スノーグレース
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：4日に南Ｗコースで時計
・次走予定：8月20日の新潟・芝1800ｍ（牝馬）
中舘師「こちらに戻って来てからも体調面に特に問題は無かったので、4日に南Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中はスノーグレースが追走して、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は1馬身ほど遅れてゴールしています。最後は追い付けなかったものの、帰厩後1本目の追い切りで無理をさせる予定では無かったですから、特に気にする必要はないでしょう。テンがゆっくりだった分はあるものの、ラスト1ハロンは11.5秒をマーク出来ているように、直線での伸び脚はしっかりとしていて良かったですね。それに以前はコースの入り口で結構テンションが上がってしまっていたのですが、その点はマシになっているように映りますし、全体的に落ち着きが増してきているように感じます。跨ったスタッフも、乗り味的には芝でも対応できそうと言っていますし、前走騎乗した杉原誠人騎手も芝で良さそうと話していましたから、次は芝に戻してみたいと考えています。第3回新潟開催2週目に牝馬限定の芝1800ｍ戦が組まれているので、そこを目標にしたいと思います」
助 手 ４南Ｗ良 70.2- 53.4- 37.6- 11.5 G前仕掛け テンクウノツバサ（三未勝）一杯の内0.5秒追走0.2秒遅れ
ヴィアルーチェ
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：3日に南Ｗコースで時計
・次走予定：8月20日の新潟・芝1200ｍ
奥村武師「3日に南Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中はヴィアルーチェが追走して行き、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。先週はウッドチップの様子を確認しつつ走っているような感じでしたが、今ではもう慣れてそういった面は見せなくなってきていますし、今週の馬場は力を要する状態で非力な牝馬だと脚を取られて苦労する場面が見られた中で、ヴィアルーチェは余裕のある手応えで最後まで走り切ることが出来ていましたね。追い掛けた相手は格上馬だったのですが、ずっと楽な手応えで走れていましたし、直線では向こうの方が先に手応えが怪しくなってしまった中で、こちらは馬なりのままでラスト1ハロン11.6秒をマーク出来ており、新馬としては軽快な動きを見せてくれました。予定しているレースまでまだ十分時間はありますし、しっかりと態勢を整えてデビューさせられるように努めていきます」（8/4近況）
助 手 31南Ｗ良 73.6- 57.2- 41.4- 13.1 馬なり余力
助 手 ３南Ｗ良 68.9- 53.2- 38.2- 11.6 馬なり余力 グランデモナルカ（古馬１勝）末強めの内0.5秒追走同入
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３回新潟開催での出走へ向け、美浦へ戻ってきたスノーグレース。４日に帰厩後の初時計をマークしたわけですが、上がり重点の内容で少し見劣っていますが、そこまで無理もさせなかった様子。また、以前と比べるとピリピリした面が薄れ、落ち着きが出てきたのはひとまず好感でしょう。
また、前走後、杉原Ｊの芝への進言に対して、中舘師はサラッと否定・拒否していましたが、改めてスタッフに問うたところで『乗り味的には芝でも対応できそう』とのジャッジ。そこで次走では改めて芝の走りを確かめることに。２０日の芝１８００ｍ（牝馬）へ向かうこととなりました。鞍上は決まっていませんが、おそらく杉原Ｊが継続騎乗になるのかなと見ています。ただ、軽い芝よりも洋芝の方が合っているんじゃないかなと個人的には思います。
デビュー戦が前回の更新で決まったヴィアルーチェ。引き続き追い切りを重ねることが出来ていますし、暑さに負けることなく活気は十分です。また、追い切りの映像を見ることが出来ましたが、華奢な馬体ながら品のある佇まい。内へ併せる形になりましたが、馬体を接する形になっても嫌がる素振りはなかったですし、手応え＆脚色は厩舎の先輩を圧倒。シャープな前捌きが印象的ですし、軽い芝で切れ味を見せてくれそうです。時計自体も良好でしょう。出資している２歳馬は今だデビュー勝ちを決めることが出来ていないので、ヴィアルーチェで悪い流れを断ち切れたらなあと考えています。
