シングルアップ(牡・寺島)父キンシャサノキセキ 母ラフアップ
寺島師「先週末に放牧に出し、今週半ばから帰厩に備えて乗り運動を開始してもらいましたが、11日の調教後に右前脚の裏筋が気になったようなので、12日に栗東トレセンへ移動させて診療所で詳しく検査してもらったところ、屈腱炎の診断がおりました。トレセンでレースに向けて進めていく中で、裏筋に負担が掛かってしまったのかもしれません。このようなことになってしまい誠に申し訳ございませんでした」(3/12近況)
上記のように右前浅屈腱炎の診断がおり、復帰までにかなりの時間を要する見込みであり、その過程で再発のリスクも高く、このような状況では、ご出資会員の皆様のご負担が増えるばかりとなってしまう可能性が高いことから、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。今後は乗馬となる予定ですが、競走馬保険等を含む詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。
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小倉戦を除外になり、次の目標を定める為にNFしがらきで調整を行っていたシングルアップですが、11日になって右前脚の裏筋に腫れが見つかり、詳しく検査を行う為に栗東トレセンへ。そして翌日に右前浅屈腱炎が下ってしまいました。復帰までかなりの時間を要すること+再発のリスクも高いことから、このまま引退することになりました。
これまで丈夫なイメージでしたが、540キロ台の馬体で障害戦を頑張ってきていたので、目に見えない疲れが蓄積していたんでしょうねえ、弱いところを見せていなかったので、まさかの展開にビックリですし、ガッカリしました。飛越はホント上手な馬だったので、馬具を工夫(いずれブリンカー着用)して真面目に走れるようになれば、これからまだ前進が見込めただけに…。
障害馬として頑張ってくれていたブライトクォーツとシングルアップが同タイミングでの引退へ。一気に寂しくなってしまいましたが、シングルアップは乗馬に転じるようなので、第二の馬生が少しでも良いモノになってくれるのを願っています。お疲れ様でした。