アストロフィライト
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15秒のキャンター1本と周回コースで軽めのキャンター1200m、週1回屋内坂路コースでハロン16秒のキャンター1本、残りの日は周回コースで軽めのキャンター2400m
担当者「ここまでの乗り込みで段々と体力的な余裕が出てきたこともあり、この中間はより運動量を増やした調教メニューを組んでいます。坂路コースではハロン15秒を切るくらいのところまで脚を伸ばしていますが、手応えが鈍ることなく登坂できていますし、周回コースでもペースにメリハリを付けて乗り込んでいるものの、問題なく対応できていますね。毛艶は良好で体調面に問題はなさそうですし、ここまで成長に合わせて進めてきたこともあって、負荷の掛かったメニューをこなしつつも、馬体重を増やすことが出来ているのも良い傾向だと思いますよ。馬体重は464キロです」(6/15近況)
エバーフレッシュ
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター1本と放牧、週2回周回コースで軽めのキャンター2400mと放牧、残りの日は軽めの調整
担当者「あまり詰め込み過ぎて馬体を減らしてしまってもいけませんし、この中間から乗り運動を行った後は放牧を取り入れるようにしています。その甲斐あって坂路コースでコンスタントに乗り込みを行っていても、馬体重を大きく減らすことなく調整できています。それに、元々馬格はあるタイプでしたが、トレーニングをこなすに連れて馬体には幅が出て、付くべき所に筋肉が付いてきたことから、見た目にもメリハリが出て来ましたね。気性的には気持ちが入りやすい部分はあるものの、普段はそこまで手が掛かりませんし、心身ともに今の感じを維持しつつ、しっかりと鍛えていきたいと思います。馬体重は455キロです」(6/15近況)
リヴィア
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週2回坂路コースでハロン14~15秒のキャンター1本、週3回周回コースで軽めのキャンター2400m、残りの日は軽めの調整
担当者「この中間は坂路コースと周回コースを併用して乗り込み、引き続き調教後には毎日のように放牧を行っています。先日もお伝えしましたが、やはり放牧を取り入れたことがきっかけで、雰囲気が良くなってきたように思います。最近は体の使い方が上手になってきましたし、それに伴い動きに力強さが出てきましたよ。日によって終いはハロン14秒まで脚を伸ばすこともありますが、そのペースでも余裕の手応えで駆け上がっていますからね。今後も今の流れを崩さないよう馬の状態に合わせた調教メニューを組みつつ、体力強化を図っていきたいと思います。馬体重は434キロです」(6/15近況)
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モルレー以外のシルクの関西2歳牝馬の近況をまとめて。
アストロフィライトはまだマイペース調整を続けていますが、少しずつ成長してきているのは確か。内面が整ってくれば、脚捌きの硬さは幾らかでも軽減されてくるでしょうし。まずは怪我等で休むことなく、淡々とハロン15秒の調教をこなしてもらいたいです。
エバーフレッシュはなかなか馬体重が増えてこないことから、リヴィアのように乗り運動後に放牧を取り入れることを決定。成果が出てくるのはこれからですが、馬体重を大きく減らすことはなくなってきている様子。この調教パターンが嵌ってくれるのを願っています。
リヴィアは坂路と周回コースを併用しながらの調整。そして調教後は毎日のように放牧へ。馬自身の雰囲気が良くなり、体の使い方も良化と良いことが目白押し。今後もまずはこの雰囲気を崩さないよう、焦ることがないように。体質強化が進み、馬体のボリュームを更に増やすことができるように進化してもらいたいです。