ヴィッセン(牡・斉藤崇)父ディープインパクト 母ダンツクレバー
・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容:周回コースでキャンター
厩舎長「こちらで状態を確認したところ、硬さもなく疲労はそこまで見られなかったので、先週末から乗り運動を開始しています。乗り出した後も特に問題ありませんし、今後は坂路にも入れていこうと思います。馬体重は508キロです」(12/4近況)
・在厩場所:9日に栗東トレセンへ帰厩
・次走予定:1月5日の中京・万葉S
斉藤崇師「放牧に出した後は、レースの疲労はすぐ取れたようですし、乗り出した後も問題なく進められていたようなので、9日の検疫でトレセンに戻しました。疲れがそこまで出なかったことを考えると、元気がないというよりも、ブリンカーに慣れてズブさが戻ってきているのかもしれません。次は深いブリンカーを着けてみることと、距離を延ばして楽に先行できる条件に出走させたいことを踏まえて検討した結果、1月5日の中京・万葉Sへ臨むことにしました。OP特別ですが、ハンデ戦で斤量が軽くなると思います。レースはし易くなるはずです。レースまでまだ少し時間があるので、普段から運動量を多めにとって、3000mの距離に対応できるよう鍛えていきたいと思います」(12/9近況)
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期待した前走の西宮Sでブービーに終わったヴィッセン。良いところなく敗れたので、立て直しに時間を要するのかなと心配していましたが、レースでは自分から止めるようなところもあったようで、NFしがらきへ到着後は回復が早く、乗り運動を始めていました。
そんな中、9日の更新でいきなり帰厩していることが判明。定量戦では分が悪いことを察して、斉藤崇師は格上挑戦することで軽量に恵まれることを期待したんでしょう。この判断はナイスだと思いますが、ズブさのある馬とはいえ、3000mはやはり長そう。好走パターン・早めの仕掛けで粘り込みを図る策は厳しいのでは? 前々走のように出たなりの位置で進め、道中は脚を溜めることに専念した方が良さそう。あとは頭数が出来るだけ揃わないことを願っています。