サリオス（牡・堀）父ハーツクライ 母サロミナ
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：17日に南Ｗコースで時計
・次走予定：3月27日の中京・高松宮記念（G１・松山Ｊ）
堀師「17日に南Ｗコースで追い切りを行いました。厩舎で着けているＧＰＳで5ハロンから62.5秒のラスト1ハロンは11.2秒というタイムを計時しています。来週は変則的な調教日程となりますので、クオーターカップのブリンカーを装着の上、しっかりと負荷を掛けました。ブリンカーの効果で行きっぷりが良化していますし、終いは促す格好となったとは言え、反応も上々でした。まだ息遣いに荒さが残るものの、この一追いで心肺機能は向上するでしょう。右前の蹄は落ち着いた状態を保っていることから、四分の三蹄鉄から薄尾蹄鉄に切り替えています」（3/16近況）
助 手 13美坂良 57.1- 41.9- 26.6- 13.4 馬なり余力
助 手 17南Ｗ良 64.1- 49.4- 35.5- 11.0 直一杯追う スマイル（古オープン）直一杯の内0.4秒追走0.2秒先着
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：軽めの調整
・次走予定：3月27日の中京・高松宮記念（Ｇ１・石橋脩Ｊ）
堀師「来週のレースには松山弘平騎手に跨ってもらう予定でしたが、ジョッキーサイドから先日の落馬の影響で騎乗は難しいと連絡を受けました。そこで、代わりの乗り役を検討した結果、脩（石橋脩騎手）が乗ってくれるというので、お願いすることにしました。サウジアラビアロイヤルカップではしっかりと結果を残してくれましたし、今回も頑張って乗ってくれると思います」（3/17近況）
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
【高松宮記念1週前追い】サリオス 1200仕様のフルスピード！堀師「終始手応え良かった」（スポニチより）
春のＧ１第１弾「第52回高松宮記念」の1週前追いが17日、東西トレセンで行われた。美浦ではサリオスがWコース3頭併せでいっぱいに追われ、臨戦態勢を整えた。ルーカス（7歳3勝クラス）、スマイル（6歳オープン）を先行させ直線は最内へ。鞍上が手綱をしごくと、しっかり反応して1馬身先着。5F64秒1～1F11秒0と、本来の鋭い差し脚を披露した。
堀師は「終始手応えが良くて、フルスピードに入りました。息遣いは荒かったですが、しっかりやったことで心肺機能は向上するでしょう」とコメント。19年朝日杯FSの覇者が、デビュー12戦目にして初のスプリント挑戦。陣営は新境地を開拓すべく、かじを切った。「調教後の馬体重は561キロ（前走時は542キロ）。今回は短距離戦なので、無理に体を絞るつもりはありません」と指揮官。絶対王者不在のスプリント界に、素質馬が殴り込みをかける。
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
右の蹄やウィークポイントの右トモに不安を残しているサリオス。その分、仕上がりに関しては幾らか遅れ気味ですが、高松宮記念１週前追い切りとなる１６日はＷコースで３頭併せでビシッと。内を通ることになりましたが、ブリンカーの効果で重心が沈み、抜け出してからもフワッとせず。迫力のある馬体で迫力のあるフットワークを見せつけると、ゴール板を過ぎてからもすぐには緩めず。実質６ハロンからの追い切りに等しいと思うので、意欲的に追われたことによる良化度・上昇度に期待したいです。
また、１７日にも近況更新があり、予定していた松山Ｊが落馬の影響で来週の騎乗をキャンセルするという知らせが入り、新たなパートナーとして石橋脩Ｊを迎えることに。２歳時に騎乗して勝ちへと導いてくれていますし、良いイメージで乗ってくれる筈。おそらく最終追いでサリオスに騎乗すると思うので、レースへ向けての確認をしっかり行ってもらえればと思います。
