・在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling
Yearling担当者「この中間も長時間の夜間放牧を行っています。先月と同様にロンギ場でのグランドワーク、トレッドミルでの運動を継続していますが、体力が付いてきたことで良い動きを見せていますね。ただ、募集馬見学ツアーや暑さの影響もあってストレスが溜まり、皮膚病は出てしまいましたが、こちらはすぐに落ち着きました。メンタル面のケアを入念に行っていますし、人との関係性は上手く築けている現状ですから、このまま順調に進めることが出来れば、来月には移動させられると思います。馬体重は408キロです」(9/1近況)
ミスエーニョの21(牝・林)父ドゥラメンテ
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
担当者「こちらに移動後も順調で、現在はロンギ場で軽い運動をするところまで進めています。まだ体力が付いておらず、運動の後半はかなりバテてしまっています。そうは言っても、キャンターではトビの大きい柔らかい動きが出来ていて、バランスの良さを感じますよ。馬体はまだ腰高で前後のアンバランス感がありますが、程良くフックラとしていて毛艶も良好です。普段は大人しくボーッとしていることが多いのですが、自分が嫌だと思ったことに対しては、頑なに拒否する頑固な性格をしています。また、父産駒らしい気の強さも見せているので、これからしっかりとコミュニケーションを取って信頼関係を築き、その気性を走る方に向かせて自ら動いてくれるように上手く導いていきたいです。脚元や飼い葉食い、体調面ともに問題はありません。運動量はまだ少ないですが、動きはとても良いですし、これから体力と筋肉が付いてくれば、より動きがダイナミックになっていくと思いますので、もうしばらくはロンギ場でしっかり乗り込み、基礎体力を付けていきます。馬体重は445キロです」(9/1近況)
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プチノワールの21はまだ育成厩舎への移動は叶わずも、ひとまず元気そう。ツアーの参加や暑さでストレスを感じていたようですが、煩くなった様子はなさそう。また、更新された画像を見ると、品の良さを感じさせますし、馬体のバランスは秀逸。良いバネを持っている1頭だと思います。あとは育成が進んでいく中で着実に増量を果たしていけるかどうか。そこがポイントになってきそう。
育成厩舎へ移動しているミスエーニョの21はロンギ場で運動が出来るところまで進み、順調に馴致が済んだ様子。体力面に関してはまだまだですが、動きにはキラッと光るモノは秘めてそう。あとは父譲りの難しさはあると思うので、今の内に人間との信頼関係は密なものにしておいて欲しいです。