ヴィッセン
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:17日にCWコースで時計
・次走予定:2月27日の阪神・松籟S(団野J)
斉藤崇師「17日にCWコースで追い切りました。道中は古馬オープンのヒンドゥタイムズを追いかけながら、最後の直線で内側に併せて行きましたが、格上馬が相手でしたので手応えは見劣ってしまったものの、ラスト1ハロンは11.8秒と、ここ最近の中では良い脚で伸びてくれました。レースに騎乗することになった大成(団野大成騎手)に確認したところ、『年齢的なものなのか、それとも時期的なものなのか、少し硬さがあって最後の直線では手前を何度も変えていました。その中でもジリジリ伸びてくれましたし、最後までよく頑張っていたと思います』と話していました。以前ならペースが上がったところでもスッと自分から進んで行くような感じだったのが、ここ最近は促してやっと加速していくぐらいですから、やはり年齢的なものが目立ってきましたね。それでもレースではよく頑張って走っていますし、今の状態を維持しながら来週の競馬に備えていきたいと思います」(2/18近況)
団 野 17CW重 70.2- 54.4- 39.3- 11.8 一杯追伸る ヒンドゥタイムズ(古オープン)馬なりの内0.4秒追走同入
ベルエポック
・在厩場所:美浦トレセン
・次走予定:第2回中山開催
・調教内容:18日に坂路コースで時計
黒岩師「ここまで坂路中心にある程度本数を重ねてきましたが、脚元の状態が良い意味で変わり無かったので、先週末は南Wコースで追い切りを行っています。半マイルからの時計となっているものの、実際は5ハロンから動かしており、坂路に入れていた時と同様に前向きな気持ちで良い脚色でしたね。今週は18日に坂路コースで併せて追い切りを行いました。元々平地の2勝クラスに居たヴァンクールシルクを2馬身追いかける形から、最後は同入で終えています。変に掛かるようなところも無く、丁度良いくらいに気持ちが乗っていてスムーズな走りでしたね。今日の息遣いを聞くと、中身も順調に良化を見せていそうですので、来週の中山・ダ1800m戦へ向かいたいと思います。牝馬限定戦を含めると4鞍ありますので、メンバーや鞍上等を加味して決定いたします」(2/18近況)
助 手 18美坂良 52.4- 37.8- 24.5- 12.2 馬なり余力 ヴァンクールシルク(古馬2勝)強めを0.4秒追走同入
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ヴィッセンは時計こそ順調に出し続けていますが、時期的なものもあるのか身のこなし等は一息。ここまで数を使ってきている10歳馬なので、年齢的な衰えが目立つようになっても仕方ないですが…。1戦でも多くレースを積み重ねていって欲しいですが、今回の結果次第では進退問題に繋がってくる可能性は高いかも。長距離輸送でダメで番組の選択肢が少ないのも辛いところです。
ベルエポックは坂路で仕上げに掛かっていますが、攻め駆けするので楽に好時計をマーク。積んでいるエンジンはホント素晴らしいです。ただ、ビシビシやれない分、内面がどこまで整っているかはハッキリしづらいところ。また、馬体には余裕があると思うので、レースまでにどこまで絞れてくるかも1つポイントに。ダートは悪くないと思いますが、8割ぐらいの仕上がり・デキだと中山のタフなダートでは最後に応えてしまうかもしれません。