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帰厩後、順調に時計を出し始めていたも、23日の朝に左前脚の繋ぎに張りを確認。エコー検査を行ったところ、浅屈腱炎と診断され、現役引退となりました。★ヴァンタブラック

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ヴァンタブラック(牡・須貝)父ブラックタイド 母プチノワール

・在厩場所:栗東トレセン

須貝師「帰厩後も問題なく立ち上げることが出来ていましたので、22日にCWコースで追い切りました。長めからしっかり負荷を掛けるのは今回が初めてですから、前半は無理せず、最後の直線だけ軽く促していきましたが、全体が84.6秒で、ラスト1ハロン11.8秒とまずまずのタイムをマークしてくれました。この感じならすぐ態勢が整いそうですし、年明けから使っていこうと考えていました。ただ、今朝になって左前繋に張りが見られ、場所が場所なだけに、念のためエコー検査を行ったところ、浅屈腱炎の診断がおりました。7月の小倉で復帰した後は脚元に注意しながら進めてきましたが、このタイミングでこのようなことになってしまい、誠に申し訳ございませんでした」(12/23近況)

助 手 17栗坂稍 61.0- 43.8- 28.4- 14.2 馬なり余力
助 手 19栗坂稍 57.5- 42.3- 27.3- 13.7 馬なり余力
助 手 22CW良 84.6- 68.2- 52.5- 36.9- 11.8 馬なり余力 ハイパーストーム(二未勝)直強めの内1.1秒追走同入

上記のように左前繋浅屈腱炎の診断がおり、復帰までにかなりの時間を要する見込みであり、その過程で再発のリスクも高く、このような状況ではご出資会員の皆様のご負担が増えるばかりとなってしまう可能性が高いことから、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。近日中に競走馬登録抹消の手続きが取られ、今後は乗馬となる予定ですが、詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。

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帰厩するのに少し待たされることがあったヴァンタブラックでしたが、15日に帰厩後は、順調に追い切りを重ね、22日のCWコースでの追い切りでは併走馬に無理なく同入。コツコツ乗り込んできた効果を感じるものでしたが、23日の朝になって状況は一変。左前脚の繋ぎ部分に張りを認め、場所が場所だけにエコー検査を行ったところ、左前繋浅屈腱炎の診断が下ってしまいました。

最初の屈腱炎とは場所は違いますが、雰囲気的には今回の方が重症っぽいですし、1年以上の休養は免れません。そこで残念ながら現役引退という選択となってしまいました。うーん、残念。

ヴァンタブラックはシルクでの最初の抽優馬として出資。馬っぷりも良く、潜在能力の高い1頭だったのは間違いありませんが、走ることへの前向きさに欠けていたのが残念でした。ここさえ違っていれば…。今は余生が少しでも良いものになることを願うばかりです。お疲れ様でした。