、気持ちの方も良い意味でピリッとしてきましたから、今の状態を維持しながら来週の競馬に備えて行ければと思っています」（5/26近況）
助 手 22栗坂良 58.2- 42.6- 27.8- 13.8 馬なり余力
斎 藤 25栗坂良 51.0- 36.9- 23.6- 11.8 一杯に追う ジュビリーヘッド（古オープン）一杯に0.4秒先行0.6秒先着
サリオス（牡・堀）父ハーツクライ 母サロミナ
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：26日に南Ｗコースで時計
・次走予定：6月5日の東京・安田記念（G１）・Ｄ．レーンＪ
堀師「先週の追い切り後は身のこなしの硬さが増したので、坂路入りは控えてコースでの調整に切り替えて、週末はタイムをマークせずにケアに努めました。そして、今朝は騎乗依頼しているＤ．レーン騎手に跨ってもらい、1週前追い切りを南Ｗコースで消化しています。厩舎で着けているＧＰＳでは、5ハロンから69.2秒のラスト1ハロンは11.7秒という時計をマークしており、ジョッキーもウォーミングアップ時には前捌きにぎこちなさを感じたものの、スピードに乗れば走りのバランスは気にならないと話していました。道中はしっかりと折り合いが付いていましたし、直線での反応は良好で、息遣いもスムーズでしたね。馬っ気を出したりして元気があるとは言え、飼料の配合を変えても馬体が増えて来ず背肉も落ちてしまっていますし、毛艶や馬体の張りも一息なだけに、心身が噛み合うように丁寧に態勢を整えていきたいと思います」（5/26近況）
レーン 26南Ｗ良 70.1- 53.6- 38.0- 11.6 馬なり余力
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２戦連続で同レースへ出走することになったダイアトニックとサリオス。前走の高松宮記念では上位争いを期待したのですが、１４着・１５着と低迷。今回の安田記念は相手関係が強化されますし、現状では距離の長いマイル戦。正直なところ、厳しい１戦になることは避けられません。
ダイアトニックは予定を前倒しにしてココへ方向転換。やや急仕上げになるのかなと見ていましたが、２５日の追い切りでは体重の軽い斎藤Ｊが乗ったとはいえ、好時計をマークして先着。リフレッシュ後で状態の良さは感じます。今のところ暑さは大丈夫そうですし。
サリオスは１週前追い切りにＤ.レーンＪが騎乗。帰厩後、コツコツと追い切りを重ねていますが、終始軽めの内容。２６日の追い切りはビシッとやって欲しかったですが、馬なりでサッと伸ばした程度。馬体を戻すことを優先しているのかなと思いますが、暑い気候も堪えてきているのかなと思います。ちょっと心配です。
