レッドセリオン(牡・萩原)父エピファネイア 母ドライヴンスノー
2022.05.02
ノーザンファーム空港
馬体重:514キロ
一旦、リフレッシュ期間を設けてから調教を再開。現在はハロン16秒ペースの坂路調教、周回コースにおける2500mのキャンターをおこなっています。連動性に優れた、スムーズな走りが特徴。休養の効果で心身はフレッシュな状態にあり、順調にトレーニングメニューを進めることができています。トモの重厚感、父エピファネイア譲りでもある胴の伸びには、一見の価値があります。7月の本州移動を視野に、しっかりとトレーニングを重ねていきます。
ルージュクオーレ(牝・友道)父ドゥラメンテ 母リュズキナ
2022.05.02
ノーザンファーム空港
馬体重:461キロ
ハロン17秒、ハロン16秒と2本時計を出す日を含め、週7本の坂路調教をおこなっています。もう少し力強さが出てくると理想的なのですが、走り自体は素軽く、柔軟性にも富んでいます。半兄レッドジェネシスの同時期に比べ、馬体の幅は、この馬の方が上。また、兄同様に、背中の良さを感じさせる点も強調材料です。当面は、さらなる体力強化を目指し、じっくりとトレーニングを重ねていきます。
ルージュアグライア(牝・昆)父アメリカンペイトリオット 母アンジュパッセ
2022.05.02
ファンタストクラブ
馬体重:502キロ
ハロン14~15秒の時計を出す日も設けた坂路調教、単走、併せ馬を交えた周回コースにおけるキャンターといったメニューに取り組んでいます。パワフルで、スピード感に優れた走りが特徴で、芝、ダートともにこなせそうな印象を受けています。雄大な馬体を持つ牝馬ですが、いい意味で“ゆとり”を維持している点も心強い材料。さらなる成長を促しながら、じっくりとトレーニングを重ねていきます。
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レッドセリオンは夏前の移動へ向け、この中間もひとまず順調に調教を積めているのは何より。定期的にリフレッシュを挟んでいることから馬体重を減らしやすい馬なのかなと思いますが、しっかり内面を鍛え上げ、このような不安は払しょくしておきたいです。
ルージュクオーレは調教を重ねながら馬体増を叶えていって欲しいですが、動画を見ると、走りっぷりは着実に良化中。登坂している際には気難しい素振りもありません。移動やデビューは少し遅くなりそうですが、マイペースを貫きながら、内面の強化を引き続き優先して欲しいです。
ルージュアグライアは牝馬ながら好バランスの馬体の持ち主。血統的にも芝・ダートを問わないオールラウンダーかなと想像しますが、やはり牝馬らしいピリッとしたところがある様子。また、調教動画を見ると、フットワークの雄大さは○ですが、もう少し自分からグイグイ引っ張って行こうという前向きさが出てきた方が良いそうに思います。