ヴィースバーデン(牝・角居)父ディープインパクト 母ワイルドココ
10月24日(土)京都6R・3歳上1勝クラス・牝馬限定・芝1800mに川須Jで出走。11頭立て9番人気で6枠7番から平均ペースの道中を7、7、8番手と進み、直線では中央を通って1秒2差の7着でした。馬場は稍重。タイム1分49秒8、上がり35秒9。馬体重は2キロ増加の436キロでした。
○小滝調教助手 「馬込みへ入れたかった模様ながら、馬場の悪い内側を避けて進める形。フォームが伸び切らぬように、意識して運んでくれたでしょう。ただ、幾らか集中力が散漫。そんな意味ではマイルぐらいに詰めて、チークピーシズ等を試しても・・・との談話でした。そのあたりも参考に、今後を検討する方針」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
【次走へのメモ】
中団のやや後ろ。ラブアンバサダーの直後で直線を迎えたが、力み気味の追走だった分か、いざ追われてピリッとしなかった。(B誌)
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、11月14日(土)東京・3歳上1勝クラス・混合・芝1600mに予定しています。
○酒井調教助手 「歩様や脚元等を一通りチェック。特別に問題ない感じだけに、厩舎で調整を続けましょう。自ブロック制ながら、最近はフルゲート割れ。番組とローテーションを照らし合わせると、中2週の東京を本線に据えるのが妥当かな・・・と思います」
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
休み明け2戦目を迎えるにあたり、まず最初に注目したのがヴィースバーデンの馬体重。前走で24キロ増量することが出来ましたが、ひと叩きして在厩調整。馬体減は避けられないかなと見ていましたが、良い意味でのビックリのプラス2キロでの出走。調整力の確かさはさすが角居厩舎です。
ただ、パドックの様子を見ると、レースへ向けての集中力は今一つ。少し周りを気にしながら周回していたように思います。
レースぶりに関しては、出たなりの位置で折り合いに専念する形。個人的に思い描いていた戦法でしたし、これで良かったと思いますが、道中で力み気味の追走になっていた分、追ってからピリッとした脚は使えず。理想は良馬場なので馬場の渋化もマイナスだったと思います。まあ、それでもパタッとは止まらず、ヴィースバーデンなりに最後まで脚を伸ばしていました。こういう形を続けていって欲しいです。
ワンターンの競馬は良かったと思いますが、現状のヴィースバーデンには1800mは長かった印象。川須Jはマイルに距離を縮め、馬場の工夫を進言してくれましたが、距離はもっと詰めても良さそう。個人的な見解ですが、後々は芝1200mが主戦場になってくるのかなと思います。力まずに追走できるようになれば脚も溜まってくる筈。速い流れのレースへ使っていくのがベターに思います。
レース後のヴィースバーデンですが、特に目立った疲れは見当たらず。引き続き在厩調整を続け、続戦の方針。予定では中2週のローテで今度は東京への遠征を検討中です。色々試してくれるのは有難いですが、ヴィースバーデンにとって長距離輸送はマイナスばかりでしょう。折角、馬体重を430キロ台まで押し上げることが出来たのに、それが無にならないことを願うばかりです。