ヴィッセン(牡・斉藤崇)父ディープインパクト 母ダンツクレバー
・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
・次走予定:2月27日の阪神・松籟S
・調教内容:トレッドミル、坂路コースでハロン15~17秒
調教主任「その後も順調に進められていたことから、この中間はより負荷を掛けたメニューに切り替え、現在は坂路でハロン15秒まで脚を伸ばしています。ペースアップにも問題なく対応していますし、この馬なりに良い手応えで駆け上がっていますよ。このまま問題なければ2月27日の阪神・松籟Sを目標にトレセンへ帰厩させる方向で斉藤崇師と打ち合わせていますので、移動に備えて更に動きを良くしていきたいと思います。馬体重は513キロです」(1/29近況)
・在厩場所:3日に栗東トレセンへ帰厩
・次走予定:2月27日の阪神・松籟S
斉藤崇師「放牧に出した後も問題なく進められていたようなので、3日の検疫でトレセンに戻しました。順調に仕上がるようなら、2月27日の阪神・松籟Sに向かいたいと考えているので、明日から乗り運動を開始し、週末から時計を出して行く予定です」(2/3近況)
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格上の万葉Sで7着に敗れたヴィッセン。その後、NFしがらきで再調整していましたが、10歳でも元気一杯に乗り込みを消化。そしてこの中間、次走について打ち合わせが行われ、27日の阪神・松籟Sへ向かうことが決定。3日の検疫で栗東・斉藤崇厩舎へ戻っています。
さすがに今後は緩やかに衰えていくことになるでしょうが、ブリンカーを少し深くした前走ではレースでの行きっぷりは幾分回復。自己条件ならまだやれそうな感触はあります。ただ、次走に予定している阪神・松籟Sは例年の2400mではなく、芝3200mでの1戦(ハンデ戦)。前走でも直線を向くまでは手応え十分だったのに、最後の直線で見事脚が上がっています。そこから更に200m延びる訳ですから、レースでの期待は…。まあ、長距離輸送が全くダメなので、距離を選んでいたら、番組がかなり限られてしまいます。言葉は悪いですが、"捨てレース"になることは否めません。