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3日間開催(3/19・20・21)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain スノーグレース(牝・中舘)父ドレフォン 母グローリアスデイズ

土曜阪神6R 3歳1勝クラス・牝馬(ダ1400m)8枠15番 藤岡康J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:16日に南Wコースで時計

中舘師「16日に南Wコースで追い切りを行いました。先週併せて追い切っていますし、今週は阪神競馬場までの輸送もこなさないといけないので、単走で半マイルから55-40くらいを目安にサッと脚を伸ばしています。そこまで強い負荷は掛けていないものの、動きには軽快感があって良かったですね。飼い葉も一時は少し食いが落ちてしまったのですが、今では回復してこの馬なりにしっかりと食べることが出来ています。ゲートも一度縛ったことで、この中間の練習では大人しく駐立することが出来ていました。仕上がり的には前走以上の状態で出走させることが出来そうですが、あとは阪神競馬場に舞台が変わってどうなるかですね。デビュー時に取り消しとなった時のように、突発的にスイッチが入ってしまうタイプですし、初めての環境でその辺りの心配は拭えません。前走の競馬の内容を見ると、このクラスでも通用する力は十分あるはずですし、ゲート入りまでなるべくスイッチが入らないように気を付けていきます。なお、鞍上は藤岡康太騎手に依頼しています」(3/17近況)

助 手 16南W良 55.5- 40.5- 12.3 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アマネセール(セ・茶木)父エイシンフラッシュ 母アウトオブザウィム

日曜阪神7R 4歳上1勝クラス(芝2400m)7枠7番 西村淳J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:16日に坂路コースで時計

茶木太樹調教師「先週末に坂路で14-13程度の時計を出して、今週は16日に坂路でしっかり負荷を掛けて追い切りを行いました。馬場の良い時間帯とはいえ、全体が52.2秒でラスト1ハロン12.7秒と、纏まりのある時計をマークしているように、この馬にしては最後までしっかりと動いてくれました。前走、前々走とあと一歩足りないレースが続いているものの、堅実に掲示板を確保してくれるようになりました。前走騎乗した西村淳也騎手が、『追い出してからがもうひと脚使えない感じでしたし、もう少し距離を延ばすなどして、消耗戦に持ち込むような競馬がこの馬には合っているかもしれません』と話していたことから、今週の阪神・芝2400m戦に向かうことにしました。ヨーイドンの競馬になってしまうと分が悪くなってしまうものの、持久力戦に持ち込むことが出来ればチャンスがあると思っています。骨瘤を気にせずしっかり乗り込めているのは良いことだと思いますし、調子の良さを活かして良い走りを見せてもらいたいですね」(3/16近近況)

助 手 13栗坂良 54.1- 40.0- 26.7- 13.4 馬なり余力
助 手 16栗坂良 52.2- 38.5- 25.3- 12.7 一杯に追う

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ディランズソング(牡・萩原)父Summer Front 母Poetic Riches

月曜中山8R 4歳上1勝クラス(ダ1200m)8枠16番 岩田康J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:17日に南Wコースで時計

萩原師「先週は金曜日に南Wコースで、そして週末には坂路コースで時計を出しましたが、身のこなしにこれと言った問題はありませんでした。今週は17日には南Wコースで併せて追い切りを行い、道中はディランズソングが先行して、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。前走から間隔が詰まっていますし、全体的にはそれほど速いラップは刻まず、直線でサッと脚を伸ばす形を採っています。持ったままでラスト1ハロンは11秒台を計時できているように、動きは悪くなかったですね。また、上がりの息遣いについても、他馬と比べると荒さはあるものの、この馬としてはスッキリしていて、前走と良い意味で変わりはありません。以前ダートを使っていた時よりも確実に今の方が息遣いは良好ですし、この状態でどれだけの走りが見られるのか、改めて期待しています。なお、鞍上は岩田康誠騎手で投票させていただきました」(3/17近況)

助 手 13美坂良 60.4- 43.0- 28.1- 14.1 馬なり余力
助 手 17南W良 72.3- 55.8- 39.5- 11.8 馬なり余力 コスタデプラタ(三未勝)馬なりの外0.9秒先行同入

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3日間開催(3/19・20・21)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。

スノーグレースはキャリアを重ねるごとに気難しい面が強調され、これでは1勝するのも難しいと思っていましたが、前走ではドレフォン産駒らしくダート替わりで大変身。『今後に繋がる走りが出来れば良いなあ』と見ていましたが、鮮やかに差し切ってしまうとはビックリ。砂を被るとダメな馬かと思ったら、極端に嫌がるような面は見せずに我慢し、馬体を接する追い比べで勝負根性を見せてくれました。

その後はNF天栄でリフレッシュ。次走へ向け、鋭気を養ってきましたが、コツコツと乗り込み、速いところもしっかり行い、この馬なりに鍛え上げられての帰厩となりました。ただ、今月5日の帰厩だったので、どこを狙っているか不透明でしたが、牝馬限定戦を優先してココへ。帰厩後の調教は輸送が控えていることもあり、追い切りは2本のみ。そしてテンションを上げないようにソフトな内容に止めています。

それ故、レースにおいては他馬との力関係を問うよりも、どこまで余力を残してレースへ臨めるかがポイント。落ち着き払ってレースへ臨めるとは到底思っていないので、多少のチャカつきとかは許容範囲。逆にパドックで変に大人しいなら、装鞍所とかでひと暴れして、消耗していると見た方が良いでしょう。

ダートに関してはまだまだ底は見せていないと思うも、前走の走破時計は褒められたものでもないので、通用するには経験を積んでいく必要があります。昇級戦の今回は現段階でどこまでの力量差が存在するのかを知る機会にしたいと思っています。

アマネセールは芝の中距離戦へ照準を合わせ、ここ2走は前々から粘り込む競馬を実行。そして3着→5着と掲示板に載り、コツコツ稼いでくれているのは頭が下がりますが、勝ち馬との差は1秒ちょっとと結構引き離されています。頑張っているのですが、惜しい競馬ではありません。決め手がなさすぎるので、このクラスを勝ち上がれるかとなるとちょっと厳しいかも。ただ、仮に勝ち上がってしまうと、2勝クラスでは到底出番はないでしょう。個人的には現状維持に努めて欲しいです。

前走後はNFしがらきへ2週間ほど短期放牧へ。緩めることなく乗り込んでいたので、帰厩後はスムーズに追い切りへ移行。攻め本数は少なめですが、16日の追い切りでは4ハロン52秒2ー上がり1ハロン12秒7と自己ベストをマーク。走りやすい馬場・時間帯だったんでしょうが、体調の良さを感じ取れます。

そして今回は7頭立て。一口馬主的にはおいしい1戦だと思いますが、距離の2400m自体は幾らか微妙。外回りなのでやはり決め手の差が出てしまうでしょう。ですので、これまでどおりにレースの流れに乗ってくれれば、今回も掲示板確保は概ね大丈夫でしょう。ただ、西村淳Jは消耗戦に持ち込もうとするでしょうから、それが仇になって、最後の直線で早めに自身のスタミナが尽きるかも。その際は大敗まで覚悟しておかないとダメかなと見ています。

ディランズソングは4戦ぶりのダートへ。血統や馬体からダートが合っているのかなと思いますが、2戦連続で二桁着順で負けているように揉まれ弱さを露呈。その後は千直で好走したのをキッカケに芝を続けて使ってきていましたが、改めてダートへ。

また、トモに弱いところがあるので、どうしても出脚に鈍いところがあるのがネック。ただ、ゲートから意識して出していくと最後はトモがバラバラになって失速することになるでしょう。ですので、トモが嵌ってくるまでは無理をせず、末脚勝負に徹する競馬スタイルがベターだと思います。

今回、揉まれ弱さを回避する意味では大外枠を引き当てたのは○。あとは道中で出来る限り外々を回らされないように注意してもらえれば。そしてHペースで前が止まりやすい中山・ダ1200mで展開が味方することを願うのみ。雨の影響で脚抜きの良い馬場での1戦は正直歓迎ではないですが。

馬をしっかり追える岩田康Jとのコンビについては、手が合いそうで楽しみですが、イン突きや馬群を割るのが多い騎手なので、距離ロスを避ける意味で取った騎乗が揉まれ弱さを増長することにならなければ良いのですが。チャンスはあると思うも、ディランズソングの課題が一杯出てしまうと、よもやの大敗があっても不思議ではありません。ですので、過度の期待はせず、ディランズソングの走りを純粋に見守りたいです。